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おしりを拭く話

「月曜から夜ふかし」という番組

先日、某動画配信サービスで「月曜から夜ふかし」という番組を観た。(2021年4月26日放送)トイレでお尻を拭くのに前から拭くのか後ろから拭くのかで人により分かれるという話だった。調べによると、男性の3/4が後ろから拭いているらしい。司会のマツコさんは前から拭き、村上君は後ろから拭いているという。

少数派であった自分

ちなみに私の場合は前からであり、マツコさんと同じ男性1/4の少数派ということになる。前から拭く私にとって後ろから拭く行為は慣れていない。手をどうやって伸ばしているのだろうか。胸を張って上半身を伸ばすと腕の長さに限りがあり、手先は尻の穴まで届かない。前から拭く場合もそれは同じであろうから、どちらにしろ体を丸めるなどして手先を届く位置までもっていかないといけない。腕の長さを気にしながらお尻を拭くというのは、なかなか面倒な作業に思えてくる。後ろからと言っても、真後ろということではないのだろう。横の方からだったり、斜め後ろあたりから手を伸ばしているに違いない。少し体をよじったり、体を丸めるようにしたりしてお尻を拭いているのだろう。

便座の形

我が家のトイレの便座は昔からあるタイプで、後ろ側はお尻がフィットする作りになっている。フィットするから手を入れる隙間がない。後ろから派の人は、体を傾けてお尻を浮かして拭くしかあるまい。会社にあるウォシュレット付トイレは、便座が楕円形に作られており後ろ側に隙間ができている。後ろから派はその隙間を利用して拭いているのか気になる。人によっては横からだったり、体を傾けてお尻を浮かしているのかもしれない。同僚たちにお尻の拭き方を確認するのはちょっと抵抗がある。そのうち聞ける機会があるのかもしれないが。

後ろから派

後ろから派は拭き具合をどう確認しているのだろうか。手に持ったトイレットペーパーを後ろへ回すと視界から外れてしまう。拭く時には前からのぞき込んで確認しているのだろうか。指先に大便がついてしまったらどうするのだろうか。紙を中へ落として手を引き抜くことになるが、腰を浮かすかお尻を傾けるかして指先がどこにも触れないように気をつけないといけない。後ろへ手を回していると視界から外れる分、パンツやズボンに便が付着するリスクもありそうである。

前から派

それに対して、前から拭く場合は手先が視界から外れることはない。後ろ側で便座がフィットしていても、前の方は空いている。手前の隙間を使用すれば、わざわざ尻を持ち上げて拭く必要もない。トイレットペーパーで拭いた後も、手先の汚れを確認しながら手前から手が引き抜けるのだ。視界から外れることも無いため、指先が汚れても他へ付着する恐れがない。

一度今までとは違うやり方で試してみてはどうだろうか。何か発見があるかもしれない。


<写真>
CC BY-SA 2.0   File:Gold-colored toilet.jpg by stu_spivack - DSC_0476


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