新タウラス杯 キャラ・脚質雑記

残すところ開始まで1週間迫ってきましたがまた選出バが決まっておりません。


【現状の脚質分布】


・どの編成で挑むか?
ウマ娘Youtuberや自分でルムマ走らせた体感ベースで恐縮ですが、逃げが圧倒的に減りました。
割と高頻度でルムマ環境の分布数字出してくれてる方がこちらです。

評価値18500程度の逃げでは後方脚質に差されてるなぁといった体感です。今回は3回目のチャンミということもありルムマの段階でボトムラインがかなり上がったように感じます。メイクラ育成の効率性が大分周知されてきてますね。

脚質分布的に逃げ0のマッチも珍しくなくなり、幸運な先行バ(=ポジションキープの基準バ)が発生することも多いです。
ただしその分後方脚質がスパート直前まで団子ということも多くなり、馬群にのまれ加速スキル&中盤速度スキルでが出ても前に出れない事故負けも散見されます。

10/24区間まではこのポジションキープが有効になりますが、速度スキル発動中はこの制約がなくなるため、現在中盤速度スキルをいかに盛るかの環境で思ったより幸運な先行バだから圧倒的に優位というわけでもないというのが体感です。

【編成を考える】

ここで論点として、
〈後方3でいくかor前脚質を1-2選択するか〉
というところを考察していきます。
現状差しが優位脚質なのは間違いなく、ついで追込、逃げ、先行の順となります。
前脚質選択の場合、
Ⅰ逃げ2
Ⅱ逃げ1
Ⅲ先行1
Ⅳその他
などがあるかと思います。

それぞれのパターンの考察です。
Ⅰ:チョコボン+アルファの編成。ラビット役としてギア不採用の水マルなどもあり、展開次第ではそのまま勝つことも。ほかの逃げの2人目としてセイウンスカイ、アイネスフウジンなどが筆頭。
皐月賞のアリエス杯に比べパワーが落ちていますが、逃げで勝つならそして安定して事故負けを減らすなら十分検討可能。
UG育成しっかりできる方なら非常に強い編成ですね。

ただ皐月賞と比較して
①2000→2400mで終盤区間増加
②コースボーナスがなくなったによるトップスピードの一律低下
③脚質分布的に逃げの減少
④皐月賞ではなかった、アンスキ以外にも有効確定加速のギアの存在
⑤中山→東京で終盤直線が伸び、追い比べの効果時間が伸びた
などの不利要素があるため、皐月賞以上に完成度が求められる形。
特にスタミナは最低ライン850or700+金のため、育成難易度も高い。
上の不利を覆すためにも鬼+左春、または根性型などの+アルファを強く求められます。必然的に大体UG育成になります。
分布的にはかなりこの編成を選択する人は少ないと予想。


Ⅱ:逃げは前述のとおり環境から減少傾向のため、特に本選はより後方脚質に分布集中することが懸念。1頭出しの場合には単逃げになるリスクがあること、2-3頭の逃げがいて始めて後方脚質との勝負になることからレース前から負けている可能性もある。前述の幸運な先行バや相手の逃げ2編成をとがめる形での採用になるかと思います。環境のメタ次第になりそうです。

Ⅲ:前述の逃げの不利要素が多いことから、積極的に幸運な先行バを狙う形。
ただしポジションキープを無視できるようウマ好みや十万バ力などの採用もあるため、今までのチャンミのような圧倒的なリード差をつけることは難しいと思います。

数字上でのざっくりとした計算で考えると、2400mだとポジションキープの挙動が
基本係数=0.0008*1400+1=2.24
・先行の場合
下限=6.72m 上限=15m

・差しの場合
下限=14.56m 上限=15.68m

・追込の場合
下限=16.8m 上限=17.92m

ただ基本的には賢さカンスト近いのが当たり前の環境ですので、下限いっぱいまで接近していることから、幸運な先行バのポジションキープ優位をもし維持できた場合には差し以下に3バ身ぐらいの優位があるとざっくり考えています。

ポジションキープの詳細に関してはこちらがわかりやすいかと思います。


脚質補正による終盤時のレース目標速度は2400mの場合以下となります。
逃げ 18.86m/s
先行 19.11m/s
差し 19.32m/s
追込 19.60m/s
*この数字にスピード、距離適性に基づいた補正速度、賢さによる乱数速度が加算されます

中盤速度差は差しと先行でほとんどないため考慮から一度除外します。
終盤800mのうちトップスピード時間をざっくりとギアが発動すると仮定して25秒とすると、脚質補正差による距離差は5.25m(=2.1馬身)となり、幸運な先行バであることによる優位さのほうが大きい計算になります。

また副産物的に、コーナーで外枠を走ることによるロスがあることが現在判明しています。
詳しい内容はこちらを参照ください。


加速スキルなどの考慮も必要になりますが、さっくりと目標レーン1と4を比較した場合には3-3.5mぐらいのロスがあると想定しています。

上記等の計算含め、幸運な先行バをとることのメリットはかなり大きいと個人的に考えています。
ただ赤テイオーなどの固有スキルは幸運な先行バのメリットと相反してしまうため、先行バ選出に関してはのちに触れます。
幸運な先行バをとりやすくするために地固め、巧みなステップなどあればうれしいところ。

Ⅳ:その他の脚質分布選択で唯一注意するのが、逃げ1先行1はお互いの利点を生かしきれない部分があることには注意。逃げ3、先行2などメリットを生かすために尖らせる編成というのはありかと思います。

