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【オメガパフュームProfiling①】東京大賞典3連覇の特徴・適性・弱点とは(@川崎記念)

オメガパフュームProfiling

近走の内容から、本馬の個性について探っていきます。 

東京大賞典(JpnⅠ)2020/12/29

大井2000m=2着
前半3F37.8-後半3F36.7=2:06.9(本馬2:06.9)
良馬場時のJpnⅠ連対平均:2:03.8
トラックバイアス:+0.3

勝ちタイムは直近10年で最も遅いタイム。
2:06秒台は過去10年で2度しかない。
それでも上がり3F36.7は直近3番目の速さ。
つまり、スローの瞬発力勝負だったということである。

本馬は道中7番手、中団やや前で追走。
4角では4番手にまで押し上げて、ゴール前で差し切った。
展開が合わなかったが、地力で勝利をもぎ取った。
なので2着以下とは着差以上に力差を感じた。
本来なら差し切れない展開。

JBCクラシック(JpnⅠ)2019/11/4

浦和2000m=2着
3F36.9-3F37.2=2:06.1(2着馬2:06.1)
良馬場時のJpnⅠ連対平均:--
(参考)JpnⅡ浦和記念連対平均:2:07.2
トラックバイアス:-0.7

時計の速い馬場だったので、タイムはJpnⅡ浦和記念と比較し、JpnⅠということを 考慮すると平均的に思う。
前後半3Fでほとんどタイム差がないので、これはスローペース。
上がり勝負、向正面からのロングスパートによる上がり勝負だった。

本馬はスタートで後手を踏み、道中は後方3番手。
2周目の向正面からロングスパートをかけると、3角では5番手、4角では2番手にまで押し上げている。
最後はチュウワウィザードとの追い比べでハナ差届かずの2着だった。
飛びの大きな差し馬なので、浦和の軽い馬場は合っていたが小回りコースはやりづらそうだった。
コーナー加速も悪くはなかったが、まくれるほどの勢いっはなかったので、やはり直線は長いほうが良い。
また直線では最後の2完歩までは左手前で走っていたので、やはり直線で左手前で走れる右回りが得意なのだと感じた。
大井で圧倒的な実績があるように、右回りで直線が長く軽い馬場が本馬は得意。

総評と川崎記念予想見解

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