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#放射線技師

Pulmonary Emboliの造影CTでボーラストラッキング使わなかったら失敗した話

前回の有料記事↓で、最後にこんなことを言ってしまいました。 造影剤を投与した右上肢~鎖骨下のデッドスペースが約20mlと言われていますので、造影剤と同じ速度で生食を5~6秒後押しを加え、スキャン開始を注入開始後20秒(スキャン終了と水押し終了を同時にさせる)とし、肺底部→肺尖部方向にスキャンすることで鎖骨下静脈・SVCのアーチファクトを軽減できます。(中略)個人的にはPulmonary Emboliの造影の際にボーラストラッキング法を使用することは、手技の煩雑さや注入時の注