短歌人2019年11月号

滅びないしかし昔の愛であるアマポーラとはひなげしの花
いたわりを知りし愛またよみがえるナナ・ムスクーリの「アマポーラ」聴けば
きぼうとかみらいみらいとかひらがなで書くときに生じるずるさを咬みしめている
バイオリン弾きは静かに眠るためエスカレーターを下っていった
冷えていく身体に見合う愛情を得られないことを何と呼ぼうか

髙橋小径

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?