詫びのアドベントカレンダー

こんにちは。はじめましての方ははじめまして。
ぶんです。22年3月東京藝大の芸術学科を卒業して、4月からはギャラリーで働いています。駆け出し美術商でございます。

この記事は、dp9の2022年アドベントカレンダーの5日目の記事です。

クリスマスカードを交換しよう!という企画を思いついたはいいが実行するのが厳しく、まるにまるなげしてしまったので、詫びアドベントカレンダーさせていただいております。みなさまお忙しいところ大変恐れ入りますが、クリスマスカード企画の方もなにとぞよろしくお願いいたします。( `・∀・´)ノヨロシク

つれづれなるままに 本当に思いついた順番に思いついたことを書くだけだけど ひさしぶりのひとはひさしぶりに、はじめましての人はお気楽に 雑談気分で読んでいただければと

自己紹介ついでにdp9とのかかわりも話しておきます。

私はdp9に2017年度に入会しました。17年の途中で、バ畜をはじめたために、dp9からいったん離れていました。その時貯めたお金で3週間くらい、ヨーロッパを旅しました。dp9に戻ってきたのは2019年の5月祭くらいからです。平成が終わるとともに、ハラスメントなバイト先にオサラバして、まっとうなコミュニケーションが取れる自分になろうと思い、ふらふらっとオレンジスラックに帰ってきたのでした。

「かわいい」

会話の中で、よくわからないな、と思ったとき、それがずっと残る。

「好きな食べ物はなんですか?」と聞かれて、
「高野豆腐です」と答えたら、
「かわいい~」と返されたときとか。

質問者の想定していた回答の中に高野豆腐がなかったために、「かわいい」と言われたことに、とても動揺してしまった。手練れ・コミュニケーションである。自分の想定していた流れにならなかった会話を悪意なく切って、次へ移行する手腕に、脱帽であった。

してやられた、と悔しい気持ちになったので、それから1週間くらい、会う人会う人に高野豆腐はおいしい、無人島にも持っていくし爺さん(婆さん)になっても食べ続けると主張して八つ当たりをしたことをここに懺悔します。

この例はただ単に勝手に私が行われてもいない勝負に負けた気分になっているだけだが、そういう手練れ・コミュニケーションの使い手と話しているとき、「雑に扱ってもいい相手かどうか」を嗅ぎ分けられているな、と感じることがある。

ある人が「あなたはかわいい」と伝えてきたときに、意図的に私とその人の間に重力を生もうとしているのか、単に愛らしく思ってくれたのか、その人が無意識のうちに私を都合のいい相手と認識しているのか…いろんな可能性のうち、どれが正解かはわからず、自分の直観で判断するしかないが、相手の発言の中に潜む感情が理解できないとき、警戒のベルが鳴る。

もちろん自分も、惰性で鳴き声を発してしまう時があるから、気をつけないといけない。全ての人を大事に扱う必要はないと思うけれど、誰かを雑に扱ってしまうと、あとから後悔の炎で自分が焼かれてしまうから。

人を褒めるとき、あくまでも自分の感想として、あなたの素敵だと思っている部分についてあなたと共有したいんですという気持ちでいることが相手に伝わるような言い回しをしたいと私は思ってるけど、別に他の人にもそういうはなしかたをしてほしいわけでもないので、特になんのために話してるわけでもないから、この辺でそろそろ終わりにしようかと

またお話ししようね

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