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交流戦開幕〜旧友からの手痛い一撃〜

こんばんは。プロ野球は今日から2年ぶりの交流戦が開幕し各地で熱い戦いが繰り広げられました。2005年の開催以来セリーグが勝ち越しているのは2009年の1度のみとパリーグが毎年勝ち越していました。ところが、今日の交流戦開幕戦はセリーグのチームがセリーグの3勝2敗のスタートとなり、パリーグの首位ソフトバンクと2位楽天も敗れるという波乱の幕開けとなりました。

旧友(元チームメイト)からの手痛い一発

巨人対楽天の試合は、巨人が9-4で楽天に勝利しました。この試合で試合を決める1打を放ったのが昨年シーズン途中まで楽天に所属していたウィーラーでした。2点ビハインドの4回裏、楽天先発岸のアウトコースのスライダーを捉えレフトスタンドへ逆転のスリーランホームランを放ちました。昨シーズン途中トレードで巨人へ移籍した助っ人が今年は巨人で絶好調の活躍を見せているので、楽天ファンからすると凄く複雑な心境です。

まさかの大敗

オリックス対横浜DeNAの試合は、セリーグで借金17と下位に低迷する横浜が5本のホームランを含む9得点を奪い大勝しました。オリックスは交流戦前から続く連敗の悪い流れを断ち切れず痛い敗戦となりました。ただ、吉田正尚に2試合連続ホームランが出たり、中継ぎ投手のK-鈴木が好投するなど、明日以降の試合でチームが復調する兆しが見えました。明日の試合では、今年何度もチームの連敗を止めている宮城大弥投手にマウンドを託します。

セリーグNo.1投手の意地

ソフトバンクvs中日の試合は中日がパリーグ首位のソフトバンク相手に2-0で勝利をしました。ソフトバンクの強力打線をセリーグNo.1防御率の柳裕也投手が7回121球0失点の力投で抑えチームに勝利をもたらしました。今後の柳、大野と右と左の両エースの活躍次第では、チームのAクラス入りも期待できそうです。

交流戦の戦い方

交流戦を戦うえで難しいのが、DH制の有無による打線の組み方だと思います。セ・リーグのホーム球場で試合をする場合はDH制(投手の代わりに別の打者が打席に立つ制度)が使えないため投手が打席に立たないといけません。試合序盤のツーアウトでピンチの場面では、打者との対戦を避け投手と対戦するような状況が増えます。そういった中で各チームがどのように得点を効率的に取るかが勝負の鍵になりそうです。また、試合中盤においては、投手に代打を出す場面が増え、自然と1試合で登板する投手の人数も増えます。そのため、中継ぎ投手が安定したチームが交流戦での試合を優位に進められるのではないかと思います。各チームの監督の今後の采配に注目です。

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