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前哨戦ゆえにローテ重視ならあの馬~京浜盃(2020)予想見解~

※予想ブログではないので予想は載せていません、見解を載せていますので皆さまの予想の参考にしてください※

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
第43京浜盃(SⅡ)の見解をしていきます。

今回重視したのが「ローテ」。
もちろん実績やレース内容は重要ですが、羽田盃の前哨戦に当たるのが京浜盃ですので、休み明けの馬も多くノーザンFのような巨大牧場出身馬が少ないので、各陣営難しい調整となっているはずです。
休み明けでいきなり走るのはノーザンFの調教施設を使える馬かポテンシャルがスーパーな馬です。
GⅠで逃げて上がり最速、しかもレコード勝ちをしたレシステンシアも前哨戦のチューリップ賞は3着に敗れているわけですからね。

本番はここではない。
本番はあくまで羽田盃です。
有力馬は次につながるレースをすると思われるので、そこに付け入る隙はあります。
その隙がまさにローテなわけです。
使い詰めて状態が上がっている、かつ能力的にも大きな差のない馬がここでは台頭してくれるはずです。

京浜盃見解

◎ストーミーデイ(18.3)

雲取賞から約1か月ぶりのレース。
休み明けではないことがポイントです。
そこでは勝ち馬に1.4秒離された3着ですが、今回は1着馬は出走しません。
今回も出走する2着ファルコンウィングとは0.8秒差です。
ただ、この時ストーミーデイは3か月の休み明けで斤量も57kgでした。
一方ファルコンウィングは連戦からの参戦、斤量も56kgと1kg軽い状態で臨めました。
地歩競馬においては休み明けかどうかは重賞で、生涯で中央馬に比べて数多くのレースに出走するので休み明けから仕上げてくるということは珍しいのだと思います。

ストーミーデイは今回が叩き2戦目。
前回からの上積みが確実に見込めます。
大井所属馬なのでキャリア全戦で大井、しかも(2-2-1-0)と複勝率100%です。
鞍上も大井のホープ笹川騎手。
人馬ともに大井との相性が◎。

有力馬に休み明けが多いので、ここはチャンスです。 

〇ファルコンウィング(3.3)

先述したように連戦しているので、前走からの上積みは期待しづらい
前走2着の実績により大井外回りの適性、距離適性を証明しているので、ここでも計算しやすい。
逃げ馬だが、出走メンバーで他の逃げ馬はファルコンピークくらいで、この馬は前走で最初の2F25.1、ファルコンウィングは前走2F24.7。
ウィングの方が枠も内なので逃げられるでしょう。
逃げた方が結果が出ているので、この馬の場合は逃げた方が良い。

状態は平行線ですが、それでも実績があるので上位には食い込めるはずです。 

▲ティーズダンク(5.0)

全日本2歳優駿組なので3か月の休み明けです。
交流JpnⅠで3着ですから、ヴァケーションと並んで実績は抜きに出ていますが、休み明けの対応という点ではこちらかなと思います。
もともと門別出身の馬で、2走前の新風特別から南関に移籍しています。
その移籍初戦の新風特別を制しているので、環境の変化に強いと思われます。
新馬戦からずっと使われ続けていて、今回が初めての休み明けからのレース。
ちなみに新馬戦は門別で2着なので、休み明けの不安はぬぐえません。

ただ能力はJpnⅠ3着ですので断然です。
レース内容はヴァケーション以上です。
大外12番枠からのスタートで、ゲート後は追っても反応せず道中の位置取りは10番手からの追走。
仕掛けどころの3角あたりからまくり気味に進出すると、4角では大外分回しながら最後は強烈な末脚で勝ち馬に0.1秒差の3着に好走します。
上がり38.7はメンバー中最速で、2位が3~4角でインを走っていたヴァケーションで39.2なのでその差は歴然。
ペースが速くなり末脚勝負になればチャンス。 

△その他ざっくりと

ヴァケーション(3.2)
地方馬による全日本2歳優駿勝ち馬。
偉業を成し遂げた馬ですが、不安要素は唯一の敗戦が大井コースでしかも休み明け。
距離は違えど、今回も大井コース+休み明けと条件が一緒です。
この馬こそ本番は次でしょうから、そこまで無理はしないはず。
レシステンシアパターンかなと思います。

ファンシーアップ(33.7)
この馬も休み明けなのですが、持ちタイムが良いですね。
前走は重賞でも何でもないレースだったのですが、大井1800mで勝利。
勝ちタイムの1:56.4は同じ舞台の雲取賞2着のファルコンウイング(1:56.7)よりも速いです。
この馬の場合は賞金的にここで結果を出さないと羽田盃に出れない可能性もあるので、休み明けながらしっかりと仕上げてくると思われます。
タイム的には足りているので、一発に期待。

コバルトウィング(10.4)
中央からの移籍馬で、今回が移籍初戦。
それがまさに不安要素なわけですが、中央時代のレースを見る限りは圧勝も考えられます。
未勝利戦は2着に0.9秒差をつける圧勝でしたし、1勝クラスでも2戦連続で掲示板は確保しています。
タイム差も0.5秒以内なので、中央にいてもそれなりに結果を残せたのではと思わせます。
スタートが悪いので後方からの競馬となりますが、まくり差しができるのでスタートをカバーできる能力はあります。
キャリアも浅く直接対決も地方でのレース経験もないので比較が非常に難しいですが、脚質的に軸にはしづらいですね。
地方競馬はテンが速いですから、道中の追走がポイントとなりそうです。

予想

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以上、京急電鉄賞第43回京浜盃(SⅡ)最終見解でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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