見出し画像

KC 2021 Feb. 反省会

KCお疲れさまでした!
今回目標である1000位以内(DP40000以上)を見事に達成することができました。デッキはほぼサイバーのみです(水晶は10戦しか使ってないので省略)

画像3

画像2

金銀アイコンに比べると大したことない成績でクソしょうもないnote、しかもクッソ長いnoteなんて書くなと思われそうですが、そんなの知ったこっちゃありません。
良かった点と悪かった点をきちんと言語化して次に繋げることが狙いです。
(YouTuberが反省会配信をしていますが、それと同じものと思っていただければと)

…とはいえ、あまりにも長いと読む気なくしちゃうのも事実なので最初に要約を載せておきます。
要約を見て満足した人はそのまま閉じていただければ結構ですし、もっと読みたくなったら先に進んでいただければと思います。
(ものすごく根気のいる作業だと思います...笑)

本noteの要約
○目標達成の要因
・水晶にこだわらずに新しい魂デッキを求めてサイバーを使ったこと
・サイバーの動きに慣れていなかった分、ランクマでひたすら回して苦手対面の対策も考えたこと
・サイバー有識者の動きを勉強したり、相談したりしたこと
・ランクマだけでなく、ポイントバトル等に参加して実力を試せたこと
・サイバーだけでなく聖騎士等も練習してどれくらい回るか、何をされたら嫌かを体感したこと
・明らかに前回KCよりもKC前の準備時間を多く割いたこと
→これらが功を奏してある程度自信を持ってデュエルに臨め、特に聖騎士デスペ相手に勝率6割出せたことが大きい

・調子が悪いときは対戦をやめて素直に休憩したこと
・調整グループで励まし合いながら頑張れたこと
→メンタル面でミスを少なくして臨めたことが大きい

○今回KCの反省
・対面練習不足デッキ相手だと得意対面であっても負けることが多かったこと
・勝ち確定盤面を逃して負けることがそれなりにあったこと
・強い人相手だとそれまで通用していたやり方が通用しなかったこと
→総じてデュエルの質に課題があるため、環境デッキを操る強い人との調整(将棋で言う感想戦込みの調整)する機会を増やして対応

・同じデッキでも採用札をあまり替えようとしなかったこと
→環境を読んで何枚か札を入れ替えても良かったため、次回はそこに柔軟に対応できるように普段から採用札と入れ替えカードの検討を進めておく

○次回KCの目標
・世界500位以内達成
→理論上は今回のDPに追加3連勝で達成なので、金曜日と月曜日に有給を取らずとも達成可能

・種類の違う3デッキを握ってどれかで戦える状態にしておく
速いデッキ:サイバー(or BF、HERO、ドラグetc.)
魂デッキ:水晶
罠ビ:不知火(or 剛鬼、聖騎士etc.)
といった形で対応できるようにしておく。(環境変化を読めないとすぐにDPを落とすと感じたため)
ただし、それ以上に握るデッキを増やすのは練度が低くなるので、何を握るかはしっかりと見極める

ここから先は上に書いてあるような内容をダラダラと書いているだけなので、興味があれば読んでいただければ幸いです。



目標設定の妥当性

これについては1000位以内で良かったと思ってます。
今までの最高順位が1500位くらいだったので、それよりもちょっと順位が高くてかつキリの良い数字ということで1000位以内にしました。

個人的にはいきなり手が届かないところ(=金銀アイコン)を目標とするよりも
結構頑張れば手が届きそうなライン(最高順位が1500位くらい)を目標とする方が頑張りやすいと思ったのでそうしてます。
(目標からあまりにも遠すぎると最初から諦めてしまうタイプなのです)

デッキ選択について

今回はサイバーにしました。目標も達成できたのでここも妥当だったと思います。

私の過去のnote等を見れば
水晶はどこへ行ったんだ?
と思われそうですが、今回のKCでは10戦しかやってません…笑
(3勝7敗なので以下省略)

サイバーがダメになったときにもっと使おうと思ってたんですが、絶望的に勝てなかったんです。調整でも本番でも。
いやそれは自分の弱さなんですが、規制内容と強力なエクシーズ体の登場でその覚悟はしていました。そんなわけで結局ほぼサイバーで走ることに...。

元々水晶以外でまともに戦えるデッキが正直あまりなかったので、これも良い機会だと思って水晶以外のデッキを探すことにしました。
そんな中で選んだのがサイバーです。

理由は
・サイバーというデッキを好きになった
・猿と揶揄されることもあるが意外と駆け引きの要素があると感じた

・速いデッキかつ勝ち筋がシンプル
ということです。

水晶の場合、ブリューナクを出してプラシでサルを出したくらいでようやくサレンダーされるのですが、
サイバーは、後攻!ゲート!!サポート!!!勝ち!!!!
みたいなことが多かったので、一戦あたりの脳のリソース消費量が非常に少ないものでした。前からポイントバトル上位に行くために戦えるデッキが欲しいと思っていたのでサイバーはその需要にマッチしていました。
また、金銀アイコン獲得者でも毎回大体勝率55〜65%の間なので、自分も10戦中4回負けても6回勝てば良いやくらいの気持ちで臨めば良いやと考えていました。
数で稼げるデッキなので少々負けが続いても数こなせるし、後で勝てばいいやくらいの構えでやっていました。

