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異次元フェスお疲れ様でした。

※12/12「M@STERPIECEという曲について」項目に追記しました

12/9-10に東京ドームにて異次元フェス アイドルマスターラブライブ!歌合戦が開催されました。

自分は2日目のみの参加となりましたが、そのライブの熱気は想像を絶するものでした。
1日経った今でもいろんなことが情報として流れ込んできて、あっこれはちゃんと残しといた方がいいなーと思って取り急ぎ記事に書き起すことにしました。

殴り書きっぽくなりそうな予感はしますが、
鉄は熱いうちに打て、というようにとりあえず書きまくります。
ご了承ください。

セトリと経緯


さて、とりあえずはセトリの方を確認しましょう。
今回はアイマスDBさんのツイートをお借りさせて頂きました。

正直書きたいこと多すぎて書ききれない部分が多々あるんですけど、今回はとあることについて絞ってお話したいと思います。

まず、やっぱりこのセトリを見てある1点が特に気になる曲がありますよね?
両日48、49曲目に披露した
1日目はREADY!!と僕らは今のなかで、
2日目はSnow halationとM@STERPIECE

これらの曲はこのライブに参加していない、先代の765PRO ALLSTARSとμ'sを象徴する曲達です。

その曲達を東京ドームという舞台で、しかも自分のコンテンツの曲としてではなく相手方のコンテンツに敬意を持って披露するというまさに異次元的な夢のコラボがここに実現しました。

765PRO ALLSTARSとμ'sは過去にアニサマ2015のステージで共演し、お互いの曲を歌い合うという伝説を残しました。
それから時は経ち、各々のコンテンツも大きくなるにつれてたくさんの仲間が増えていきました。
今回の異次元フェスもその伝説的な瞬間があってこそ今に繋がったものと思うととても感慨深いものです。

余談で、アニサマの共演以前はお互いのアイドルコンテンツを良しと思う故、ラブライブファンとアイマスファンの間で結構ギスギスしていました。
ですが、このコラボを期に互いのコンテンツを認め合い、それからそういった争いは見ることはありませんでした。

M@STERPIECEという曲について


さて、話は戻りまして。
この中でも特にM@STERPIECEのことについてお話したく思います。

自分はこの曲をμ'sを追っている頃から既に知っており、その当時からとても曲の強さに感動していました。
でもアイマスのライブに行ったことはなく、映像でしかこの曲を見ることはなかったのですが、今回初めてライブ会場で見て、歌い、泣くことになりました。
その余韻なのかはわからないですが、どうもこの曲がライブ終わって1日経っても脳裏に残り続けておりまして。
何がそうさせるのか、それを考えようと思った次第です。

まずこの曲、歌詞があまりにも良い。

夢を初めて願って今日までどのくらい経っただろう
ずっと1日ずつ繋げよう
夢は自分を叶える為に生まれた証だから
きっとこの心で私のM@STERPIECE

1番サビより

アイドルマスターって15年以上も続くコンテンツで、今の2次元アイドルと言われる文化を生み出した最初のコンテンツです。
それ故、「アイドル」という点については右に出るものは無いに等しいです。
この曲の歌詞の一つ一つがその「アイドル」というものを示す言葉であるからこそ最強の1曲なんですよね。

例えば今新しくアイドルを初めた人がいたとして。
自分の名前が売り出せるようになってきた頃に、
この歌、この歌詞を聞いたら誰しもが同じ道を通ってきた道を想って間違いなくグッとくると思うんですよ。

自分はアイドルマスターに通ずる人ではないので、ここまでこの曲について語るっていうのは恐れ多いんですけど、この曲については全ての「アイドル」に聴いて欲しい曲と思っています。

それはもちろんコンテンツの垣根を越えた、今回のラブライブ!にも言えることです。
それが叶った場所がまさに今回の異次元フェスです。

歌合戦と銘打って実際に勝敗を付けるという訳ではなかったですが
敢えて勝敗を付けるとしたら、
この曲をアイマス側から出された時点で、
ラブライブ!側は絶対勝てないんですよね。

※以下追記
絶対勝てないって表現がイマイチ良くないなって思ったので追記します。
コンテンツの根底にあるものって必ずあるじゃないですか?
ラブライブ!で言えば、先代の伝え残した「限られた時間の中で輝くスクールアイドル」
だから「今が最高!」
と言ったように。

今回アイマス側がこのM@STERPIECEという曲を披露してきたことは、まさにアイドルコンテンツの根底を歌にしたものを出てきた、ということです。

それに迎え討とうとしたらラブライブ!側からは
スクールアイドルの歌である「SUNNY DAY SONG」
今が最高を歌った「僕たちはひとつの光」
の2曲しかない訳です。

でも、SUNNY DAY SONGを歌うにはアイマス側がスクールアイドルでないこと、
僕たちはひとつの光を歌うことはμ's以外適わないことといったように、
ラブライブ!側には大切にしなければいけない「物語」がある為、この2曲をこの場に出すことは出来ないと考えます。

セトリの順番通りに見れば、「Snow halation」を出されたからには「M@STERPIECE」で応えるしかないって見えますが、これが逆だったらどうでしょう?ラブライブ!側は知名度としても申し分のない「Snow halation」という札を出さざるを得なかった。そう思うわけです。
この曲をアイマス側から出された時点で、
ラブライブ!側は絶対勝てないというのはそれが理由です。[追記終わり]

何なら他の曲を見返してみても、アイマス側の持っている曲のカードはあまりにも強すぎます。
今回披露されていない曲の中にも数々の名曲はありますし、やはり歴史と人数の力は底知れないというものです。

だからラブライブ!側が劣っていたと
そう思いますか?
思いませんよね。

そう思うのはアイドルコンテンツにおける魅力はそれだけじゃないからです。

1人1人の個性の違い
パフォーマンスや演出
コンテンツの多様性

そういった要因によって様々な魅力のある曲は無限に広がっていきます。
その点においてはラブライブ!側も負けてません。

異次元フェスで披露されたのはまさしくそれらのコンテンツ同士の良さのぶつけ合い。
そこに優劣はありません。
全てが等しく魅力的で全てが等しく素晴らしい。

その中でどれが良かったって思うのは人それぞれです。
これをキッカケにお互いのコンテンツの曲に触れてみたりしてみるのも良い。
どうかこの一期一会の出会いを大切に。

書ききってから思ったんですけど、
先代の曲を歌ったということが今一度このことを思い出させてくれるためだったのかなって思います。
どうしてもコンテンツが大きくなると自分の追うコンテンツで手一杯になりがちです。
最近の自分もちょっと考え込み過ぎてて見えてなかったものがまた見えるようになった気がします。
あくまで個人的な意見で、少々手荒い文章になったかと思いますが、
これを読んで「アイドル」というコンテンツへの認識が変わってくれたら嬉しく思います。

それでは〜

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