こんなときどうする

またまたこんなときどうするシリーズです。(勝手にシリーズ化)

先日、朝に娘が髪の毛結ぶ〜ってヘアゴムを二つ持ってきました。

明らかに全く違う種類

あおいビーズとピンクのリボン

「え?これ違うよ」

って言いかけたんですけど、
ん?いや?違うのか?

と自問しました。

二つで結ぶとき、ピンクのリボンなら二つとも同じゴムで結ぶ、、、というのが私のなかでは普通なんですよね。

大半の方はそうかもしれないけど。

でも彼女にとっては違う。

これとこれと結びたいんだという意思を持ってきました。

言葉が口から出て、なんとか消しました(笑)

そしてそのままその2つのゴムで登園

私があそこで
いや、これ種類違うよ?
ピンクにする?青にする?どっちにする?

と聞いてたら、
同じゴムで結ぶのが普通なんだと彼女の常識を作っていたのかと思うと、言葉選びが少し怖くなります。

あなたなら何を思い、どう伝えますか?

え、そんなこと?
って思うかもしれないけど、本当に子どもってまっさらなんですよね。

なにもないの。常識もなにも。

だから、たとえばクレヨンしんちゃんは見せちゃダメ問題とかも、大人がダメだと思ってるから見た時に子どもはしてほしくない行動にでたりするのかも。

大人がこんなことしちゃダメだよーっていう常識を伝えてしまうんだよね。

私はクレヨンしんちゃんめちゃくちゃ見て育ったけど、一回もしんちゃんの真似したことない(笑)

多分これは両親が私に、こうなっちゃダメだよーって伝えてないのは大きいと思う。

今振り返るとあれダメこれダメって言われてない。

大人の常識、善悪は子どもにどう伝わるかを考えたい。

見せないっていうのも、ひとつの手段かもしれないけど、見たときにこれは架空の話で、自分の世界とは違うものであって、自分の世界とは違うという線引きをできるように教えていくのは大事だと思う。

ゲームの世界も、させないという手段だけ取ってると、いざ子どもがその世界に触れたときに境目がわからなくてのめり込むパターンもあるからね。

大人でもハマるんだから、子どもはもちろんハマる。

事件のあとに犯人がゲームのように生き返ると思った、、、っていう話を聞くと怖くなる。

塾の生徒でも禁止されてる子ほど、隠れてめちゃくちゃゲームしててバレないように課金してる子もたくさん見てきた。

制限の先の解放ほど、ハマりやすいからね、、、

だから、大人ができることは、制限なのか。
ということに私は時々疑問を持つ。

制限しても今の時代簡単に触れられるからね。

答えはないんだけど、これからの時代を生きていく子たちは、自分で問題を解決できる能力、情報を取捨選択できる能力がないと本当に大変だと思う。

その力をつけるために、大人は何ができるのか日々自分に問うている。

ヘアゴムからなかなか難しい問題になってしまった。笑

答えがないからこそ、日々考えさせられる。

日付変わってしまったけど、今日も読んでくださりありがとうございます!

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