トリオンフ

とにかく外枠から~第54回小倉大賞典(2020)穴馬探し~

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第54回小倉大賞典(GⅢ)の穴馬探しをしていきます。
現在の人気想定は以下の通り。(2/20時点)
1人気:ヴェロックス(1.6)
2人気:ジナンボー(4.8)
3人気:カデナ(6.7)

ヴェロックスが抜けている。4人気以下はタニノフランケルが12.4倍と単勝想定10倍以上。
人気馬は直前に分析するとして、今の内に穴馬を探しておこう、そうすれば直前に人気馬の分析に時間を充てられると思い週初めに人気薄馬の分析をすることにしました。
それでは行ってみましょう!

現在の小倉競馬場

今年は京都競馬場の改修工事の兼ね合いで関西圏は変則開催となっている。
小倉競馬場も昨年は8日間開催で小倉大賞典は4日目に行われているが、今年は12日開催の最終日に行われる。
それだけ馬場が使われているということです。
先週のレースは重馬場開催だったこともあり、インを開けてとにかく外を回した馬が好走していた。
今週は良馬場で開催されると思われるが、先週の影響で馬場は荒れていて、馬場の内側はかなり走りづらいだろう。
よって先週同様外を回した馬で、追い込み馬が走る。
今回は多めの5頭を紹介するが、この中から外枠を引いた馬を穴馬とする。 

アウトライアーズ(72.3)

1600万下を今回と同じ舞台の小倉1800mで制している。
昨年の小倉記念も勝ち馬に0.4秒差の6着と、小倉適性がある馬。
前走アンドロメダSは直線で伸びないインを走って13着、前々走小倉日経OPは前が詰まって上手く追えていない。
ここ2戦の敗因が馬の能力だけというわけではないので見直せると思っている。
とにかく追い込みが決まる今の小倉馬場は、最後方から競馬をするこの馬にとっては絶好の舞台。
今回3か月ぶりの休み明けだが、NF生産馬なので割引はなし。
斤量54kgと軽く、鞍上も手の合っている穴ジョッキー丸田君なので穴としては非常に魅力的。  

ナイトオブナイツ(104.9)

前走ディセンバーS(L)は前の行った行ったの競馬で追い込み馬のこの馬にはノーチャンス。
それでも上がり最速の脚は使っており、能力自体は示している。
前々走アンドロメダS(L)でも勝ち馬に0.5秒差と食らいついている。
前走は57kgでの出走だったが今回は1kgマイナスの56kg。
函館の巴賞(1800m)で一昨年勝利、昨年2着と小回りのタフな馬場に強いことを示しており、今回の舞台はコース・馬場ともにマッチしている。
アウトライアーズと似たタイプだが、外枠を引けた方を取りたい。  

レイホーロマンス(21.5)

前走愛知杯は小倉2000mの重馬場で行われており、そこで3着と好走。
レース内容も4角で外をまわし、直線では一旦先頭に立つ見せ場たっぷりの内容。
最後は末脚鋭いデンコウアンジュとアルメリアブルームに差されてしまったが、それでも勝ち馬との着差は僅か0.1秒。
タフな馬場、外差しという点で今の小倉の馬場傾向とマッチしている。
2走前の万葉Sでは最後方からまくり差しで4着に健闘しているように、タフなレースで後方からの追い込みが持ち味の馬。
今回は斤量が最軽量の51kgというのも有利に働くだろうし、舞台は整っている。 

エメラルファイト(14.0)

近走はマイル路線で不振だが、もともとは中山のスプリングSの勝ち馬。
札幌2歳Sでも勝ち馬に0.3秒差の4着に入っている。
1800mという距離、小回りでタフな馬場は大歓迎。
スプリングSでは中段あたりから4角で外に出し、パワーで推進力を出していたのをみるに、瞬発力勝負には弱くパワー勝負に強い。
前走京都金杯(6着)の垂れ方は気になるが、追い込み馬ではないものの外からの差し込みを決められる馬で、久々の1800mは期待できる。

テリトーリアル(14.6)

前走中山金杯は展開と馬場に助けられながらも3着に好走。
今回のメンバーで馬券圏内なら十分な実績。
3走前にははリステッド競走のカシオペアSで勝利もしている。
この時は重賞級の馬相手に外々を回してパワーでねじ伏せている。
上がりのかかるレースに強く、全5勝のうち4勝で上がりは35秒以上。
小倉は初めてだが小回りコースで3勝、1800m戦でも3勝と適性はありそう。


以上、第54回小倉大賞典(GⅢ)の穴馬探しでした。
ご覧いただきありがとうございました。

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