新馬のすゝめ【＃９】

　この記事は関西圏の競馬場で行われる新馬戦の中で１番自信のある１鞍を分析し、馬券の軸となるような馬を推奨する記事になっています。もちろん新馬戦なので筆者がオリジナルで算出している指数等（能力指数・ＰＲＤ指数・総合指数）は使えませんが、その分血統や調教、騎手、厩舎、生年月日などを駆使して、簡易的なレーダーを作成します。ここでレーダーを用いた的中例をご覧ください。（※この的中例はレーダーの試作段階時のものなので、実際にはこの買い目の馬券は購入しておりません。）

　この例では、全体指数１位の馬を軸に単勝と馬連を的中しています。何故単勝を狙い撃ちにできたかというと、この指数は他の馬との指数差が出やすく、明確に単勝を狙えるライン（指数）が存在するからです。この記事ではそのラインに値する馬を、レーダーを交えながら紹介できたら良いなと思っています。なお、この記事に関する閲覧は全て無料です。

１．先週の結果

軸　　⑪ビーアストニッシド　10人気    3着　的中🎯
相手　➁タナザウィング　　　  2人気    1着　的中🎯
　　　➃ルナリュミエール　　13人気  15着　ーーー
　　　⑥マイレッドスター　　  1人気    8着　ーーー
　　　➆エレダール　　　　　  7人気  12着　ーーー
　　　➈ビジン　　　　　　　  4人気    5着　ーーー
　　　⑮ポメラート　　　　　  8人気  13着　ーーー
馬券　➆⑪ー➁➃⑥➆➈⑪⑮　馬連 11 点　ーーー

　１着のタナザウィング「切れるというよりも、長くいい脚を使う印象を持っていた。理想的なポジションで、センスのあるレース内容だったと思う」と斎藤新騎手。直線は枠を活かしたイン突きで３着のビーアストニッシドを振り切りました。全体時計の１．３５．２は同開催の２勝クラスに迫る好タイムですし、２歳新馬の中でも新潟記念を勝利したセリフォスの新馬戦とほぼ同タイムですから次走が楽しみです。

　２着のセントカメリア「すごく前向きで、返し馬から雰囲気は良かった。スタートはもうひとつだったけど、道中はいい形で進められたし、上手な競馬をしてくれた」と石橋脩騎手。中間の追い切りでは併せ馬３本を全て遅れていただけに、このレースを叩いた上積みがありそうです。

　３着のビーアストニッシド「気性に難しいところがある。素質はあるので、この性格とうまく付き合っていきたい」と中井裕騎手。直線は右に左に頼りない仕草を見せて真っ直ぐ追えませんでした。最後は一杯一杯になった感もあるので次走は距離短縮で狙ってみたいです。

２．今週の対象レース

土曜阪神６Ｒ　２歳新馬　ダ１８００ｍ

３．対象馬と印

◎➆チャリタブルソート
血統指数　５／１０位　産駒がダート未勝利戦快勝
調教指数　１／１０位　最終追い切りの内容◉
騎手指数　３／１０位　新馬戦限定なら勝率１位
厩舎指数　１／１０位　厩舎の単勝回収率１００％超
生年指数　７／１０位　このメンバーなら７位でも

△➀バンクロール　　　　調教指数２位・母父◎
△➁ジャスパーグレイト　騎手指数２位（回収率◎）
△➂ファンウワーズ　　　２週連続併せ馬併入以上○
△➃メイショウウインダ　生年・血統指数共に上位

４．対象レースの買い目

➆ー➀➁➂➃　馬連４点