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雨の福島花見山(2/2)

走り出すと同時にパラパラと雨が落ちてきました。やっぱり予報通りかぁ。
きっちり15分で花見山のバス乗降場に着きました。

バスの乗降場。一般車両はここまで来れません。

人影もまばらですが、案内の看板があるのでそれに従って川沿いの遊歩道を進みます。
以前来た時の記憶があまりなく、この道で合っているのか、前もここを歩いたのか全然思い出せません。

案内に従って進みます
菜の花が盛りでした

雨の中傘を差しながらブラブラと歩いて行きます。
10分程歩くと見覚えのある花見山入口に到着しました。

ようやく入り口です。なんとなく見覚えがあるような・・・

ちなみに山に入るとトイレはありませんが、バスの乗降場や花見山の入り口にはトイレがあります。

ベンチの前から登って、向こうに見えている道から降りてきます
いきなり個人宅ですよ

山は30分コース、45分コース、60分コースがあります。体力やスケジュールに合わせて好きなコースを歩けます。
この時間は、ゆっくり歩いてのものなので、健脚の方なら急いで歩けばもっともっと早く回れます。
我が家は60分コースを歩きましたが、写真を撮りつつ休憩しつつで35分で戻ってきました。

ほとんど花が咲いていません
わずかに遅咲きの桜が何本か
頂上のあずまやで休憩

花盛りで天気が良ければ、もう少し時間がかかったと思います。

写真はこの程度しか撮れなかったので、花見山の公式ホームページから何枚か写真をお借りして載せておきます。

桜の咲いている時の晴れた日はこんな感じ
歩みが遅くなります
まさに桃源郷

本来ならこんなにきれいなのです。

一周してきました

一周してきてバス停へ向かいます。
来るときは川沿いの道を歩いたのですが、帰路も同じでは飽きてしまうので、普通の舗装路を歩いて戻りました。
すると途中にお土産屋さんや軽食の店がありました。
ちょっと予定より早いし、ここらで休憩する事にしました。

お団子を買って、屋根のある休憩所で休憩しました。
団子美味い。

花より団子

隣には足湯コーナーなどもあり、トイレを借りてからバス停に向かいました。

バスの乗降場には手荷物預かり所やトイレもあります

予定より一本(20分)早いバスで駅に向かいます。
今度のバスは普通の路線バスタイプでしたが、相変わらず我が家三人だけの貸し切りで申し訳ない感じです。

またも貸し切り

こうして14時前に福島駅に戻ってきました。
係の人に切符を渡して駅へ向かいます。

帰りの電車は16時18分発なので、まだ2時間以上あります。
時間を潰す事も兼ねて、飯坂電車で飯坂温泉へ向かいます。

レトロな感じ
最近はこういう案内板も見かけなくなりました
車両は東急のおさがりです

飯坂電車はその名の通り福島駅と飯坂温泉駅を結ぶ私鉄で、20分ちょっとで飯坂温泉に着きます。

飯坂温泉駅

飯坂温泉駅にあるコンビニでコーヒーを買って休憩です。
コーヒーを飲み終えて、近くのお土産屋さんに名物のラジウム玉子を買いに行きました。
ちなみにキュリー夫人によってラジウムが発見された12年後に、飯坂温泉の成分にラジウムが含まれている事がわかり、日本で初のラジウム発見の地という事になり、温泉卵をラジウム玉子という名で売っているのです。

駅前には誰かの銅像が立っています。

芭蕉

それを見つけた家内が、田舎の観光地に突然現れる昔の恰好をした人の銅像の90%は、笠を被っていれば空海、被っていなければ芭蕉だと昔僕に教わったと言い出しました。
そんな事を言った覚えは無いのですが、近くに行ってみると芭蕉でした。

駅舎

やがて予定の時刻が近づき、帰りの電車に乗って福島駅に向かいます。
ますます雨は強くなり、空は真っ暗です。
もう外を歩く予定も無いので雨は構わないのですが、気温がだいぶ下がってきて11度になっていました。

小腹が空いたので、ミスドでおやつを買って帰りの電車に乗り込みます。
雨に煙る福島の景色を眺めながらアップルパイを食べます。

なんだか食べてばっかり

帰りも行きで見かけた人が多く乗っていました。

こうして無事仙台に帰ってきました。

風っ子号 また乗る事があるかもしれない

雨に祟られて花もロクに見れませんでしたが、それなりにのんびり楽しめた旅になりました。
期せずして、2月のフルーティア、3月のスパリゾートハワイアンズ、そして4月の花見山と福島三部作のようになりました。
コロナ禍で外出を控えていたぶん、今年はたくさん出かけようと思います。

この記事が花見山に行こうと考えている人の参考に少しでもなれば幸いです。

おしまい

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