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【サラブレッド大賞典2020】金沢2000mは本来先行有利だが・・・

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こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は12頭立ての5頭見解です。
それでは、北陸四県畜産協会賞 第55回サラブレッド大賞典(金沢重賞)の出走馬見解をしていきます。 

サラブレッド大賞典出走馬分析

金沢2000mは向正面の途中からのスタート。
3角までは約270mほどなので、あまり前半でペースは上がりにくい。
コーナーは6つ周り、最後の直線は236mと短め。
コース的には内枠先行馬有利。

ただ、今年の石川ダービー(2000m)、MRO金賞(1900m)といった3歳限定重賞では、いずれも差し・追込馬が勝っている。
1900m,2000mという距離を走ったことのある馬が少なく、それよりも短いレースを走ってきた馬ばかりなので、これらの距離にしてはペースが上がってしまう。
ゆえに先行馬は崩れてしまい、結果的に差し・追込が決まる。
コース設計的には先行有利だが、展開面で差し・追込優勢となっているのが今年の3歳中距離重賞戦線。

今回に限って言えば、純粋な逃げ馬は少ないので先行争いは比較的緩みそう。
なので、先行~中段差し馬が優勢とみる。

6ネクサスエッジ(好位)

距離適性に疑問があり、距離延長は好ましくない。
門別時代は7戦して最長が1200m、南関時代は900m戦にも走っている。
これまでの最長が金沢1700mで3着には入っているものの、レース内容からすると重賞で3着にも入っているように1500m以下だろう。
好位という位置取りも、距離不安の馬だと心もとない。
抑え程度の評価。

7モリンガ(差し)

中央からの移籍組で、中央時代は2着1回を始め掲示板に4回載っている。
そのうち3回が芝のレースなので、どちらかというと芝馬であろうが、金沢移籍後は2戦2勝とまだ土がついていない。
前走(1500m)も良馬場で勝利しているので、砂の深い金沢競馬にも対応できているといってよいだろう。
ただ、今回は500mの距離延長。
ダートよりも芝適性のある馬だとすると、2000mのダート戦、しかも砂の深い金沢競馬は適性としてはアンマッチに感じる。

9コードジェニック(好位)

早々と同世代ではなく古馬との戦いになっている=賞金が一定額を超えた証拠=実績を積んでいる証拠である。
元中央馬で、中央時代に新馬戦で勝利、1勝クラスでも5着と掲示板に入った実績を持つ。
その上で金沢に移籍してきた+石川ダービー4着により、次走以降古馬との戦いになった。
対古馬では2勝2着2回と安定感のある走りを見せており、今回のメンバーではカガノホマレと並んで実績が抜けている。
MRO金賞ではホマレに先着できているが、この時はペースの恩恵があった。
石川ダービーでは本馬が4着でホマレが3着。
1,2着馬が道中後方から2,3番手だった中で、ホマレは2番手で3着であり、本馬は後方7番手で4着。
直接対決では1勝1敗だが、中身をみるとカガノホマレの方が上手。
堅実に走るがもうワンパンチ足りない印象。

10カガノホマレ(先行)

前走は準重賞の石川門カップ(1700m)を勝利。
これまで逃げor好位からの競馬でしか結果を残していなかった馬が、道中5番手の差し競馬で勝利できたことは戦略の幅が広がるという意味で大きい。
上がり3Fも最速をマークしている。
これで逃げ~差までできる自在性を身に着けたことになる。

同舞台の石川ダービーで2番手から3着に食い込んでいるように、距離延長も問題なし。
近走で崩れたMRO金賞(8着)は、結果を見てみると敗れたのは他地区の有力馬4頭に、石川ダービーワンツーの2頭、ハイペースの恩恵で後方2番手にいたコードジェニックというメンバー。
コードジェニック以外は単純な能力差で、今回そのクラスの馬は出走してこない。
近走の結果から、軸にするならこの馬だろう。

12アウティスタ(差し)

中央→名古屋からの移籍で、前走は移籍初戦で2着に2.3秒差をつける大楽勝。
金沢の馬場が相当あっているのだろう。
戦績的にも、中央時代は未勝利で掲示板にも載れていない。
名古屋でも1勝のみと、重賞に参戦するには物足りない実績。
それでも前走のパフォーマンスは圧巻だっただけに、魅惑の1頭である。
金沢競馬場は中央よりもはるかに砂が深く、名古屋よりも深い。
地方競馬の中でも深い方の部類に入るので、中央や名古屋(比較的軽い)の馬場が合っていなかったのだろう。
前走(1500m)は勝ちタイムも1:36.5と優秀。
参考までに、カガノホマレの3走前(1500m)が1:36.3である。
道中5番手からの差し切りなので、距離が延びても大丈夫。
金沢2000mはタフなレースになるので、差しも届く。
一気に化ける可能性もある。

予想(9/5時点)

※最終予想は当日にTwitterにて告知します
◎10カガノホマレ
〇9コードジェニック
△12アウティスタ
△7モリンガ
△6ネクサスエッジ

【3連複】
10-9-12,7,6(3点)

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以上、北陸四県畜産協会賞 第55回サラブレッド大賞典(金沢重賞)出走馬見解でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは次の記事まで、ぐっど・ばい✋
(明日は大井競馬のアフター5スター賞の見解予定です)

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