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デザフェス54 初参加の振り返り

Petit écrin étoile(プチエクランエトワール) のeriと申します。
ハンドメイド作家として主にロリータファッションのヘッドドレス・アクセサリーを製作しています。

今回は2021年11月のデザインフェスタ出展時の話を書こうと思います。
デザフェスは作家活動を始めるよりも前から知っていて、とても活気のある大きなイベントだなと思っていました。

初の二日連続出展でなおかつ大きなイベントにお金をかけて出展するため、スムーズに準備ができるかどうか、心配症の私は毎日不安でいっぱいでした。そして出展が決まってから毎日のように情報を集めていました。
noteでも先輩クリエイターの方々の記事を沢山読んで参考にさせていただきました。
事前準備のための情報収集として、体験談は色んな人のがものあるとタメになるよね、と思い今回これを書くことにしました。
イベント中のエピソードというよりは、準備や設営についてをメインにお話ししたいと思います。



私について(デザフェス参加時)
活動11ヶ月目
イベント出展は5回目
販売物は布小物・アクセサリーが中心
普段は1人でイベント参加ですが、友人1人にお手伝いをお願いしました

申し込み
明るいエリア
Mブース(180cm×180cm) 両日出展
ジャンルはアクセサリーエリアを希望し、そのジャンルになりました

レンタル什器
・机(120cm×60cm) 1つ
・丸椅子 2つ
・カフェテーブル(45cm×45cm)
・L字壁 ホワイト

宅配
搬入・搬出共に利用 (140サイズ1つ)

友人にお手伝いを頼んだ
デザフェスはとても人が多い分、トラブルが起こることもあると情報を得たためです。
なので大きな目的としては私がお手洗いに行く際のお店番でした。

また、短時間の離席ではありますが、イレギュラーなことが起こったり、作品についての細かな質問等はなかなか答えづらいと思い、「ただいま作家は席を外しております」の札を作成し、見えるところに置いてから離席しました。
「なにか困ったらお客様にこの札を見せて、作家が帰ってきたら対応するとお伝えして」と伝えていました。

お礼に関しては人それぞれかと思いますので割愛させていただきます。

幸いご近所さんや関わってくださった方々がとても良い方ばかりだったため、嫌な思いやトラブル等はなくイベントを終えることができました。


ブースについて

ブース内に大きな鏡を設置したかったのと、私自身がロリータファッションの膨らんだスカートを着るため、奥行きの広いMサイズブースを申し込みました。

鏡の関係で机を数十センチほど少し内側に引いて設営したのですが、それでも実際かなり余裕があり、ブース内での在庫管理や袋に入れたりする作業がしやすくて良かったと思います。


レンタル什器

出展が決定してしばらく経ち、まずはレンタル什器の申し込み期間が開始になりました。

デザフェスの決まりで自分のブース内に導線を確保しなければならないため、角ブースではない私は机幅を120cmのものにしました。
150cmの机もあったのですがそれだと通路幅が30cmになり、ボリュームのあるスカートではなおさら無理があるので安全をとって120cmのものを選びました。
この通路の広さのおかげか試着のお手伝いなどもしやすかったので、次回以降もこのサイズを頼みたいなと思っています。

椅子は丸椅子を選びました。
レンタル料は折りたたみの方が安いのですが、丸椅子がコンパクトなのと、安定しているため壁の飾り付け作業等でちょっとした台としても使用できると考え丸椅子にしました。

また、カフェテーブルは自分側に設置し、在庫を置いたりちょっとした作業スペースのために頼んでいました。
私は複数在庫のあるものも、作品の大きさやスペースの都合で一種類につき1個ずつ展示するディスプレイ方法をとっています。
そのため、刺繍作品など微妙な個体差・表情の違いをお客様に選んでもらいたい場合、テーブルの上にあらかじめ用意しておくことでスムーズに選んでもらいやすく、このテーブルが役に立ったと個人的に感じます。
あとはよく使うサイズのOPP袋や在庫管理表を置いたり結構便利でした。

