4月3週目の厳選馬
今週末に行われる中央競馬全レースを対象に、妙味のある厳選した穴馬を1頭取り上げる記事になっています。なるべく人気しにくいような馬を選んでいるつもりではいますが、人気してしまった場合は申し訳ないです。先々週の記事には今後有料にすると記載しましたが、せめて1回でも当たるまでは無料にしたいと思います。(サムネイルの画像は推奨馬のモザイクです)
【先週の結果】◎ブランノワール 6人気 8着 ハズレ...
土曜日阪神11R ◎ショウリュウレーヴ
このレースは私にとっては苦手な3歳重賞のレースですが、今週の全レースの中で1番自信があったのでピックアップさせていただきました。推奨する馬はショウリュウレーヴです。
推奨理由1つ目は、基本的な能力の高さです。まず、能力指数は、ホウオウアマゾン、ピクシーナイト、グレイイングリ-ンに次ぐ4位。ただ、上位とそれほど差はなくどんぐりの背比べのような状態です。次に、PRD指数は、ピクシーナイトに次ぐ2位。この指数はピクシーナイトとショウリュウレーヴ2頭が、3位以下を大きく離している状態です。指数の観点から充分に馬券圏内は考えられます。上手くレースを運べれば頭もあるんじゃないかとも思います。
推奨理由2つ目は、血統的な裏付けです。父のミッキーアイルは、同レースを圧倒的な人気に応えて勝利しました。気性面の難しさがありながらも1600mをこなしています。後にはNHKマイルカップも勝利し、マイルでは同世代に圧巻の強さを見せました。母のショウリュウムーンは、同じコースで行われたチューリップ賞を勝利しています。産駒も先日日経新春杯を勝利したショウリュウイクゾ(1600mでは新馬戦の勝利経験あり)や、1600m条件戦を2勝しているショウリュウハルを排出しており、自身の血統や産駒からショウリュウレーヴのベストパフォーマンスを出せる舞台は、阪神1600mではないかと思います。
推測理由3つ目は、調教パターンです。稍重で行われた昨年のアーリントンカップ1、2着馬の最終追い切りは、栗東坂路での調教でした。今年それに該当する馬は沢山いるんですが、特に素晴らしいラップの踏み方を見せたのが、ショウリュウレーヴです。もともと調教で走る馬ではありますが、ポイントはその時の栗東坂路の馬場です。その日の栗東坂路の馬場は、雨の影響で重になっていたんですが、この日追い切った全頭の中で残り4F23秒台で追い切ったのはこの馬だけです(12.0ー11.9)。力強いフットワークで乗り役に少し促されると、とどまることなくどんどん加速していきました。全く悪い馬場を苦にせずこのタイムを出せるというのは道悪適性が高いこともありますが、状態の良さをキープ出来ていることも示しているのではないかと推測しています。
残りの不安点であるゲートは、前走後の団野騎手のコメントで「久々だったぶん、ゲートの中でゴソゴソして、(開く)直前までガチャついていました。」と理由は明確ですし、使ってさらに良くなるとも前走後話していましたから、条件が向いたこのレースでいきなり好走してもおかしくないと思います。以上の理由でショウリュウレーヴを今週の厳選馬に推奨します。
受け取ったサポートは指数の精度を向上させる研究に使わせていただきます。また、サポートして下さった方にはお礼として、他重賞で狙っている馬の情報をお伝えします。