カンタービレ

【傾向・血統】ローズステークスをざっくり分析する

こんにちは、ぺち(@Pettit0116)です。
今回は第37回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)で好走する傾向・血統について分析しました。
枠順や天候によって馬場が変わることもあるので、ここではざっくりとした傾向をお伝えします。
コースや馬場を分析しその舞台にあった適性・血統を探っていきます。

ローズS適性分析

第4回阪神開催の開幕2週目に行われるレース。
馬場はまだ良好で、1800m戦は2角のポケットからのスタートなので600m以上の直線が続きます。
そこから外回りコースのゆったりとしたコーナーを回り、直線は473mと長いです。
コース自体もほとんど平坦ですが、ゴールまで残り600~200mまでは2mの下り坂、残り200mから2m上る急坂があります。
コーナー2つで直線の長いオーソドックスなコースです。


前走上がり最速で勝利している馬

直近3年の1-3着馬を見てみると、一つの傾向がこれです。
2016年の勝ち馬シンハライト、2017年勝ち馬のラビットラン、2018年2着馬サラキアが該当します。
いずれも前走で勝利していて、かつそこで上がり最速をマークしています。
1800m戦で3歳牝馬には長めの距離で直線の長いコースなので、単純に後方からの差し・追込が届きやすい舞台といえます。
また秋華賞の前哨戦で春のクラシック組からすると秋の始動戦になるので、展開がスローになりやすく瞬発力勝負になりやすいという、展開面の恩恵もあります。

逃げ馬も台頭

上がりの脚が使える馬が活躍する舞台でもありながら、同時に逃げ馬も活躍できます。
2016年のクロコスミアはこれまで脚質が固まっていませんでしたがローズSで逃げて2着に好走。
2017年のカワキタエンカは逃げ馬として2勝しており、ローズSでも逃げて2着に入っています。
2018年のラチュロスはこれまで逃げて、ローズSでは先行策で3着に好走しています。
ここから言えるのが、逃げ脚質の馬も馬券には絡めるということです。
開幕2週目で馬場がきれいに生えそろっているので基本的には逃げ・先行が有利な馬場状態です。
先ほども述べたように展開もスローになりやすいのでマイペースで逃げれて自分の競馬をしやすいのだと思われます。

血統分析

ローズSはディープインパクト産駒が圧倒的です。
2018年は1-3着で独占、毎年1頭は馬券に絡んでいます。
ディープ産駒は牝馬の方が優秀なイメージがあります。
その他ではハーツクライ産駒をはじめとするサンデーサイレンス系。
直近3年の1-3着馬の内、7頭がサンデーサイレンス系の種牡馬です。
母系ではサドラー・ニジンスキー系の欧州スタミナ血統。
もしくは米国型の中距離血統がちらほら散見されます。

今年の出走馬では・・・

ウィクトーリア
シゲルピンクダイヤ
ビックピクチャー
メイショウショウブ

ここら辺が傾向・血統面でマッチした馬です。
週末にはこのブログをもとにした予想をブログにしますのでお楽しみに!

こちらも併せてぜひ!
【傾向・血統】セントライト記念をざっくり分析する - club keiba

以上、第37回関西テレビ放送賞ローズステークス(GⅡ)の傾向・血統分析でした。こちらも併せてぜひ!
ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?