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プチお出かけ 分水嶺を見に(2/2)

阿部支店で美味しいラーメンを食べた後は、本来の目的地である堺田さかいだを目指します。
名前からして分水嶺ですよ!と主張しているようなところです。
駅でいうと1つ隣になります。

国道を走っていると、何もない所に「堺田駅」という看板が現れます。
看板に従って右折して、細い道を200mほど進むと広場で行き止まりになります。そこが堺田駅です。
駅の前には人家が数軒あるだけです。

この先が駅のホーム
改札などはありません

まずは広場に車を停めて駅のホームへ行ってみます。
駅のホームは車を停めたところから階段で降りて行きます。
もちろん無人駅です。
小さな待合室があり、旅ノートのようなものが置いてありました。
パラパラと捲ると、意外と人が訪れているようで遠くから来ている方も結構いました。
分水嶺はあちこちにありますが、駅にあるのは珍しいからでしょうか。

分水嶺を見に行こうと階段を昇ると、車が2台増えていました。
意外と人が来るようです。
駐車場になっている広場の端に分水嶺を示す看板やモニュメントがありました。

何を表しているのだろうか

この看板の裏が分水嶺です。

向こうから流れてきた水がここで日本海と太平洋に別れます

この先は田んぼの中を流れる用水路になっていて、小さいですが水量は結構あります。ぐるっと回って写真の向こう側、水がわかれる前の場所に行けるようなので行ってみました。

用水路の幅は狭いので容易に跨ぐことができます。
跨いで写真を何枚か撮りましたが、今自分は日本海と太平洋を分ける場所を跨いでいるんだという不思議な感覚が湧いてきて、意味も無く壮大な事を成し遂げたような気になりました。

葉っぱを流して、日本海と太平洋どちらに流れていくか遊んでみました。
ちょっと指が写り込んでしまっていますが、動画に撮ってみました。

この葉っぱは太平洋側に流れて行きました。

今まで存在は知っていましたが、初めて訪ねる事ができました。
如何せん遠くて不便な場所なので、なかなか来る機会が無かったのです。
何年か前に陸羽東線で来ようとした時もありましたが、ダイヤが変わってJRで来るのは難しくなりました。

余談ですが、家内からは「あなたほど分水嶺という言葉を口にする人はいない。なんなら日本で3本の指に入るんじゃないか」とよくからかわれています。
そんな事は無いと反論すると「分水嶺なんて単語は、ほとんどの人が一生口にしないで死んでいくのに、年に4,5回は言うじゃない」と言われます。
まぁ確かにその通りなのですが、山形県に遊びに行く事が多いので、車で走っていて山形県に入る時に「分水嶺を越えたよ」と言っているだけなのです。

帰路は近くの道の駅で味噌や漬物を買い込んで、更に1時間程海側へ向かったところにある田舎町で、催し物を見て帰ってきました。

今年はコロナも5類という扱いになった事もあり、近場へのお出かけを増やそうと思っています。
その時はまた記事にしたいと思います。

結局タイトルとは裏腹に、ラーメンがメインの記事になってしまいました。

おしまい

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