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#愛犬との思い出③ | ペテトテリレーnote

はじめまして!ペテトテメンバーで獣医師のまだらーです。

私自身もたまーにnoteを書いたりしているのですが、この2年間、どうしてもnoteに書けなかった先代わんこ「レオン」との思い出を綴っていこうと思います。

イケメン🫶

というのも、レオンが虹の橋を渡ったのはちょうど2年ほど前の2022年5月1日でした。
亡くなった事実を受け入れられなかったわけじゃないんです。私だって獣医師だし、たくさんのわんこの最期を見てきているし。

それでも、未だに思い出すと泣けちゃうし、レオンにまた会いたくなるし。(今も、PC画面を目の前に、涙で視界が滲んでいく……)
言葉にはできても、文字にするのは辛かったのかもしれないです。

そんな大好きで、獣医師になるきっかけをくれたレオンとの16年間の思い出を振り返っていこうと思います!

(16年分…長くなりそうですが、お付き合いください!)

2006年春 レオンとの出会い

わが家に迎えたした日のレオン

出会いは2016年春の千葉県のペットショップ。
幼いころから動物、特に犬が好きで、両親にずーっと「犬をお迎えしたい!!」と懇願し続けた、中学2年生のころ。なぜか両親も犬をお迎えすることに前向きになってくれたタイミングでした。

犬種も調べ尽くし、母の友人の獣医さんにも相談して、「犬種はシェットランドシープドッグにする!」と家族会議の末に決定。
(今思うと、あの頃は図書館でずっと犬種図鑑読んでましたね。ちなみに母はトイプードル 、父はコーギー推しでした(笑))

ペットショップのサイトで「この子!」と思うシェルティーを探し続けて、出会ったのが千葉のペットショップでした。

お迎え当日は都内自宅から、家族で千葉まで。途中他にも目をつけていたシェルティーを見にいきつつ、千葉県のペットショップへ。

この日のことは鮮明に覚えていて、インターネットのページを店員さんに見せて、2階に案内されて…。ガラス越しにレオンを見たときに、家族全員が「この子だ!!!」と直感で思いました。
(母もいまだに、この日のことを話題にあげたりします。嬉しかったんだろうなぁ。)

両親が契約書を交わし、ダンボールに入ったあどけないわんこを抱えながら車に乗り込むと、車内では名付けの話に。母の好きな映画の「LEON」と「ジャングル大帝レオ」から、「レオン」と名付けました。

あどけない!!かわいい!!

お迎えした後は、朝はお散歩してから通学し、帰宅してからたくさん遊んでの日々。
初めてのドッグランで、他のわんこに追いかけ回されて犬嫌いにになったり、公園で出会ったアヒルに頭つつかれてレオンが急に臭くなったと思ったら、それが肛門腺の匂いだったり。笑
毎日が楽しくて、嬉しくて、発見の毎日でした。

(あれだけ、犬種図鑑や犬の飼い方の本を読んでも、わからないことばかりでしたね。)

2006年秋 獣医師になることを決める

中学生って授業で職業調べしたりしますよね?「○○になるには」みたいな本読んだり、職業体験したり。

思春期真っ只中でレオンをお迎えした私でしたが、人間関係や受験のことで、悩みも多かった時期で。さらに、一人っ子なこともあって、相談相手はレオンだけ。(思春期って親にはなかなか相談できないよね。)

獣医になるぞ!と、決めたころ

帰宅しては、「こんなことあったんだよー!(嬉)」「テストで点数取れなかった…(泣)」とレオンに相談。すると、気持ちが伝わるのか、泣いた日は「どうしたの?」とペロペロと慰めてくれるし、楽しい気持ちで帰宅すると「あそぼー!」と寄ってくるし。

中学生ながらに、「レオンは私が守る!!そのために獣医師になる!!」と決意。もちろん、図書館の「獣医師になるには」を借りることになりました。

それから、獣医学科のある大学に進学するために、できるだけ高い偏差値の高校を目指し、どうにかこうにか推薦で獣医学科に進学!
その間もずっと横で見守ってくれていたのは、レオンでした。

毎年恒例家族旅行

わが家、毎年夏休みには家族旅行へ行くのがお決まりでした。
レオンをお迎えしてからの旅行先は山中湖か那須高原がメイン。わんこと楽しめる地域というのが条件になりました。

ちなみに、わんこ嫌いなレオンのために、基本はホテルではなくコテージや貸別荘。
家族で過ごす、非日常はどれもこれも楽しい思い出です。


いろんな経験したなーと、写真を振り返ると嬉しくなりますね!

