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週1、2回ミーティングがある卒業研究について②

前回はなぜの部分を多く書いていたかと思いますので、今回は自分なりにそのなぜにどうアプローチしていくのかについて書いていきたいと思います。

飲食サービス業界の機械化
機械化が進んでいない飲食サービス業界はどうすれば進めることができるのかを考えるために、なぜ進んでいないのかを考えることにしました。1つは費用の問題です。例えば、人の命が救う手術をする機械であれば、開発費用、導入費用が多くかかっても採算が取れるかと思います。飲食の機械であれば、盛り付けをする機械や料理を作る機械になってきます。そうすると、多くの費用を費やしたとして、採算が取れるのか、忙しいときは効率が良く便利かもしれませんが、アイドルタイムの時は必要なのかといった問題が出てきます。加えて、盛り付けの機械はもの(食材)をつかむさじ加減が機械には難しく、人の心臓をつかむ機械を開発するものに匹敵するそうです。また、利益出すのが難しく、年間700件ほど潰れているかつかつな業界(コロナでは3カ月でこの数字を超える)で、機械化を進めていくというのは相当な費用のハードルがあるということです。2つ目は、年齢層が幅広く、アルバイトやパートが半数以上を占めるため機械が好かれないということです。新たなものが入ってくると、慣れたことから変化することを嫌う人が一定数います。その一定数が多くなってくるのです。社員は自分の働いている会社の指示ですから、使えないといけないし、使っていると効率が良くなるのを肌で感じ、納得します。ですが、10年、20年働いているパート主婦からすれば、「こんなもの前までなかったのに、いらない、わからない」となるのです。ここの層にどうわかってもらうのか、使ってもらえるのかの課題は大きくあるかと思います。

2つ目の機械が好かれない問題についてアプローチしていく
2つ目の問題については皆さんも身近に想像できるかと思います。おばあちゃんがパソコンやスマホが苦手だったり、お母さんが新しい家電を買うとお父さんに任せたり、バイトにて制度が新しくなったらパート主婦がぶつぶつ言ってたり、、ここについて私は【年齢】のせいだと思っていました。多くの人も本人たちもそう思っていることが多いと思います。ですが、この間研究に協力してもらっており、ここ数年で機械を導入された企業様にインタビューをさせていただいた時にこんな話がありました。「新しいもの好きとか、スマホ好きの人はとっかかりが早く、すぐ触りたがるんですよね」と。 すかさず私が、「年齢に関係なくですか?」と聞くと「年齢は関係ないですね」とおっしゃっており、先入観で決めつけていたことを反省しました。と同時に昔から機械に触れてきたかの環境や、潜在的な苦手意識のほうが関係しているんじゃないかと思いました。そこで、機械の好き嫌いと年齢、機械の好き嫌いと苦手意識、ここの2つを相関分析(まだ未定)し、苦手意識のほうが関係していることを導き出したいと思います。そして、年齢のせいにしている人たちに「昔携帯とかよく使ってませんでした?なら大丈夫ですよ!」と言えるようにしていきたいと思っています。そうすることで、少しでも飲食サービス業界で機械化が進み、人不足や、過労が軽減できればと思います。

なにしているかを書く前に書きたいことが出てきてしまい、そこに触れられませんでしたので、③には書きたいと思っています、、

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