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可憐なアイボリーファンミvol3柴咲あかり誕生祭に行った話 前編

3月13日 AM4:30

けたたましく携帯のアラームが鳴った、BLANKEY JET CITYのガソリンの揺れ方だ。ギターがチョロチョロと鳴った後にギターベースドラムが爆発するかのようなサウンドを奏でる。目覚ましには持ってこいなんだけど、チョロチョロパートで既に目が覚めてしまった。

自分は超朝型の人間であるといえる。夜は眠い。介護の仕事をしていてもきっと自分は夜勤を行うのは無理だからデイサービスを選んだ。割と身体を使う仕事なので帰って晩飯を食べると眠くなる。わかりやすい、早い時には22時に寝てしまうこともある。推しの配信の時にはあっちの世界に行ってるなんてこともしばしば。あ、柴柴(ひどい)

でも最近はほぼ毎日、あかりちゃんの配信を見て寝るようにしている、眠い時はもちろんあるけどやはり彼女の配信は独特のセンスが行き交ってて楽しい。自分がコメントしていなくても笑ってしまう事が多い。仕事に支障を来さないほどには無理せず無茶して見ようと思います。ファンミ前日も夜に配信をしてくれていた。

あかりちゃん『来てくれる人は一緒に楽しみましょう。 来れない人も応援電波とかあかり、ちゃんと受け取れるから』

コメントを書き込む。『明日は魂を飛ばします』

あたかも自分が行かないような体の工作。意を決していた、"可憐なアイボリーの現場に行く”と


数週間前、推しの誕生祭が発表された日。

この頃にはカレアイ沼 ひいては柴咲あかり沼に肩までどっぷり使っている状況でファンサのMVを毎日見たり、配信に行ったりあかりちゃんのTwitterにクソリプを送るなどしていた(やめなさい)

会場は東京。未だに収束の気が見えない状況で。

3月13日。

あ、STUの直接会えるお話会の日だ。抽選申し込み用のシリアルは30枚ほどある。広島で100枚近く投げたけど推しの当選率はかなり下がってた。だけど6部性で1枚は確実に当たるし、複数人 回せるからほぼ無駄にならない形を知ってる。実際に広島の時は知り合いが1部で7、8人回してた。オンラインが主になったので 2mくらい距離はあるし、スピーカーの音質がアレだけど直接会って話せる機会は貴重。

どうする。現場が被ってしまった。STUは大阪 かかる移動費は全然違う。カレアイはほぼ毎月ファンミあるはず。

しかし 今の可憐なアイボリーを素直に見たいと思った。次のステージに進んだ永尾梨央ちゃんを見たいとも思うし、初めて見るメンバー達がどんなステージを作り上げるんだろうとワクワクする(厳密には2月にオンラインで全員と話したから完全に初めてではないのだけど)。何よりやはり柴咲あかりちゃんに会いたい。記念すべき誕生祭を現場でお祝いしたい。そう思うと申込むしかなかった。ありがたいことに当選した。

ここで1つ問題がある。それはカレアイの現場の勝手をまるで知らないということ。何時くらいに行って、ファンミの流れはどうで、特典会のシステムがこうで。

あ、どうしよう 全然分からない。会場の場所とか行き方はYahoo乗り換え案内でどうにでもなるとして、到着してからの問題が生じてきた。カレアイの現場に行く上で知り合いがいない不安。

ここで名前を出すのは控えた方が良さそうなので、このファンミに参加する方で親切に事前に教えてくれた2人の、男性と女性の方に圧倒的感謝を伝えたい。女性の方は実は三、四年くらい前からFFだったけど。男性の方も女性の方も色々お聞きしたら全部教えてくれて不安が解消された。推しにサプライズで行くという行動にも理解を示してくれてありがたかった。

そういうわけで当日(前置きが長すぎますね)

4時半起きからの、シャワーを浴び車で福山まで行き、新幹線に乗る。現場 到着はだいたい物販が始まる50分前くらい。推しに会えるというワクワク感で車を運転。スムーズに来れたと思ったら

新幹線の切符を買っていなかった。

この時にモタつき一本遅い新幹線に乗って行くことになる。早速出鼻をくじかれる。事前に買っときましょう。新幹線も実はほとんど乗ったことがない。こんなに速くてこんなに便利だとは まさに時間をお金で買うって感覚だ。品川から新大久保へ乗り換えもバッチリ。新大久保から代アニライブステーションまで歩く。地図アプリが上手く動作せずあさっての方向へ向かうもなんとか現場着。確か物販始まる10分前くらいだった。

5 60人は並んでたと思う。買うものは決めてるし無事買えればいいな、写真とかコレクションできるものももちろんいいんだけど何より話ができる特典券が欲しい。良かった無事買えた。以前に行ったオンライン特典会と同じで1人10秒程度 10人のメンバーは5人ずつ2つのグループに別れる。マスク越しではあるがあの距離でメンバーを拝めて、なおかつ話をする時にラグがなくダイレクトにリアクションを貰えるのは嬉しい、どんなこと話そうかなと開場までに考える。

グッズは生写真と缶バッジを買った。以前オンラインショップで巫女の生写真買った時に推しの直筆を引いて完全勝利した。多分2022年の運を使い果たした感ある

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後生大事にします。

開封を始めた。こんだけ色んな人が買ってんだ、まぁいつもより数は買ったけど直筆は来ないだろう。

生写真は無し、ホワイトコーデあかりちゃんも梨央ちゃんもコンプしたし、ばり可愛いのでもちろんよし

缶バッジも開封する 

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嘘…だろ…

まさかの推しを自引きする。運を使い果たしたどころか東京に来てこんな事になるとは

思わず代アニライブステーション横で大きな声を上げてしまうところであった。グッズ入れるケースを買いに昼間の歌舞伎町を抜けて100均へ行く。治安が心配なので下だけを見て目的の店へ 戻ってくる頃には 代アニの開場時間を迎えていた。

いよいよか…と深呼吸して入場列に並ぶ
いつの時も初めての現場は緊張する、不安がある、しかし、カレアイは自分で現場に行くことを選択してリスクを背負って来たのにワクワクが勝ってる、もう楽しむ気満々だ ドキドキも心地よい。

入口付近、学ランを着た人達が何かを配っている、
受け取る。あかりちゃん生誕委員の方々らしい。素敵なチラシだったりペンラだったりハチマキだったり、中に入ると横断幕があったり今日のこの日のために沢山準備されたんだろうな。この時明らかに学ランを着た方々の中に聞き覚えのある声の方がいらっしゃったのだけど二の足を踏み声をかけれず終いだった。

会場はなかなかの広さのライブハウス。広島でいうとCave-Beとクアトロの中間くらいの大きさだろうか 実はここに入る前にファミマ数軒ハシゴしたけどファミマ限定のこのサイズのノーマルぺプシが置いていない。

ドンキならあるやろとドンキに行ったらノーマルペプシあったけど1.5リットルしかなかった。しかも冷えてない。
これ買って代アニに入るとか正気の沙汰じゃなかった。そんなこんなで途方に暮れていると外の自販機に500の缶があった。即買う。ペプシはペプシでもノーマルじゃないと嫌なのだペプシ生やペプシジャパンコーラは味が違う

きっと絶対推しと話す際のネタになると思いリュックに忍ばせ入場。
ライブハウスのドリンクも先に交換しとくかと、ドリンク交換の場所に行ったら

コカだった

まぁそらそうだろと何とも言えない思いを抱いて、着席、そのコカを飲みながら刻一刻と開演の時間を待つ。


後半へ続く(キートン山田)

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