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ルネ高のレポートの流れと難易度について

レポート(テスト)は難しいか?

いいえ。難しくありません。

【問題】
桃山時代で政権を握っていた人物の名は誰か?

こんな感じのノリで問題が出題されると思ってください。問題は選択式、記述式(答えを入力)があります。

パンフレットにもある通り、レポートは全日制の高校でいうところの「テスト」になります。提出期限が遅れたり、間違えた問題の数が多いと、「悪い成績」になります。難しく言うと「内申点が下がる」ですね。

「悪い成績」になると何が待っているのか。
>進学先の幅が狭まる。
>指定校推薦が取れない。
主に以上の2つが挙げられます。大学進学を考えてる方はもちろん、「指定校推薦」を狙っている方はとくに、「悪い成績」になるのは避けておきたいところです。

最悪の場合、進級できない、なんてこともあります。が、巷の噂によると「全部一桁だったけど進級できたwww」という声もあるようです。

以下、レポートの流れをスクリーンショットを使って説明しますが、画像はiphoneの「ルネ高アプリ」を使用した画面です。AndroidやPCなど使用機器・環境、アプリのアップデートによって多少異なる場合があります。

レポートの流れは以下のように説明されることが多いのですが…
「メディア学習」→「確認テスト」→「レポート」

実際には、
「メディア学習+確認テスト」×n→「レポート」
という流れが間違いのない表現です。(nは科目によって数が変わることを意味してます)

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↑レポートはすべてウェブ上で行います(スマホの場合は[ルネ高アプリ]で行うのが主流です)。「ルネ高マイページ」というサイトにアクセスして進行するので、インターネットは必須です。

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↑上の画像に見られるように、各科目の進行度合いは★マークで表されます。進行度が高いほど、黄色に塗りつぶされていきます。

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↑私の実際のレポート状況を使って説明すると、「国語総合」の科目のレポートは、「第1回レポート」から「第12回レポート」まで存在します。

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↑各「第〇回レポート」の中に、複数個の「メディア学習+確認テスト」があり、それらを全て終えると「レポート」に挑めます。(私の国語総合の場合、この流れが12回あるよ、ということです)

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↑メディア学習はその名の通り、動画を視聴して勉強します。動画の長さは教科によって様々で、世界史では合計で5時間ほど見せられます。Twitterで嘆きの声がいくつも見られます。

動画の提供元は、おもに「NHK高校講座」(https://www.nhk.or.jp/kokokoza/)が大半を占め、ルネ高独自に製作されたビデオも多少あります。

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動画(メディア学習)を見終えると、次に「確認テスト」です。動画で見た内容をチェックするフェーズになりますが、ここでは何度間違えてもやり直しができるので、ぶっちゃけ、動画を見ていなくても進められます。

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以上の「メディア学習+確認テスト」の流れを何回か繰り返した後、ようやくレポートに取り組むことができます。

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「総合的な探求」などの副科目では、上の画像のように、動画視聴とレポートのみで完結するパターンもあります。

先ほど、「ぶっちゃけ、動画を見ていなくても進められる」と言いましたが、レポートは間違えると成績に影響するので、適当な回答はせず、教科書を見るかインターネットで調べましょう。

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また、レポートの採点結果は翌日または数日後に「レポート提出状況」の項目から確認ができます。

「インターネットで調べてもいいの?カンニングじゃないの?」と思われがちですが、大阪ルネ高の質問箱にて「分からないときは教科書を使ったりインターネットを使おう!」と回答されています。遠慮なく調べましょう。

冒頭に、レポートは「難しくない」と書きましたが、調べたら簡単、という意味です。もちろん、漢字の読みを答える問題など持ち合わせの知識で答えられる問題もありますが、数は多くありません。

ルネ高のレポートシステムの良いところは、「どれだけ進めても問題ない」ことです。先ほどの国語総合のレポートの例のように、第1回から第12回まで、おおよそ一年を通してまんべんなく進行できるようになっています。

ただ、入学初日に一年分のレポートをすべて終わらせることも可能です。通信コースの場合、生徒がやらなければいけないことは「スクーリング」と「レポート」です。

レポートさえ終わらせてしまえば、年に数回~十数回しかないスクーリングの日以外はすべて自由なわけです。

ここが生徒にとって、ルネ高を選ぶ最大の利点であり、保護者にとっては不安の種かと思います。

冒頭で私は転入した、と書きましたが、転入前の学校ではクラブ活動で忙しい毎日を送っていました。

転入してから半月以上が経とうとしている今でも、朝練習の支度をする夢を見て、「あぁ、今日も学校かぁ..」と落胆すると同時に、「あ、転校したんだ。登校とかなくなったんだ」と安堵の息をつくものです。

分からないことがあればSNSを使おう

レポートに限らず、困ったことがあれば、LINEを通じて担任の先生とコンタクトをとることもできますし、ツイッターやインスタグラムを利用しているルネ高生に助けを求めれば、大抵応じてくれると思います。

分からない問題は調べ、提出期限内に提出をしていれば、進学・進級に最低限必要なプロセスは踏めていると思って大丈夫かと思います。

この記事がお役に立てたら幸いです。


余談

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レポートを開始する際は、必ず顔認証が必要になります。

iphoneの「顔認証」と要領は同じで、本人以外の第三者がレポートを代理進行することのないようにするための予防措置です。

「レポートするたびに自分の醜い顔と『こんにちは』するのが嫌だ」という苦情が後をたたないようですが、どうか我慢してください。

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