中山記念の指数と見解
この記事は日曜日に行われる重賞レース（重賞が重複した場合は格が高い重賞を優先）の指数と見解を述べる記事となっています。詳しい内容は以下の★をご覧ください。なお、この記事は完全無料記事です。
★ 掲載内容➀先週の回顧
・先週この記事で取り上げたレースの回顧
・３着までの馬と指数を表にして掲示
・次走注目馬と警戒馬を発表
➁データ分析
・過去５年分の結果から分析
・ポイント⑤～⑩に纏めて提示
・有力馬のレース前指数診断（Ｇ１のみ）
➂指数
・能力指数（過去１年間のパフォーマンス）
・ＰＲＤ指数（予測されるパフォーマンス）
・総合指数（上記指数にデータを加味）
➃見解
・印と全馬の総合指数／レース考察
・印を打った馬のポイント／短評
➄買い目
・馬連／ワイド／３連複など
➅その他
・サポートで土曜重賞＆他１～２Ｒの予想
★ 筆者の予想スタイル★ 昨年秋戦線の指数回収率ここで少しお知らせです。長らく投稿を続けてきた『新馬のすゝめ』ですが、来週から新馬戦が行われないため、新たな世代の新馬戦が開始する６月１週まで休載とさせていただきます。ただ３ヶ月間記事を２種類に減らすのは怠惰だと思うので、今週末（金曜日の夜～深夜）から『〇度目の正直』という未勝利戦に焦点を当てた予想記事を毎週投稿していきます。
上記の新記事ではレーダーやレース前指数を使用せず、レース指数と調教パターンを主軸に予想します。詳しい予想法や内容については下記の☆をご覧ください。また的中率や回収率次第では『新馬のすゝめ』再開後も平行して投稿する予定なので、応援のほどよろしくお願いします。
他にも私が予想家を始めた当初から投稿している『今週の厳選馬』（週末に行われる中央競馬全レース／暫くはＯＰクラスを対象に、穴馬を多数取り上げる記事）もよろしくお願いします。それぞれ過去～先週の結果や詳しい内容については下記の☆か今週出される記事をご覧下さい。
☆ 『今週の厳選馬』・基本100円（今後変動有り）
・対象レースはＯＰ以上の裏メイン
・指数と調教を用いた予想
➥上位５頭の能力／ＰＲＤ／総合指数
過去５年の調教パターン
全頭の調教評価と短評
・購入者限定特典付き
➥自信のある１～３Ｒ分の予想
昨年的中率 54 ％／回収率 123 ％
・近日の的中例 ※購入者限定特典
➥中山金杯 ３連複 75 倍
シンザン記念 馬連 20.2 倍
京成杯 複勝 3.5 倍
ポルックスＳ 馬連 155.9 倍 ※
日曜中京12Ｒ 馬連 54.7 倍 ※
関門橋Ｓ 馬連 33.5 倍 ※
あざみ賞 馬連 17.6 倍 ※
・過去の結果は下記のリンク／マガジンを参照
☆ 『〇度目の正直』・基本無料
・対象レースは関西圏で行われる未勝利１鞍
・開催内のデータと調教パターンを用いた予想
➥馬場に合う調教パターン
各馬のレース指数
開催内の好走／消去データ
・サポート限定特典付き
➥土曜重賞＆他１～２Ｒの予想
・近日の的中例
➥今後掲載
・過去の結果は下記リンク／マガジンを参照
１．フェブラリーＳの振り返り
➊ フェブラリーＳの結果
➋ フェブラリーＳの予想記事➌ フェブラリーＳの回顧レースタイムはコースレコードタイの超高速決着。足抜きの良い馬場やスローペース、内有利のトラックバイアスなど、様々な条件が重なり凄い時計が出た。ただレース指数に関してはその割に高くなく、昨年とあまり変わらないのが競馬の面白い所でもある。そんな中目立ったのは、福永祐一騎手と岩田康誠騎手の神騎乗だ。カフェファラオは馬込に弱いぶん少し馬群と離して、テイエムサウスダンは向こう正面で動く一か八かの騎乗で、この結果を掴み取った。一方レッドルゼルは直線伸び悩んだが、両極端なペースになったことで出た距離適性の差と考えれば、まだまだマイルで見限れない。馬券は外れたものの、この騎乗をされては仕方がないと思える好レースだった。
➍ 次走注目馬＆警戒馬次走注目馬 サンライズノヴァ（12人/8着）
上記でも解説したように内が止まらないトラックバイアス且つスローペースの割には、４角最後方から馬群の外を回って上がり２位。指数やレースぶりからも全く衰えた感じはなく、馬柱的に嫌われるなら積極的に狙いたい。
次走警戒馬 ソダシ（4人/3着）
こちらはサンライズノヴァと違いトラックバイアス、ペース共にかなりの恩恵を受けた。またその恩恵が無ければ確実に馬券外だっただけに、これから好走するためには精神面の強化が求められるだろう。血統に逆らえるか。
２．中山記念のポイント
➊ 昨年のレース前指数
春のＧ１戦線に直結する大事な一戦という位置付けだが、なかなか指数通りの決着になりづらい。その大きな要因として関西馬の裏切りが挙げられる。過去５年のデータを元に分析すると、これまで１８頭が挑戦して平均４人気平均６着。複勝回収率は僅か３８％で、好走したのは昨年のケイデンスコールと一昨年一昨昨年のラッキーライラックのみ。今年はダノンザキッドをはじめ関西の有力馬が多数いるため、より慎重に取捨選択を考えたい。
