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鯨を食べに(2/2)

ご飯を食べた後は外に出てみます。
外はカンカン照りで、風もほとんど無くかなりの暑さです。

外から見るとこんな感じ。湾曲しているので左奥は見えていません。

目の前の港に青いゲートが立っています。これは昔からあるものです。

震災の時は、鯨の下にある波を模した3つの丸の一番下ぐらいまで津波が来ました
左下の写真にこの青いゲートが写っています

施設の北側には、実際に使われていた捕鯨船が展示されています。
第16利丸としまるといいます。

鯨のオブジェと一緒に

写真だとあまり大きさが伝わらないかと思いますが、舵の高さが3mぐらいです。スクリューは直径2mちょっとぐらいでしょうか。
実はこの捕鯨船に乗る事ができるので、それを楽しみに来たのですが、なんと7月22日まで修繕工事との事で入れませんでした。
いつかリベンジせねば。

船首の方から。見た感じだと、ビルの4階ぐらいの高さですね。
折角なので看板を。船歴を読むと、捕鯨船乗り憧れの船とか日本一の砲手とか面白い事が書いてあります。

暑くなってきたので、ホエールランドに入りました。
大人400円子供200円を払って入場します。
そんなに大きな施設では無いので、20分程度で見終わります。

マッコウクジラの骨格。かなり大きいです。
鯨とともに歩んだ鮎川の歴史や、鯨の生態を見せるシアターもあります
解体で使用する道具
この長い部分が銛です。これを捕鯨銃で撃ちます。下は薬莢。

一通り見た後は、先ほど食事をした場所でお土産を購入します。
前回は鯨肉を買って家で食べましたが、今日は鯨の缶詰と、天然の大きな白と黒のキクラゲを買いました。

どちらもその日の夕食で食べましたが、鯨の缶詰は美味しいですね。一個500円なので日常的に食べるようなものではありませんが、ホロホロと崩れるぐらい柔い肉とタレがマッチして、ご飯が進む進む。
キクラゲは軽く茹でて、そのまま辛子醤油でいただきます。こちらはクニュクニュした生キクラゲの食感がたまりません。

向こうに見えるのがお土産屋さん

お土産を買ったら次は女川に向かいます。ここから車で40分ぐらいでしょうか。
女川はかなり久しぶりで、6~7年ぶりの訪問です。
当時は復興商店街が整備されたばかりで、かなり混雑していたのですが、コロナのせいか今日の暑さのせいか人影もまばらでした。

復興商店街の真ん中から。正面奥が女川駅
反対側は海。この両側にはたくさんのお店が並んでいます。

あまりにも暑いので近くのカフェに飛び込み、冷たいもので涼みました。
アイスコーヒーにしようかと思いましたが、コーヒーフロートを注文。何年振りだろう?コーヒーフロートなんて飲んだのは。

汗も引いたので店を後にしました。
後は帰宅するだけだったのですが、折角だから海鮮の串焼きでも食べようと、近くのお店に向かいました。

ここ女川では、地元の商店主を登場させた各店舗のポスターがあり、ユーモアセンスに溢れたものになっています。
僕らが向かったお店のはこれ。

ここのつぶ串美味しいんですよ
息子はほたて、僕はつぶ

甘辛い絶妙なタレで香ばしく焼き上げたつぶ串を頂きました。
この前松島に行った時は食べられなかったので、満足です。

今日は捕鯨船に乗れなかったので、リベンジしたいと思います。
その時は鯨刺し定食を食べよう。

おしまい


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