さてKC始まる前のサイバーの評価は
・環境トップ相手(聖騎士オノマトサンドラデスペなど)に勝つのが厳しい
・環境トップメタ(ネクロバレー系)等が流行るとそれを刈り取る役割でサイバーにチャンスあり
くらいの評価だったと思います。そんな評価ねじ伏せてやるわと思っていました…笑

スクリーンショット 2021-02-15 19.35.32

※対戦数10戦以上のデッキで勝率が50%以上のものは赤字、50%以下は青字に加工しています。1戦以下やデッキ不明な場合はデッキ不明・その他にまとめています。

ちなみに、先攻は61/127で勝率48.03%、後攻は92/140で勝率65.71%でした。後攻の方が多く引けた(140/267で52.43%)のは運が良かったです。
後攻の勝率には満足していますが、欲を言えば先攻でも勝率50%以上を出したかったですね。

一方対戦成績は見ての通り、サイバーが苦手としている聖騎士デスペには6割以上の勝率を出せたことが大きいです。
(サンドラはイーブン、オノマトもイーブンみたいなもんです)

これはランクマで自然と環境デッキ相手・環境デッキ以外の相手に練習できていたことが大きいです。
そもそもサイバーの動きに慣れていなかったので、ランクマでひたすら回す練習をしました。
一部でランクマ調整を揶揄する動きもありますが、
・相手がミスをしたときに確実に刺す練習
・自分がミスしたときにリカバリーする練習
・理想札ではないときにどう捲くるかの練習
を何度も行い、時には失敗もしながら学んだことは自信にも繋がりましたし、実際功を奏したと思います。
その上で、不明な点は有識者に素直に教えを請うて考えをアップデートし続けました。
それでもランクマで勝てない場合はサイバーは諦めていたかもしれませんが、体感6割くらいは勝てていたので1000位以内を目指す程度であればサイバーで戦えると結論付けることができました。
思惑通りの動きがKCでもできたと思っています。
聖騎士やデスペ側がもう少し真面目にサイバー対策していればキツかったです。得意対面だからと油断している人が多かった印象です。

正直1000位を達成できなかった回に比してKC前のデュエル量も圧倒的に多く、また、積極的に人に訊く機会を設けたこともあったため、
自分にとってはある意味一番努力したKCということで結果が出てホッとしております。

KCの走り方について

金曜日と月曜日は有給を取れず、かつ金曜日は21:00くらいまで残業していたため、ほとんど走れませんでした(敢えてあまり走らないようにしました)。
この時点で大きなハンデを背負っていますが、そこで焦らなかった点は良かったと思います。

土曜日は大体0:00~1:30、9:00〜12:00、14:00〜18:00、19:30〜21:30
日曜日は大体9:30〜12:30、13:30〜17:30、19:00〜22:00
の時間帯で走りました。

画像4

土曜日の夜はプレイングミスも多く、勝てなくなってイライラしてきた(遊馬を見ただけで嫌になったレベル ※ほぼ確実にサイバーが苦手なオノマトかサンドラが飛んでくるため)ので敢えて走らず
日曜日の夜は目標1000位以内がほぼ確実な40000DPを超えたため走らず(ここでステイ判断を有識者に聞けたのも良かった)
という判断は良かったと思います。

このイライラしたときに
・調整グループのおかげで頑張れたこと
・サイバー有識者からコッソリ採用札を教えてもらったこと
が功を奏して日曜日はDPを盛ることができました。
人と一緒にKCを走ることは想像以上に大事だと実感しました。
ちなみに、日曜日は遊馬が来てもふ〜んくらいに思っていました。何度も言いますがメンタル管理は大事。
しかし、もう少しメンタル強くしたいものです。

日曜日の夜は気持ち的にはもっと走れたのと500位以内も見えていたのですが、走るのをやめました。
・負けを重ねて1000位以内から落ちる可能性が大いにあったこと
・DP取り戻すために徹夜して次の日以降の仕事のパフォーマンスが落ちることが嫌だったこと
・在宅勤務なのでサボって走ろうと思えば走れたもののKCは勝てない、仕事は進まないで余計にイライラすることが目に見えていたこと
ということがあったので、ステイしてよかったと思います。
※なおステイしたものの次の日の仕事はあまり捗らず笑

今回のKCの反省点

強い人相手との調整が不足していました。
最後の詰めが甘くてミスを突かれて負ける、ブラフ伏せが通用しないなどそれまでならなんとかなっていたことがなんとかならないようになってきました。

