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フィリピンにある家族間の深い闇。知れば知るほどあり得ない!

マブハイ!皆さんご機嫌いかがですか。PEです!

今日はですね、深い闇に関するお話です。日本にいらっしゃる皆様には、なかなか理解することが難しいお話になると思います。

しかし、フィリピンには実際にあるお話です。特に、所得が低い貧困層にはほぼあり前と言っていいほどあるお話です。

フィリピン人って、優しいし、明るいし、発展途上国で貧しい国かもしれないけれど日本にはない良さが合って良いよね。このようなイメージをお持ちの方多いと思います。

このイメージは確かに合ってるんです。

しかし、闇の部分は、中々、話さないわけで、現実を知るというのは相当難しい現状があるという事も言えます。やはり、闇の部分は、相当に心をOPENにする関係を持たなければ、難しいです。

それは当然なんです。だって、家族のことに関する悩みな訳で、相当知った中ではないと恥ずかしいと感じるフィリピン人は多いです。もちろん、逆に我々日本人にとっても家族の悩みを打ち明けるのは相当仲が良くないと難しいですよね。それと一緒だと思います。

では、どのような深い闇があるのか。私が実際に相談を受けている実話をお話します。

その方は兄弟は4人、そして、お父さん、お母さんも健在です。つまりは6人家族ですが、兄弟も一緒の場所には住んでいますが既に大人の年齢で結婚もして子供もいます。

これが今の生活状況です。

では、私の友人であるフィリピン人(ちなみに女性)は、どのような事で悩んでいるのか。

先ず、兄弟姉妹の構成を見てみます。

お兄ちゃん

私の友人(女性・長女)

この様な状況です。既に皆さんが大人の年齢で結婚している兄弟もいれば、子供もいる兄弟もいます。ここまでは至って普通の家族(兄弟姉妹)だと思います。

ここからが本題です。

この4兄弟姉妹。私の知人、つまりは長女が物凄く頑張った・頑張っている家族なんです。

こちらの家族は元々は貧困層。その昔はスラム街に住んでいたという事です。小さい時から、お兄ちゃんと長女は親からの指示で物売りをしていたという事です。何かを販売することに対し、年齢が小さいというのもあると思いますし、家庭が貧しいという事情もあると思いますが、その労働には何ら疑問を持たず、物を売るのが当たり前という状況だったそうです。

もちろん学校へも行くわけですが、その際も必要なお金(例えば、何かを購入しなくてはいけない場合、イベントに参加するためにお金が必要となる場合)が無く、自分だけ教室内で待機していることも多々あったそうです。お金の支払いができないとイベントへの参加もできないためですね。

ただ、優しい担任の先生も居たようで、担任の先生がイベントに参加させてくれたこともあったという事です。

高校を卒業すると、大学に行くかどうかの選択が出てくるわけです。当然ですが、大学へはいけません。お兄ちゃんもそうです。お金が無いからですね。

まだ未成年だったこの長女。当時16歳なのですが、何と、母親に連れられてですね、接客が伴うBARで働かされることになりました。突然、母親にお店に連れられたこの長女、16歳で何もわからないわけです、お酒も飲んだことが無い訳です。

しかし、母親にお酒を飲む必要があり、接客が伴うBARで働かさせることに、、、BARの入り口から母親は中へ入れないという事で長女は一人で言われるがままにBARのマネージャーに連れられて働くことになったそうです。

今であれば、未成年者を働かせたBARは取り締まりの対象。そして、これは今だからではなく過去に遡ってもそうですが、この母親は完全に逮捕されます。

しかし、家族の状況が状況だけにこの長女は頑張って働くんですよね。初めの給料ではアイスクリームを買ったと言っていました。そして、そのアイスクリームを家族のために買う訳です。

気が付けば一家の大黒柱。お兄ちゃんのための大学の学費も稼ぎ、妹のための大学の学費も稼ぐ。そして、家族の食費、電気、必要購入費用も全てこの長女が飲み屋で働くことで稼いでいました。

普通に考えれば、あり得ませんよね。日本とは違って、フィリピンのBARは、体を売る接客もあります。親はそのことを知っていても働かせるわけです。

普通はできないですよね。。。16歳から働き、気が付けば30歳を超えたという事です。つまりは、14年以上も働き続け家族を養ったわけです。一番楽しい時期を全て家族のために費やしたわけです。

普通に考えれば、親は止めますよね。父親も止めなかった、、、更には、この稼ぐというのが当たり前になった家族は、この生活に慣れてしまい、長女が稼ぐのは当たり前、稼がないと、不満を口にするようになるという事です。

長女も疲れますよね、お酒は飲む、体は売る、、、、精神的にも疲れ果てるわけです。しかし、少しでも仕事を休もうとすると親は逆に叱責をするようになったという事です。考えられません。

実はこの様な状況で働く女性というのはフィリピンには多数いるという事です。

この長女は、ある程度お金を貯めたところで(親に内緒で貯めていたそうです)、仕事を辞めたという事です。そして、自分の人生のために、新しい仕事(個人事業主)を始めたそうです。しかし、、、、これを知った親は、ここからもお金をとろうとします。

しかも、長男のお兄ちゃんは、今でも大学を卒業したにもかかわらず働かない、、、それに対し、親は何も言わない、、、状況です。そう、フィリピンでは長男が可愛がられる傾向もあるのです。

今でもそうなのですが、例えば友達同士で小旅行へこの長女が出かけ、当然、写真を撮ったりもして、SNS上へ投稿するわけです。そうするとあろうことか、この親がですね、SNS上のコメントに、不満を言うそうなんです。家族をヘルプしないで何をしているんだという内容です。。。

ここまで腐った親もたくさんフィリピンには居るわけです。

ちなみに、過去には家出をしたこともあるそうです。しかし、親は居場所を探して、連れもどしたそうです。すべてはお金のために。。。

私も相談を受けます。今後どうしたらいいのかという事を。

弁護士にでも相談に行くべきか、私も本当に考えてしまいます。


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