壁について
壁の情報があまり多くなかったため、できる限り経験談として残しておこうと思います

壁を借りた理由は自分の「好き」を思いっきり表現することを楽しみたかったからです。
初めてなのでとても苦戦しましたが、また挑戦してアップデートしていきたいです。

壁のサイズは幅が180cm(L字にしたため176cm) 高さが210cm 厚みが4cm。

事前に得ていた情報と私なりの対策は
「ネジが入りにくい位置がある」「気をつけないとネジが後ろに出てしまうことがある」→ネジは使用せず画鋲や両面テープで付けれるものを飾ろう
「壁が薄くて安定していない時がある」→じゃあL字型にして安定させよう
でした。

画鋲は作品を飾ったフォトフレームをかけるために使用しました。使用は全部で10個以内。
念のためトンカチや画鋲外しを持参しましたが、がっつり奥まで刺さず、軽く留めておくくらいなら必要なかったようです。

両面テープ
飾るものによって3Mや100均など数種類持参しました。
いずれも壁との相性は悪くなかったようで、2日間途中で剥がれることはありませんでした。

壁の高さ
私の身長は160cmですが一番上はレンタルの丸椅子に乗って十分すぎるくらい届く高さでした。上の方にポスターを貼るだけならば椅子に乗らずとも手を伸ばせば届く高さでした。

壁の安定性
事前に壁が薄くて安定しないことがあるという情報を得ていたため後ろだけでなく左手にもつけてL字にしていたのに、それでも傾くことがありました。
よくよく考えたら厚さ4cmなのに210cmの高さ分あり、2日間のみ設置する簡易的なものなので揺れないほうが難しいなと思います。
反省点は「壁の端の方に重さのあるものをつけない」です。L字型の端の方に貼る鏡やアクセサリーを額に入れたものを飾っていたのですが、2日目昼過ぎくらいにピサの斜塔のように斜めになっており、ネックレスが浮いていました。(写真撮っておけば良かった)
そして最後の片付け時には、「なにこれ!?端にいくにつれてめちゃんこ揺れるやん!」と思わず関西弁になるくらい揺れていました。
次回以降、端の方には軽い紙やポスターを貼り、多少重さのあるものや額などは主にL字の中心近くなど安定している部分に配置するようにしたいと思います。

それからこれは当日まで知らなかったのですが、今回感染対策のためか左手側のブースが数個分空きになっており、ご来場者様が頻繁に通っているようでした。
左手側にちょうど壁が立つように頼んでいたため自分達がお客様とぶつかることもなく、偶然ながらトラブル予防の面でも役に立ったなと感じる部分でした。

問題点と課題ですが、レンタル料が高額な上、L字だと壁の総面積がありすぎて持て余してしまう部分があったので空間レイアウトや飾りの計画をしっかり立てることができなければ背面のみにしようかなと思っています。
背面のみで修行してきちんと飾りができるようになったらL字にするのもいいかなと考えています。(次回どうするかは悩み中です)

宅配
普段のイベント出展はキャリーバッグとボストン等で行っていますが、壁の飾り等があるため宅配を利用しました。
デザフェスは佐川の専用の宅配サービス(Sgムービング)のみ受付なのでそちらを使用しました。

値段は往復分で約5000円を超えるくらい。搬入の保管料がある分少し高額ではあります(関東内⇆デザフェス 140サイズ1つ)
初めて利用するサービスだったため不安で商品はいれず、ディスプレイ用品のみ送ることにしました。
行きは日数に余裕を持って送りました。関東なので3、4日前に送ったと思います。
搬入時はスムーズでしたが搬出時のカウンターは搬入時と同じとは限らないのでご注意ください。(搬出の手伝いにきてくれた主人をカウンターの場所で迷わせてしまい反省しています)

覚えていることを色々書いてみました。もしなにかお役に立てましたら幸いです。

今回5/21-22も出展予定なので、前回の反省点を生かしながらもっと素敵な2日間になるよう頑張ります。

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