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【音楽】パワーコードってわかってて使ってますか?

お疲れ様です。
マーキーです。

今日はギタリストなら大半が大好きなパワーコードについてお話をしていきたいと思います。

DTMでもギターを打ち込む時に何気なく入れてるかもしれないですが
知って得する話でもないですが損する話でもなく、場合によっては得をするお話なのでぜひお読みくださいね!

ではまず「パワーコードってなに?」って所からお話をしたいなぁと思います。

1.パワーコードとは

パワーコードとは

画像1


こういう画像みたいな感じで指2本、ないし3本だけで抑えられるコードになっています。

ロック系を中心としたエレキギター界ではお馴染みのコードですね。

パンクなんかを中心に、このパワーコードだけで1曲完了ということも決して珍しいことではありません。

このパワーコードはめちゃくちゃ便利なんですよね。何故かご存知でしょうか?

これを知っているか知らないかでアレンジにも影響が出てくることでしょう。


2.パワーコードは何故便利なのか

まずパワーコードの構成音を見てみましょう。

先程の写真、わかりづらいですが5弦の3フレット(C)と4弦の5フレット(G)を抑えてます。指三本の場合は3弦の5フレット(C)が追加されるんですね。

以前和音について記事にしたことがあります。


この記事ですね。もしコードについて詳しくわからない、という方は是非上記の記事からお読みいただければと思います。

ここでも書いていました通り三和音の構成でC(ド)のコードは

CEG(ドミソ)で構成されています。

今回はCとGを抑えたパワーコードなので、Cコードのパワーコードという事になります。


ここで重要な事は「ミが入っていない」という事です。

音楽には大きくポジティブとネガティブに別れています。

ポジティブは日本語でいう長調、英語で言うメジャーという表現

ネガティブは日本語で言う短調、英語でいうマイナーという表現になります。


Cというコード一つとってもCメジャーというコードがあり、Cマイナーというコードもあります。

そのメジャーとマイナーに大きく影響を及ぼすのが第三度の音。つまりC(ド)の場合のE(ミ)になるんです。

ちなみに通常のドレミファソラシドはCメジャースケール、ハ長調と呼ばれるものになりますが、ヘ長調もあればト長調もありますので音楽理論では

「ⅠⅡⅢⅣⅤⅥⅦ」と数字で表しています。

ハ長調、Cメジャースケールは、ドがⅠ度の音で始まる長調という意味で

Ⅰ度の音がソならGメジャースケール、ト長調という形になります。

つまり、数字で表すのは、このⅠ度とⅢ度とⅤ度の三和音がⅠのコードですよ。と書けば何長調、何短調にでも当てはまるという考え方です。


話が少しそれましたがこのⅢ度の音がないパワーコードは…そう


メジャーもマイナーも関係ない


ここが使い勝手が良すぎるんですね。


前に言われました

A「マーキーさんがギターでよかったです」

僕「いや、僕そんなうまくないじゃん?」

A「いや、マイナーもメジャーもわかんないギタリストばっかりじゃないですか」


自分の中でそんな認識はなかったんですが、どうやらパワーコード使いの中にはそういう方もいるらしいのです。

ちなみにディミニッシュとかもパワーコードで済ませちゃえないことはないですね、正確には-5ですが


という事で便利なパワーコードですが、メジャーマイナー位はちゃんとできるようになりましょうね!!


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