➋ 過去５年分のデータ分析 ※それぞれの該当馬は総括の表に掲載➀ 馬所属〔複勝回収率110％〕
➁ 馬齢〔４歳馬の複勝率45.5％〕
➂ レース間隔〔複勝回収率118％〕
➃ 前走馬体重〔複勝回収率108％〕
➄ 前走距離〔1600ｍ組の複勝回収率140％〕
➅ 前走４角〔４角先頭の過大評価は厳禁〕
➆ 前走人気〔勝ち馬は３人気以内に集中〕
⑧ 前走着順〔10着以下の１頭はＧ１〕
➈ 前走着差〔大敗は巻き返せない〕
⑩ 調教パターン〔ベストは５年連続優勝〕
赤（ベスト）：➀３週連続南Ｗで追い切り
➁３週以内に併せ馬先着
➂週前か最終に４Ｆ53.3秒以内
➃週前か最終に終い12.6秒以内
青（ベター）：➀２週以内に南Ｗで併せ馬併入
➁ＣＷか栗坂で併せ馬先着
ポイント①～⑩ 総括〔データから見る注目馬〕
以上上記に挙げたポイント①～⑩の内、ポイント➃を除く９つに該当したヒュミドールをデータから見る注目馬とする。久々の休み明けになるが、当時と比べると全くもってデキが違う。ダイヤモンドＳ時は併せ馬もなく、乗り込み本数や調教時計も明らかに物足りなかった。今回は２週前から併せ馬を消化しており、調教時計も優秀。特に最終追い切りの追走から馬を捕まえにいく動きは、全く重苦しさを感じさせない軽々しい動きだった。あとは当日のテンションと開幕週の馬場さえ合えば、圧勝しても驚けない。
３．中山記念の指数
【総合指数／ベスト８】※人気は土曜日深夜時点
１位 ⑮ダノンザキッド 65.10 １人気
２位 ⑪カラテ 61.15 ４人気
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３位 ➄パンサラッサ 58.94 ２人気
４位 ⑫アドマイヤハダル 58.51 ３人気
５位 ➆ウインイクシード 55.49 ８人気
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６位 ➃ヒュミドール 53.73 ６人気
７位 ⑧マルターズディオサ 52.20 ９人気
８位 ⑭コントラチェック 51.77 ５人気
４．中山記念の見解
本命は➃ヒュミドール。というのも指数上位は関西馬が多く、唯一の関東馬カラテも久々の距離延長。不安材料が少ない高指数馬を探した結果、この馬に辿り着いた。特に素晴らしいのが最終追い切りで、休み明けとは思えない脚さばきを披露していた。また過去５年の勝ち馬調教パターンにも該当しており、前が流れるペースになるのも歓迎。できるだけ内で脚を溜めたい。
対抗は⑦ウインイクシード。ポイントは昨年の中山記念で、前に厳しいペースながらも３着に粘り込んだ。今年で８歳になるが、前走の内容や今年の調教過程から衰えを感じない。事実能力指数は昨年とほぼ同じ且つ、データも年齢と前走の人気以外は該当している。目に見えている数字通りなら、限りなく昨年に近いパフォーマンスを出せるだろう。人気的にも面白い。
単穴は⑫アドマイヤハダル。この馬は冬の終わりから春先にかけて状態が良くなる馬で、叩き３戦目でも反動の心配がない。関西馬という点は多少心配だが、関西馬の取捨選択にあたる調教パターンでは見事買いに該当している。この指数の高さと状態の良さなら、十分見せ場を作ってくれるだろう。
４番手は➄パンサラッサ。どうにか４角先頭は回避して欲しいが、メンバーを見渡す限り何が何でもハナという馬はおらず、福島記念の結果からも４角先頭に立ってしまいそうだ。というのも４角先頭だった馬は軒並みゴール前で失速しており、２着はおろか３着も怪しい。何とか２番手につけたい。
５番手以下はカラテ以外同評価。カラテは調教師の引退が関わっていそうだが、中３週にしては調教でよく動けている。久々の距離延長さえこなせればこのメンバーでは能力上位だ。ダノンザキッドは自分から動けるタイプではなく、枠順が仇となる可能性が高い。マルターズディオサはＰＲＤ指数が気になるが、阪神カップの２着が示している通り能力はある。コントラチェックは厩舎の意向が強く、ＰＲＤ指数からも万全な状態にはないだろう。
馬券は４番手評価までの馬連とワイドが本線。本命は末脚鋭いイメージが強いため馬連。対抗は昨年に近い展開と予想しているためワイド。３連複はおまけ程度に考えている。もし資金があるなら上記相手にカラテを付け加えても面白い。とにかく中山中距離の重賞は併せ馬先着が最重要ポイント。
５．中山記念の買い目
➃－➄⑦⑫ 馬連３点
➆－➃➄⑫ ワイド３点
➃⑦－➃➄⑦⑫－➃➄⑦⑧⑪⑫⑭⑮ ３連複２４点
受け取ったサポートは指数の精度を向上させる研究に使わせていただきます。また、サポートして下さった方にはお礼として、他重賞で狙っている馬の情報をお伝えします。