【名古屋記念2021】ニュータウンガールProfiling~名古屋準三冠馬の個性と適性~
初めましての方も、初めましてじゃない方も!
こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回はニュータウンガールの特集です!
名古屋1400mで行われる名古屋市長杯 第24回名古屋記念(SPⅠ)。
確たる中心馬不在の今回。
ここで勝った馬が2021年の名古屋古馬戦線の主役となります。
また、4歳馬と7歳オーバーの古馬という構図も、新旧どちらが勝つかみものでもあります。
4歳勢の一頭であるニュータウンガールは昨年の準3冠馬。
前走笠松グランプリでは強豪古馬との初対戦で4着と結果を出しています。
今回は東海準三冠馬ニュータウンガールのプロファイリングをしていきます!!
ニュータウンガールProfiling
ここからは近走の内容から、本馬の個性について探っていきます。
笠松グランプリ(SPⅠ)2020/12/3
笠松1400m=4着
前半3F35.7-後半3F37.8=1:26.0(本馬1:26.2)
良馬場時のOP戦連対平均:1:26.3
トラックバイアス:-0.5
勝ちタイムの1:26.0は水準以上だが、トラックバイアス調整を入れると1:26.5で連対平均以下となる。
タイム的には水準以下。
ただ、メンバー的には名古屋・笠松以外にも川崎・門別・園田とレベルの高い地区からの参戦も多くメンバー的にはレベルが高かった。
位置取り的には前目有利。
勝ち馬は逃げ、2着馬は道中4番手、3着馬は3番手と前目で決まっている。
ラップは前傾だが、1400mという短距離戦ゆえに先行有利だった。
本馬はスタートで鞍上からの少しの促しだけで先行。
テンのスピードは短距離戦に対応できている。
道中は2番手の好位から。
1~2角までで若干口向き悪く折り合いを欠く場面があったが気になるほどではない。
3~4角の仕掛けどころでは抜群の手ごたえで先頭に立つものの、直線での追い比べに屈して4着となった。
直線での追い比べに屈した形だが、終始外々(馬3頭分)を回されていたのでコース取りの差もあった。
勝ち馬とは0.2秒差だったので、内ラチ沿いを走れていれば上位に食い込めた可能性はある。
楠賞(重賞Ⅰ)2020/11/4
園田1400m=4着
前半4F49.4-後半3F38.4=1:27.8(本馬1:28.6)
トラックバイアス:-1.0
勝ちタイムの1:27.8は古馬のJpnⅢレベルのハイレベルのタイム。
非常に時計の速い馬場状態でもあったので、バイアス調整を入れると1:28.8となるが、それでも園田重賞の連対平均1:29.2よりも速い。
いずれにしてもタイム的には超ハイレベル。
メンバー的にも園田・浦和・川崎とレベルの高いメンバーが集結していた。
位置取り的には差し有利
勝ち馬は道中4番手、2着馬は5番手、3着馬は7番手と、中段からの差し勢が台頭していた。
本馬は大外12番枠から、押し出されながらのスタート。
道中は3番手の好位に位置し、向正面で逃げ馬を捉えに行く。
仕掛けどころの3角で2番手にまで押し上げるも、直線で脚が上がってしまい4着でフィニッシュ。
向正面で逃げ馬との差を詰めるために脚を使っていたので、直線では力尽きてしまった。
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総評と名古屋記念の予想見解
実績的には中距離馬だが、レースぶりを見ても中距離馬の印象を受けた。
短距離戦でも先行力がありそれなりに走れてはいるが、スピードが合っていない。
道中は5割のスピードで走るのが理想だとすれば、本馬の短距離戦では7割くらいのスピードを出さないといけないイメージ。
そのしわ寄せが最後の直線での末脚にいき、中距離馬のスタミナがありながら直線で垂れてしまう。
よって、中距離戦の緩急のある展開の方が適性は高い。
走法はストライド走法。
飛びが大きいのでインで包まれる展開は好まない。
外を回してのびのびと走らせた方が良いのだろう。
実際に近走ではほぼ毎回3~4角で外を回している。
ストライド走法の馬は広いコースで軽い馬場を好む傾向にある。
名古屋競馬場はコーナーは緩いが、馬場は笠松に比べると重く、地方競馬の中では中間くらいの重さを誇る。
今回の名古屋記念で考えると、ハイペースになると先述の通り苦しくなるだろう。
スローの緩急のある展開で脚が溜められないと、しまいの脚が使えなくなる。
ただ、今回は名古屋・笠松所属馬しかいないので相手関係がこれまでより落ちる。
よって相対的に馬券に絡む可能性は上がるが、適性的にはやはり距離が短い。
馬場的にも、前日のタイムの出方では平均よりも少し時計のかかる馬場で、それも本馬には向かない。
本馬は笠松のような軽い馬場の方が適性が高い。
したがって、軸馬で買うのは危険で、馬券的にはヒモで入れる程度が良いと思う。
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以上、東海準三冠馬ニュータウンガールProfilingでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次の記事でまたお会いましょう✋
では!!
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