わくわくパイオニアEDH 《完全の学部長、ユヴィルダ》&《表現の学部長、ナサーリ》とサメ台風理論
どうもです。びどぅんです。前回のPiEDHの環境&デッキ構築記事から少し間が空きましたが少しづつ書き溜めていたデッキレシピ紹介を公開することにしました。前回の記事もまだの方は是非一読していってください!宣伝!
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https://note.com/pessimism/n/n0114a838e8bb
というわけで今回はユヴィルダ&ナサーリについてです。なかなか勝てずにちょっとネタキャラっぽくなってしまっていますがほどほどに早いプレイヤーを咎めながら回せるのでカジュアル卓で丁度良く遊びたい時によく握っています。11/3(木)に行われた晴れる屋TCのコマンダーサミットでもレベル5~6の卓にお邪魔して少しあそばせて頂いて何とか1勝を収められたぞ~~~おっしゃ~~くらいの温度感ですがよろしくお願いいたします。デッキとしての完成度は75%くらいといったところか、というところなのでもう少し練っていきたいなぁと思っております。では…
統率者について
完全の学部長、ユヴィルダ
スペルを公開しながら追放することで3ターン後に無色4マナ軽減した状態で唱えることが出来ます。起動にタップを求められるデメリットは非常に重いです。置いたターンは何もしないことからあまり除去で狙われることは多くないので3ターン目に最速着地でそのまま起動を狙っていきます。
呪文のマナコストを軽減する量で言えば《星の大魔導師、ヴァドリック》の下位互換になりがちですが比較して優れている点を挙げるとすれば1つ目の軽減スペルの使用時の瞬間爆発力が高いことにあります。ユヴィルダに投げ込むスペルのパターンで多いのは 《大勝ち》や《熟読》などのテンポとドローを同時に取れるスペルか《アールンドの天啓》をはじめとした追加ターンがメインです。そこに《双業火》などのコピー呪文を合わせて後半のゲームを引っ張っていくのが主なゲームプランになります。
ヴァドリックと違い常にユヴィルダが生存している必要が無いのも利点になります。道中で《嵐の怒り》などの全体除去で盤面をスワイプしても自分の手に影響が少ないのはパイオニアEDHでやりたいゲームリズムと合致していて感触が良いです。
表現の学部長、ナサーリ
デッキのモチベーションはユヴィルダが大部分を占めますが時々裏面のナサーリを唱えます。初動によってはマナ加速が潤沢だったりする場合手札のアクションが少なくフラッドしてしまうことがあります。ユヴィルダデッキである以上フラッド気味の手札はマリガンしてしまってもいいのですが、このカードらしい方法で違う展開を用意できる味を残してもいいかな、という点で採用しているプランだったりもします。
ナサーリ側にもデッキとの相関性を無理なく作るために予顕などの追放領域から唱えられる呪文を用意したりしていますが、それよりも追加ターンを連打するプランの際にじわりと相手の山からリソースを確保してくれる点のほうがメリットがあると感じています。
共闘と違い表面と裏面が統率者税を共有してしまっている点はそれなりに手痛く、3マナのユヴィルダの後にナサーリをキャストすると7マナかかってしまう点から結局出番が無かったりすることも間々ありますが、いざテキストが動き始めると通常EDH環境では太陽の指輪などのマナファクトが捲れることも多く、フィニッシャーも供給出来たりと盛り上がる一面もあります。
勝ち筋 ~コントロールプランとサメ台風理論~
今回の自分が使用しているユヴィルダ&ナサーリではコンボを積極採用はしませんでした。前回の記事でも挙げた無限ターン系のカードを積んでいるのですがトータルで16マナ毎ターン要求されるものはユヴィルダのコスト軽減だけではまかない切れないのが理由の一つでもあります。(その点ではヴァドリックを使用したほうがよいですね)
灯の分身や石成エンジンなどまで採用して追加ターンを軽減したり水増ししたりすれば繋がり安くなるかもしれないですがそこまでは踏み切らなかったですね、発展の暴君、ジン=ギタクシアスが追加ターンと一番相性いいかな…
ユヴィルダに出来そうなルートとしてはギトゥのジョイラよろしく《無限への突入》の追放からの8マナキャストが使えるかもしれません。が、3ターンの間のヘイトの高まりやカウンターからのカバー難易度を考えると少し難しそうでした。とはいえ勝ち筋の細さは解消する必要があるので今となっては採用に踏み切ってもいいかな、とも考えています。(なによりロマンはあるし…)
これらのコンボの代わりに頼っていたのが《サメ台風》と《機械医学的召喚》のトークンを使用して時間をかけて押しつぶすプランでした。パイオニアEDHでは他のプレイヤーもライフを使ったやり取りをすることが多く、自力で120点削る必要性が少ないことに便乗して、ビートダウンのプレイヤーが削ったライフをうまく利用して残りの点数を総ざらいするのにこれらのカードが貢献してくれます。個人的にこのスペルコントロールの勝ち筋はサメ台風だけでいいのでは?感があった現象を「サメ台風理論」と呼んでいました。流行んないかなぁ…
と、言いたいところなのですがなかなか問題も多く《暁冠の日向》や《冒涜されたもの、ヤロク》などのコンボが強いジェネラルと比べるとコンボ+カウンター枚数の対決に刺し切られてしまうことが多かったです。それとやはりサメ台風自体のヘイトが高く置物除去が間に合ってしまうのも厳しいところです。 あと勝てそうなところで言えば集団強制でボードのファッティを奪ったりといったところになってしまうのでもう少し何か欲しいところですね。
今後↓のあたりのカードでサーチ&コンボルートを強化していけばもう少し戦えるかな、と思っています。反復する反響はまだ試せていないですが追加ターンに合わせれば無限ターンルートにかかるマナを圧縮できそう…?
兄弟戦争のリリース後もどっかでまたPiEDH遊べればと思っています。
常滑のプレイヤーズ・コンベンションにパイオニアオープンで参加を予定しているのですが時間があったらコマンダーゾーンでまたこのデッキを振り回せればなぁと思っています。
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