鮫やトラミッドはむしろ得意対面と認識していましたが、上手い人が多くて負け越しあるいはイーブンになってしまいました。
得意対面だからと知らない間に油断していたことが大きな仇となりました。
ここは反省ポイントです。

また、採用札の入れ替えを検討すべきでした。
調整の過程でフィーアがなくても大丈夫と気付いて抜くことができたのは大きいですが、それ以外は不十分でした。アビスコーンは下位帯ではレヴィオニアが勝手に割ってくれる等負け試合でも捲くるカードとして活躍してくれましたが、次第に通用しなくなってきました。上位帯ではセプスロ堕天使も流行っていたことを考えると、死者への供物に入れ替えることが最適解だったと思います。供物はドローできなくなることが痛いと思っていたので採用しない方向で進めていましたが、甘かったです。
サイバーで金銀アイコンを獲得した人の構築も見て、個人的には最適解だと思って考えた構築が以下の構築です。(大熱波out供物inでも良いかも)

画像5


これらの反省を踏まえて次回はランクマ調整に加えて強い人との将棋で言う感想戦を含めた調整する機会を設けていくことで対応しようと思っています。そこで採用札の検討(青眼がもっと流行れば供物を入れるなど)も行っていくことでデュエルの量だけでなく質を確保する時間を設けたいです。

あとはできれば残業は避けて有給取れる方向に持っていきたいですね!!

次回KCの目標

今回の順位が619位、あと3連勝していれば500位以内を達成していたと思われるので、次回KCの目標は世界500位以内(DP45000以上)です。
(流石に土日は休めると信じているので)理論上は達成可能です。
というか200戦に満たない試合数で勝率7割を叩き出して金アイコン(バケモンかよ)が出ているので理論上は金アイコンも狙えますが、少しずつステップアップした方が自分に合っているので500位以内としたいと思います。

この500位以内を目指すにあたってデッキタイプの異なる3種類のデッキを握っておきたいなと思いました。
速攻系、グルグル系、罠ビ系
の3種類です。

環境的にこのデッキはしんどい、逆にこれは強そうだというのをいつでも出せる準備をしておきたいです。
今回は自分のいるDP帯でセプスロ堕天使をあまり見ませんでしたが、これが流行っていればサイバーはかなり厳しかったと思います。
環境の把握はDLUで行っていましたが、次回も継続していきたいです。
↓参考URL
https://duellinksunion.com/?p=5803

個人的には
速攻系:サイバー or HERO
グルグル系:魂の水晶
罠系:懐かしの不知火
が理想ですが、ここはしっかりと何を握るかは見極めていきたいところです。(ここをミスすると1000位以内も遠くなるため)

恐らく次回KCは4月になると思いますが、デュエルの質も量も確保して地道に努力していきたいと思います。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました!

P.S①
速攻系、グルグル系、罠ビ系の3種類を握っておくべきと思ったのは、純粋に魂の水晶を強くするためでもあります。
水晶は大幅な規制を喰らってしまった故にかなり弱体化してしまいましたが、
・ウィールダー+レベルコピーやクレーンクレーンを積んで速攻系に寄せる
・因果やデモチェ等を積んで罠ビに寄せる
・シーステでじっくりとアドを稼ぐタイプに寄せる
・これらの中間タイプにする
ことも可能な柔軟性を持った素晴らしいデッキだと思っています(水晶に出会っていなければリンクスやめてたレベル)。

今回は実力不足で諦めてしまいましたが、どうすれば水晶が輝けるかはどのタイプに寄せるのが良いかを考えて練習することだと思います。
そのための参考材料として速攻系や罠ビ系のデッキを使って
・どのタイプのデッキが強いか
・採用札として何が強いか
を把握した上で、それを水晶に転用するプロセスが重要と考えています。
(ちなみに、今回は聖騎士相手に速攻系で勝つのは厳しいと思ったので罠ビ寄せでした勝てんかったけど)

KCで使うかどうかは分かりませんが、水晶はたとえ環境から姿を消そうとも握っておきたいデッキです。
正直インパクトがリミ1になったところで水晶はキツいから返してくださいよ〜(泣)

P.S②
米長哲学
という言葉をご存知でしょうか。

これは、
自分にとっては消化試合でも相手にとっては重要な試合の場合は全力を尽くして戦う。
それが相手に対する尊敬になり、自然と勝負運も付いてくる。

という考え方です。

この考え方は将棋界で定着している考え方なのですが、もちろん他の勝負が絡む世界でも言えることだと考えています。
今回のKCで八百長や意図的な遅延疑惑が挙がっていますが、この米長哲学が浸透して正々堂々と戦えるようになる環境が整えばいいなと願っています。

まあそんなことをされようとも正々堂々と勝ってやるというのが個人的には「真のデュエリスト」だと思いますけどね!!

P.Sまで読んでいただいたみなさんお疲れ様でした。感想等いただければ大きな励みになりますのでお待ちしております。
ここまで私の暇つぶしにお付き合いいただきまして本当にありがとうございました!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?