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2023松島瑞巌寺と円通院の紅葉ライトアップ

今年もこの時期がやってきました。
コロナ禍で中断されていた時を除いて毎年のように訪れている我が家です。
今年は10月28日~11月14日の期間で開催されています。
例年は渋滞や駐車場難民になるのが嫌で電車で行っていましたが、今年は車で行きました。

まずは夕飯ですが、実は夜の松島はあまり食べるところがありません。日帰りの観光客は夜に来ないし、宿泊する観光客は宿で食事が提供されるからです。
昨年行った和食の店でも良かったのですが、夜は予約になってしまうので、駐車場に停められなかったりするとまずいので止めました。
安全策をとって、手前の塩釜で軽く済ませました。

今日は回らない寿司
まぐろのほほ刺し

追加で今日のおすすめにあった「まぐろのほほ刺し」を頼みましたが、黙って出されたら「馬肉」と答えたと思います。
ごま油と塩でいただきましたが、絶品の旨さでした。

食事を済ませて松島へ向かいます。塩釜からは車で10分程度です。
それほど渋滞もしておらず、すんなりと松島のメインストリートに入りましたが、駐車場が片っ端から満車になっています。予定の駐車場はもっと先なので進んで行くと、幸い空車の表示でした。
しかし我が家の車が入ると満車の表示に変わりました。危ないところでした。

ライトアップは17時30分からです。
駐車場に着いたのが17時20分頃でした。まずは急いで瑞巌寺のチケット売り場へ向かいます。

瑞巌寺山門

参道を真っすぐ進むと、最後尾と書かれた提灯が掲げられています。
まだ開門していないので、かなりの行列ができています。
その列には並ばずチケット売り場へ行きました。こちらも10名ぐらいの列になっていましたが、5分ほどで購入できました。
円通院との夜間ライトアップ共通拝観券で一人2000円なり。

チケットの列に並んでいるうちに開場したようで、もう行列はありませんでした。そのまま瑞巌寺へ入ります。
今年は暖かいせいか、紅葉はまだまだといった感じ。恐らく来週末あたりがベストだと思われます。

瑞巌寺の入り口

今年も昨年同様、一グループに一個提灯が手渡され、それを持って歩いて行きます。

今年は星の形でした

庭のライトアップは、昨年はカラフルなプロジェクションマッピングだったのに対し、今年は小さな点を多用した落ち着いた感じのものになっていました。

音楽に合わせて色が変わります

瑞巌寺は紅葉もみじ(入口に一本しかない)があるわけでもなく、ライトアップはそれほどでもないので、円通院だけでも良かったのですが、今年は普段撮影禁止の内部も夜間は撮影可という事で来たのでした。

茶道衆の詰めの間の「松の間」襖絵は松桜図
伊達家重臣の控えの間である「鷹の間(別名礼の間)」襖絵は鷙鳥図しちょうず
鷙鳥とは猛禽類の事だそうです
法要を営む「孔雀の間」奥が歴代藩主の位牌がある仏間
このあとここで演奏会があるとの事で、入って行けませんでした
伊達家一門の控えの間であり藩主と対面する場の「文王の間」襖絵は文王呂尚図
呂尚は太公望として知られています
右側
左側
奥が「上段の間」藩主の部屋です
上段の間の奥にある上々段の間
上々段の間から上段の間を望む

以前も書きましたが、上々段の間は藩主より偉い天子様が行幸された時のためにと作られたものです。
東北の田舎まで天皇が来る事無いと知りつつ、徳川の家臣ではなく天皇の家臣だと暗にアピールしていたわけですが、明治維新後本当に明治天皇が行幸されてここに泊まられたとの事。
狭いなぁと思ったことでしょう。

さて次は円通院です。
紅葉は昨年の方が綺麗ですので、今年は簡単に流します。

5分ぐらい並んで入りました
紅葉ではなくライトで赤くなっています
森の中のライブ演奏
今年も去年と同じ方に逢いました
静かな森に広がるアコースティックの秋桜
心字の池
全然紅葉していません
相変わらず綺麗ですが、緑なので寂しい

この後は遊覧船乗り場にある観光案内所でトイレに寄って、近くのキッチンカーへ向かいました。

笹かまぼこの自販機もあります
モツ煮は売り切れトッポギを食べたら辛かった

少し冷えてきましたがそれでも11月とは思えない暖かさです。16度はあるのではないでしょうか。4年前まではダウンを着て、手袋もしていました。
来年はもう少し遅めに来ようと思いつつ、帰途へつきました。

おしまい

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