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マイラーズCの指数と見解

 日曜日に行われる重賞レースの中から、より自信のあるレースの指数と見解を述べる記事になっています。

 下に貼ってある表がベースで、評価の横に記載してある各馬のポイントについて触れながら印をうった馬のコメントをしていきます(⚠️PRD指数はプレディクト指数)。コメントでは足りないと思った場合は、さらに表や図を付け加えたりして、より分かりやすい記事にしたいと思っています。なお、この記事は無料記事です。

1.マイラーズCの指数

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 今回のレースの能力指数は、過去1年の1200m~2000mのレースで発揮したパフォーマンスをまとめたものです。簡単な特徴としては、前走好走した馬の指数の高さでしょうか。
 
 能力指数は、エアスピネルとケイデンスコールの2頭が抜けています。エアスピネルは前走ダートでしたが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。ただ、芝ではどうでしょうか。ケイデンスコールも充実一途で、前走は懸念されていた右回りをこなせました。その分岩田騎手の乗り替わりは大きな痛手になるでしょう。

 PRD指数も能力指数同様エアスピネルとケイデンスコールが抜けています。引き続きの状態の良さと能力の高さで押し切れるでしょうか。

 総合指数もエアスピネルとケイデンスコールのワンツーです。両馬とも人気なのが悔やまれますが、3位のエアロロノアを見ても指数からは波乱が無さそうです。

2.マイラーズCを予想する上でのポイント

 例年に比べるとかなりメンバーは低調で、安田記念の前哨戦とは思えないレベルです。中でも1番人気しているのがエアロロノア。昇級初戦でGII1番人気は結構稀な気がします。

 前年までは京都で行われていた分、過去のレース傾向が使えません。そこで、昨年同舞台で行われたマイルチャンピオンシップで指数が機能したのもあり、今回は指数を重視したいと思います。ただ、今回指数が高い馬は現在人気しているため印と点数は絞ります。そしてその印ですが対抗と3番手の印はあえて打ちません。強調材料よりも不安材料の方が目立つ馬が多いからです。

3.マイラーズCの見解

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 マイラーズCの本命◎はエアスピネルです。

 能力指数から、過去1年間のレースの中でこの馬が最もパフォーマンスを発揮したレースは、フェブラリーSとなっています。道中鞍上と息ピッタリで最後の直線はコース内側を上がり最速で伸びてきました。そのレースぶりから8歳とはいえ全く衰えた様子を感じさせません。やはり使ってきたレース数が少ないことが影響しているのでしょうか。
 
 PRD指数から、この馬がパフォーマンスを上げる理由として、1番の要因とされているファクターはスピード値と調教です。近走はダートを使われていますが、芝の時から好走時凡走時ともにスピード値が高い所で安定しています。引き続きこのレースでもこの値を出すことができれば充分に馬券圏内です。このスピード値を出すことができる証明として調教のファクターがあります。最終追い切りの終い1F12.1はフェブラリーSの12.5を0.4上回り、より理想的な調教ラップを踏みながらだすことができています。さらに、前走フェブラリーSも鮫島駿が最終追い切りに跨り好タイムを出しています。

 久々の芝でも弱点を感じさせませんし、メンバーレベルも先程言った通り低調です。この条件なら重賞を取れるチャンスは充分にあると思いますので本命にさせていただきます。

 2番手以降は、一長一短で総合指数横のポイント通りです。△の印の中で順位をつけるなら、指数が高いケイデンスコールが2番手(右回りと直前の乗り替わりが不安)唯一デメリットのない調教抜群馬エアロロノアが3番手、ブリンカーを付けて近走充実しているギベオンが4番手、折り合いがスムーズなら毎回相手なりに走ることができるボンゼルヴィーソが5番手、ここまででしょうか。アルジャンナは能力が足りない可能性がある所、ラセットは状態がそこまでよくない上、展開待ちになってくる所など、そのあたりを少し嫌っています。ダイワキャグニーはここでは買えません。明らかに阪神は向かないと思うし、状態も良い頃に比べるとサッパリだからです。各馬の評価は、GIIな事もありこの辺にしとこうと思います。

4.マイラーズCの買い目

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受け取ったサポートは指数の精度を向上させる研究に使わせていただきます。また、サポートして下さった方にはお礼として、他重賞で狙っている馬の情報をお伝えします。