【各キャラクター短評】

〈逃げ〉
・チョコブルボン
言わずもがなではありますが、何よりこの子は育成のしやすさが本当に偉い。

・セイウンスカイ
後方脚質にも加速スキルがあるため、今回本家加速でも相対的にパワーが落ちてしまっている。ただし、脱出術などの金スキルやスタミナ20%の成長補正は優秀なため、育成はしやすい。

・アイネスフウジン
根性20%の補正を生かすかどうか。金回復、イベントヒント含め優秀な白スキル(スリップストリーム、遊びはおしまい)も所持しているため、ステータスは盛れたのにヒントもらえなかったということがないのが偉い。ただしそのステータスを盛るのが難しい。
20%の補正のため純粋な根性育成より、スピ賢さ根性2-2-2編成などのほうがステータスがまとまりやすいか。ただしいずれにせよ難しい。
個人的にはここで使わなければあとはジャパンカップぐらいなのでぜひとも選出してあげたい。。。

〈先行〉
・クリスマスオグリ
タキオン固有のようなスリセと同じタイミングで発動する回復スキルがないため、保険回復が接続を確定させるなら採用できないことが傷。それでも賢さカンストなら80%の発動率はあるため、幸運な先行バ+スリセ接続をした場合の破壊力は突出。CBがコーナー回復を不確定ながらくれるようになった、スタミナキープ好意追走の発動条件満たしやすくなったなど、3つ目の回復スキル自体には困らないことは追い風。

・ダイワスカーレット
覚醒が金回復+キラーチューンと非常に優秀。
アイネスフウジン同様2-2-2編成で金スキル+高根性を目指せる。幸運な先行バの際、後ろに迫られた場合に固有が発動するため、ダスカロケット成功する可能性あり。いずれにせよどこで固有が出ても仕事する。
先行に入れていますが、逃げ採用をするのも当然ありです。レースプランナーを加味すると先行のほうが育成はしやすいと思います。

・通常オグリ、赤テイオー、ビワハヤヒデ、ファインモーション
前述の幸運な先行バで1位をキープし続けた際に発動しない固有ということは注意。逆に割り切って自前逃げ1などの編成を視野に。

〈差し〉
・タマモクロス
固有、覚醒含め中盤スキルが厚いことがやはり強い。
マイル走れないことで調整されている感じがします。
個人的にはタマモクロスの場合にはノンスト不採用でもいいかもしれません。

・アグネスデジタル
ポジションキープにとがめられないルールブレイカー。マイル、ダート走れることから育成もしやすい。今回、シンボリルドルフの固有が発動しづらい中デジタルの固有はわりとよく出る。ただし逃げがいなかった際のウマ好みは破壊力落ちるため、自前で逃げ1を選出したい。

・シンボリルドルフ
固有が出ない。差しで唯一ノンストが絶対推奨されるキャラ。ただし出た際の破壊力は抜群です。
固有が出ない理由として、今回加速スキルが全脚質にあるため、スパート後に順位変動が起こりづらく、総じて3人抜きというのがかなり難しいため。加えて中盤確り順位を上げ過ぎてしまうと、前方脚質が少ないことからそもそもの抜かす相手がいない場合あり>そのまま逃げ切られてしまうなど。赤テイオーなどの終盤速度固有の継承もしてあげるとよいですね。
独占力持ちではあるので、ギアを切って赤テイオー固有や彼方などを継承させ、爆発できなかった場合には独占力枠として仕事をしてもらうといった考え方がよいかもしれません。

・赤テイオー
同じマイル走れない組のタマに比べて、自前金回復や終盤速度であることが対照的です。どうしてもタマ育成でスタミナを盛れないなど、自前のサポカ状況などにあわせてタマと赤テイオーのどちらかを選択するなどになるかと思います。差しの場合神業ステップの取得になると思いますが、春天と菊花賞で使えないのが育成でつらいところ。

・メジロドーベル
彼方が5-6位での発動というのがかなりきつい。
今回差しはギアがある関係で中盤速度盛りまくってどれだけ順位上げてもよいため、5-6位だと3,4位の差しに追いつけないです。
また、継承スキルの効果量として、加速>速度スキルのため、基本的には加速スキルを継承させ自前は速度スキルのほうが2400mの場合は全体の効果量は大きくなります。

〈追込〉
・ゴルシ
CBが出たおかげで強硬策取りやすくなりましたね。。。非常に相も変わらず強い。差しの場合固有でないことが多いので、やはり下校を生かすためにも追込推奨。

・アドマイヤベガ
強硬策を積めるようになり選出候補に。中盤速度スキル盛ればポジ期区間中でもほぼ差しと変わらない挙動をするはず。特に中盤速度だと強硬策は一回り他の金スキルよりも強く、垂れウマ自前も偉いですが、やはりゴルシと比較してしまう。

追記:エアプでした申し訳ございません。脚質編成によって強さが変わる子です。前脚質が少ない場合、後方脚質が終始団子状態になりがちです。その場合ゴルシの固有も不発することがあり、その点アヤベさんの終盤直線スキルは安定して発動する分軍配あがります。加速スキル条件あるため基本的には6位以下での発動ですが、赤テイオーや会長固有継承させ最終直線でごぼう抜きして勝ちなんてのも気持ちよさそうですね。

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