【傾向・血統】先週の結果からスプリンターズSを分析する
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第53回スプリンターズステークス(GⅠ)で好走する傾向・血統について分析しました。
枠順や天候によって馬場が変わることもあるので、ここではざっくりとした傾向をお伝えします。
コースや馬場を分析しその舞台にあった適性・血統を探っていきます。
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スプリンターズS適性分析
中山1200m戦で行われる舞台、先週に引き続きCコース4日目の開催となります。
外回りコースでおにぎり型のてっぺん部からのスタート。
スタートから残り200mまでで約4mの下り坂なのでハイペースになりやすい。
残り200mからは急な上り坂があり、パワーを要します。
ハイペース→急な上り坂なので、タイムは速くなりやすくかつパワーも必要なコース形態。
例年スプリンターズSでは差しが決まりやすい傾向。
逃げ・先行有利
先週の中山1200戦(セプテンバーS)は1Rのみなので、同じ中山外回りコースの中山1600mの2Rを合わせた3Rで分析しました。
3Rで逃げ馬の戦績は(1-1-0-1)、道中2番手は(1-2-0-0)でした。
逆に道中10番手以降の後方からの競馬で馬券に絡んだのは2勝クラス(1600m)3着だったサトノラディウスの道中13番手のみ。
基本的には内ラチを走った逃げ・先行馬が好走していて、馬場状態が引き続き良好だということを示唆しています。
展開から見ても、1200m戦と2勝クラス(1600m)は前傾ラップ、1勝クラス(1600m)は後傾ラップでしたので、後方からの馬が差してきてもおかしくはないはず。
それでも前目の馬で決まっているということは、それだけ前が止まらない馬場状態なのだといえます。
オールカマー(中山2200m、外回り)でも逃げ馬のスティッフェリオが勝利していました。
Cコースに替わって1週目ということもあり内ラチ沿いが好走していた、と考えると、2週目で4日目の開催となるスプリンターズSは幾分差しも決まるかとは思いますが、先行有利な馬場状態でしょう。
血統傾向
・サンデー持ちなら母系に
先週の1200m戦の3着以内馬はいずれも母系にサンデーサイレンスを持っていました。
逆に父系には持っていません。
スプリンターズS直近3年の3着以内馬でみても、9頭中3頭が母系にサンデーサイレンスを持っている馬がいます。
・父系ならフォーティナイナー系
先週のセプテンバーS2着馬はフォーティナイナー系のスウェプトオーヴァーボード産駒が2着、直近3年の1-3着馬でも5頭がフォーティナイナー系の父を持つ馬が好走しています。
特にアドマイヤムーン産駒、スウェプトオーヴァーボード産駒は相性が高いです。
・ロベルト系も忘れずに
グラスワンダーやゴールドアクターなど、ロベルト系といったら中山外回りですが、今の中山馬場にも例にもれず相性が良いです。
先週の3Rの3着以内馬9頭の内、3頭にロベルトの血が入っていました。
もともと中山で走るロベルト系なだけに、スプリンターズSでも期待のできる血です。
・雨が降ったらニジンスキー
昨年のスプリンターズSは稍重馬場での開催。
だからか、1-3着馬にはいずれもニジンスキーの血が内包されていました。
ニジンスキーといえばパワーを伝える種牡馬ですので、雨が降ってよりパワーを必要とするような馬場になったらニジンスキー持ちの台頭があるかもしれません。
今年の出走馬では・・・
セイウンコウセイ
ダノンスマッシュ
ファンタジスト
マルターズアポジー
雨が降ったら・・・
グランアレグリア
ラブカンプー
ここら辺が傾向・血統面でマッチした馬です。
週末にはこのブログをもとにした予想をブログにしますのでお楽しみに!
以上、第53回スプリンターズステークス(GⅠ)の傾向・血統分析でした。
ご覧いただきありがとうございました。
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