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卓球のはなし

こんにちは。

関東地方は本日雨。最近は心なしか雨日が多いように感じて少しばかり気分もどんよりしています。

特にぼくは運転をしているときの小雨がハイパー大嫌いです。「ワイパーつけよか、つけまいか」といった葛藤が自分の中で巻き起こり、どうにも運転に集中できません。

ワイパーをつけても目の前を定期的に通過する棒に集中をかき乱されます。
きついですね、雨って。


そんな集中力が何より必要なスポーツといえば~?
もちろん『卓球』でしょう。何を隠そう、ぼくは中学の時は卓球部だったので今日は卓球トークに花を咲かせるZO~!

今思えば、人生で最初で最後の運動部でした。といってもほとんど汗をかかなかいぬるい部活でしたが。

ただそんなぬるい部活動に当時1人だけ恐い先輩がいました。
ひとつ年上の川田先輩、あんただよ!

とても陰湿な性格で仲の良くない後輩には挨拶せずメンチを切る所業。当時のぼくらはそれがとても恐かった…先輩がいない日は喜び、いる日は悲しみ。ぼくの情緒はおかしくなりそうでした。

でも不良で偉そうなのに「卓球が下手」という旨味があったな。そこが今思うと可愛い。

でもよくよく考えると川田先輩とぼく最後の方仲良かったんですよ。
なんか中学一年生にしては早めに生え揃ったぼくのアンダーヘアを見せたことで(彼に見せて欲しいと懇願されたんですよ)、徐々に先輩と打ち解けて仲良くなったんですよね。

そんなある日のこと。卓球場で先輩と空気イス対決をしているときでした。「お前、オナニーとかすんの?」と唐突に質問されました。

ぼくは「謎の言葉でぼくを惑わせて対決に勝つ算段か?卑劣な男よ!」と逆に奮起して対決に勝利。
あらためて「さっきの何ですか?」と聞いたところ、当時ぼくがよく知らなかった自慰行為についてやさしく教えてくれました。

そういえば、あの日も今日のようなどんよりした雨降りの日だった気がします。

あれから約10年。卓球を辞めた今でもぼくはあの日の先輩の教えを守り自慰に勤しんでいます。親愛なる川田先輩本当にありがとうございました。

ちなみにですが川田先輩以外の先輩方に対する記憶はほぼありません。

他の先輩関連で覚えていること一覧
・練習中、同級生と蟻の行列を眺めて遊んでいたら、先輩に尻を蹴り上げられたこと。
・練習後、先輩と遊びに行く際に赤いズボンを履いて行ったらダサいと言われ、それがあまりにショックで気付いたら帰宅していたこと。
・先輩と一緒にカラオケに行ってRADWIMPSを歌っていたら、歌の最中ずっと「知らねぇ、この曲」と言われ続けたこと。

それくらいですね。本当にろくでもねぇ奴らだな、こいつらは。
でも中学の部活のことだし、このくらいの記憶でちょうどいいのかもな。

いやはや、雨の日はいやなことばかり思い出してしまうものですね。こういった不快な思い出は心のワイパーで早急に拭い去っていきたいものです。
(このコメントは冒頭のワイパーのくだりと掛かっていて、とってもうまいゾ!技ありダッ!)


画像は中学生の時によく行ったアピタです。

おわり

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