自己紹介がてらに好きなSTG3つについて話すやつ③

 こんにちは、M.g.パーシーです。なんか前回から割と期間あいちゃいましたね。ってことで書式とか色々と変わってると思いますが気にしたら負けです。さて、では本題に参ろうと思います。

東方風神録

 神が出るゲーム、略して神ゲー。この世にSTGは山ほどあれども、風神録からしか得られない栄養の数は計り知れない。風情と言うやつなのかはよくわからない、言葉にしづらい部分に魅力が詰まりに詰まりまくった傑作でございます。

 まず曲が良い。全身で秋を感じられる様な心地の良い曲が私達を歓迎してくれているといった感じ。ただ一曲一曲がどれも素晴らしいんだけど、風神録の特出した魅力はなんと言っても曲の構成ではないでしょうか。秋の清々しい情景を表現した様な曲に始まり、少し暗い道を通ってはまた幻想的な世界に誘われ、そして少しずつ神々しい領域へと足を踏み入れてゆく。これがまあ言葉にしづらいんだけどすごく良いんですよ、すごく良い。なんかすごく良い。なお個人的には最終面の道中曲は凄いと思いました。短い道中をテンションMAXで駆け抜ける、私の求めていた最終面の姿はこれに違いない、そう思ったのです。あと一連の構成からはちょっと逸れるけど、エクストラの曲もほんと良いんですよ。私、東方の名だけは知っていたというときに動画にて風神録EXおよびネイティブフェイスに触れる機会があったのだけれど、まあそこから東方原作デビューするまでは一瞬でしたよね。ついでに有料同人ゲームデビュー、有料PCゲームデビューも風神録ってことになってましたね。もう耳が一目惚れしちゃってですね、最高でした。

 次に背景が良い。日本の秋は素晴らしいと思わせてくれる美しい背景の数々を眼下にゲームを進められるのは非常に気分が良い。最近の東方原作と比べると解像度は低いんだけど、それが逆に良い空気感を演出していて風情が感じられるのです。また、4面では敵さんが滝の裏から飛び出してくる演出があるんだけど、これによって背景がゲーム部分と一体化していて、プレイ中はまさにいま幻想郷にいますって感じで、2Dシューティングでありながら没入感がすごいんですよ。またステージ進行に伴う背景の変化が、ゲーム内の時間の流れを感じさせてくれてまた良いんですよ。昼から夜へと変化していく様子が、これまた風情を感じられるんですよね。背景で魅せるSTGにハズレは無いのです。

 最後に、シューティングとしてのバランスが良い。バランスといってもゲームバランスではなく、シューティング内に存在する様々なジャンルの取り合わせという意味でのバランスです。まず本作が弾幕シューティングであることは言うまでもないけれど、パターンと気合いのバランスが良い。基本的には自機狙いとばらまき弾メインに撃ってくるんだけど、どこを見て避けると良いかがわかると面白いくらいに弾幕の隙間が見えてくる場面が多くて、練習した甲斐があったなと思えてくるんですよ。ほんと、本作は全体的に弾幕の疎密がはっきりしてて、密度の低い箇所を覚えつつあとは気合いで避けるみたいなことができてシンプルに面白いんですよ。さらに偶にパズル系弾幕も撃ってきてそのメリハリがいいのよね。全方位弾幕とはいかないまでも結構トリッキーなことをしてきてまあ楽しいこと。特にEXは顕著。そして、弾幕シューティング以外の要素も上手く取り入れられてるのがまた良い。柔らかめの敵を通常ショットでバンバン倒していく様はまるでキャラバンSTGのようなのよね。パワーを1つ消費してクソ強ボムを撃てる点もまたキャラバンっぽくて、避けるだけでは得られない爽快感もバッチリで遊んでてとても心地よいのです。


 なんかまた長くなりそうだったのでここまでにしときますかね。とりあえず3回にわたって好きなシューティングを紹介してきましたが、私がどんな人物か分かっていただけたでしょうか?いや別に分かってくれなくて良いんだけど、一応自己紹介枠なので…。

 さて、自己紹介はここまでという事にして、今後はSTG中心に話のタネになりそうなネタを引っ張ってこようかなと思っております。というわけで、ここまでお読みいただきありがとうございました。ではまた。

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