シェーングランツ

【予想】アルテミスS(2019)~対抗しうる馬は~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第8回アルテミスステークス(GⅢ)の予想です。
予想のポイントは以下。
馬場(Bコース):今週からBコースなので内馬場が先週に比べてキレイになる=内やや有利
東京1600m:まぎれのないコース、先週は先行勢が優位だったが
重視:瞬発力、パワー
血統:サドラーズウェルズ、ダンスインザダーク持ち
【参考】【血統】アルテミスSに合う父母の配合を分析する - club keiba
ここらへんを踏まえて予想していきます。

アルテミスS予想

◎リアアメリア

新馬戦は一説によると競馬を教えるためにわざと出遅れたとか。
出遅れて道中折り合いを欠きながら進むも直線に向くと馬なりのまま全頭抜き去り上がり最速の34.4の脚を使って勝利しています。
2着とのタイム差は1.3秒とまさに大差勝ちです。
追っていないのにこのパフォーマンスですから、戦前の期待以上の内容といえるでしょう。
道中で折り合いを欠いているように、精神面に課題のある馬ですので長距離輸送は一つの懸念としてありますが、それでも力で押し切れるほどの力を感じます。
大外枠で前に壁を作りづらい枠になりましたが、それもポテンシャルだけでなんとかなりそう。

川田騎手×中内田厩舎はダノンプレミアムやダノンファンタジーなど活躍馬多数。
信頼度の高いタッグです。

血統的には昨年の勝ち馬シェーングランツと同じディープインパクト産駒。
直線の長いマイル戦なのでディープ産駒の庭と思いきや、産駒の勝利は昨年の1勝のみです。
母は米国の2歳女王でBCジュベナイルフィリーズ(ダ1700m)の勝ち馬。
先週までの傾向で見ると、母親は自身が短距離馬で血統的にはスタミナ血統というのが好走傾向。
リアアメリアの母の場合は逆で自身が中距離馬で血統的にはファピアノ系なので短距離系。
血統が最大の懸念点かもしれません。

〇サンクチュエール

新馬戦は新潟のマイル戦で、道中2番手で折り合い、上がり最速の33.6の脚を使って快勝しています。
2着とのタイム差は0.2秒ですが、着差以上に余裕を感じました。
リアアメリアが折り合いに不安があるのと反対に、この馬は非常に優等生的な走りを見せており横綱相撲ができます。
スタートが上手で折り合いに不安もありませんので脚質の自在性が求められます。
瞬発力勝負になればリアアメリアには勝てそうにはないので、ある程度ペースが流れたところを好位でとりついての好位差しが理想的。

馬場が渋るのも歓迎。
血統を見ると父はリアアメリアと同じディープ産駒だが、母ヒルダズパッション米国のGⅠバレリーナS(1400m)を勝っています。
全兄のジークカイザーは先週の甲斐路S(東京1800m)で2着と好走、馬場適性への裏付けがあります。
母が短距離馬、その父もゴーンウエスト系の短距離馬ですが、母母父がサドラーズウェルズ系なのでスタミナ・パワー種牡馬の血を持っています。
今の東京マイル戦はサドラーズウェルズの血と非常に相性が良いので、これは大きな強調材料。
パワー勝負の馬場になれば逆転も考えられます。

買い方
◎リアアメリア
〇サンクチュエール

【馬単】
◎↔〇
計2点
※点数を絞って厚く張るのが良いかと思います。

予想を終えて・・・

リアアメリア1強ですが、対抗しうる馬を出すとすればサンクチュエールかなといった感じです。
自滅しない限りはリアは負けないでしょう。
サンクチュエールは血統面ではリアを凌駕していて、今の東京馬場に非常に高い適性を示しています。
そこが付け入ることができるポイントかなと思います。
馬場が渋り、前目前目で好位から押し切る競馬ができればもしかしたら・・・という期待ができます。
なので逃げ馬ビッククインバイオのペースの助けも必要ですね。
ある程度流れてくれるのが理想です。

以上、第8回アルテミスステークス(GⅢ)最終予想でした。
ご覧頂きありがとうございました。

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