2016年冬 突然のてんかん発作

家族で自宅で過ごしていたお昼頃、レオンが初めてのてんかん発作を起こしました。大学6年生だったので、獣医学の知識があったとはいえ「このまま死んじゃうんじゃないか」と思った恐怖は今も鮮明に覚えてます…。慌てながらかかりつけに電話をし、急いで病院へ。

単発で短時間のてんかん発作だったため、少し様子を見てみましょうとなったのですが、1週間後くらいに2度目のてんかん 発作。

先生と相談して、CTのある病院を受診したところ、脳に腫瘍が見つかりました。

幸い、脳の表面近くの腫瘍だったため、大学病院へ紹介してもらい、手術をすることに。
(通学していた大学に紹介してもらったので、家族全員で手術の見学させてもらいました。笑)

はじめてのてんかん発作から手術までは1ヶ月半くらいだったかな?「いつかレオンもいなくなるんだ…」という実感が私を襲いました。

術後で頭ハゲてるので、帽子してお散歩!

とはいえ、術後は順調でてんかん発作の後遺症は残ったものの、とっても元気に走り回っていました。本当によかった!!!!

2019年夏 チェリーをお迎え。実家を出る

社会人になって半年、一目惚れしたチェリーをお迎えするのを機に、私は実家を出ることに。(チェリーのことは、こちらのnoteで!)

レオンとチェリー初めての対面(ぎこちない…笑)

レオンとの別れは寂しかったものの、社会人として独り立ちもしたかったのもあって、お引っ越し。とはいえ、都内から都内へん引越しなので、月に1回くらいは帰省してました。

おそろいのお洋服着て初詣

レオンと暮らしていたからこそチェリーのお迎えを決意できたし、チェリーがいたからこそレオンとの別れも乗り越えられたし。一緒にいたかった気持ちもあるけど、必要な過程だったと思ってます。

2021年冬 足腰が弱くなり、食が細くなってくる

おじいちゃんレオンもかわいい!

たまに帰省すると、お散歩では足を引きずるようになったレオン。15歳だしな…とも思っていましたが、やっぱり愛犬の老いはさみしいもので。
ひとり暮らしの家にはほとんど帰らずに、ほとんど実家から通勤するようになりましたね。

犬用車椅子を買ってみたり、部屋を滑りにくくしたり、工夫を凝らす生活。

そこから半年くらいかけて食も細くなり、血液検査も異常値が増え、皮下点滴をする毎日。老いですよね。

なんで、犬の寿命は15年程度なんでしょうか。短めの寿命に設定した神様のことは恨んでも恨みきれません。私の寿命をあげるから、レオンの寿命を伸ばしてくれればいいのに。

2022年春 虹の橋組に🌈

2022年3月13日 レオン16歳の誕生日でした。
それはもう、盛大にお祝いして、写真もたくさん撮って。きっと最後のお誕生日になるような気はしていたから。

ごはんの時間がいちばん大好きだったレオンも、いよいよ食が細くなり、ドライフードをミキサーで粉々にして水と高栄養の液体フードで溶かして口に入れる日々。

血液検査の異常値もこれといって明らかな原因が見つからず、亡くなる10日ほど前には、足の付け根に血栓が。
仕事に行く以外の時間は、寝るときもずーっとレオンと一緒にいました。

そして、5月1日の早朝。前日は仕事から疲れて帰ってきて、そのままレオンの手を握りながら夢の中へ。ふと目を覚ますと隣には呼吸をしていないレオンが。

家族全員一緒にいる夜に、家族に心配かけないようにと、そっと虹の橋を渡っていったのでした。

いつもニコニコなレオン

レオンのために目指した獣医師の道。レオンのためになれていたのかな?今でもわからないけれど、レオンが虹の橋の向こう側にいることで、私が診てきた患者さんも安心して送り出せます。

「レオンによろしくねって伝えてね」
「レオン、私の患者さんたちと仲良くしてあげてね」

愛犬の人生は短いから

わんこの人生って、びっくりするほど短いです。悲しいことに。

後悔のないように日々を過ごしても、どうしても寂しくて。やるせなくて。悔しくて。

でも、愛犬と過ごした日々は幸せで、かけがえのない日常で。だから、当たり前に流れてしまう毎日を大切に過ごしてほしい。

だから、トレーニングとおやつのサブスク「ASOBOKKA」をつくりました!!

正直ね、どんな方法でもいんです。旅行にいくのでもいいし。でも、大きなことをしようとすると、時間もお金もかかるし、それって日常じゃない。

気づかぬ間に過ぎ去ってしまう日常の中で、わんこと向き合ってほしい。わんこと思い出を作ってほしい。わんこの笑顔を増やしてほしい。
だからASOBOKKAじゃないとだめなんです!!!

クラファン期間もあと5日!この機会、逃さないでください!!!




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