同人誌即売会でペンプロッタを愛でる会
コミケに代表される同人誌即売会。今この同人誌即売会で活躍するペンプロッタがアツいです。忙しいサークル主に代わって、その場で色紙やスケッチブックに絵を描いて頒布する、そんなペンプロッタたちを紹介します。
パナソニーさん
同人誌即売会以外でも活躍されているパナソニーさんは、2023年8月のコミケ103会場でペンプロッタによるスケッチブックへの描画を行なっていました。
特徴的なのはキャラクターが描いているスタイルを取られている所。市販のペンプロッタを流用しながら、ペン駆動部を手と見立てている所がグッときます。nod(YモードP)さんが昨年紹介されたEテレ「ピタゴラミングスイッチ4」の「タテひことヨコひこ」にも近い何かを感じます。
このペンプロッタの擬人化スタイルは多くの方に刺激を与えていたように見えます。再びパナソニーさんのペンプロッタが絵を描く様子を楽しんでみたいです。
赤井さしみさん
色々な同人誌即売会でペンプロッタを動かされている赤井さしみさん。可愛い絵柄と赤いペンプロッタの組合せが印象的です。
同人誌即売会の会場で色紙を代筆するマシンというコンセプトで、会場で色紙を描かせています。硬貨を入れたら自動で出力する色紙自動販売機や、表情やポーズをランダムで組み合わせて一点ものの絵を描く色紙ガチャなど、目指す姿が明確なのが素晴らしいです。
同人誌即売会の限られた机の上のスペースでこのペンプロッタを動かすための工夫や準備は大変なものだと想像します。東京で開催される同人誌即売会だけでは無く、大阪や名古屋の同人誌即売会でも動かされているのはホントにスゴイなと思います。赤井さしみさんのご活動は多くの方に刺激や影響を与えていると感じています。
榧野(かやの)さん
赤井さしみさんに刺激を受けて、同人誌即売会で色紙を描くペンプロッタを動かされているのが榧野(かやの)さんです。2月25日に開催された同人誌即売会コミティア147にもサークル参加されていました。
昨年6月に作られた同人誌即売会用のペンプロッタは、大きな金属パーツを使用した重厚なものでした。しかし会場への持ち込みやすさと描画時間を短くするために、軽量化・高速化した新たなペンプロッタを作成し2月の同人誌即売会に持ち込んだ情熱とスピード感が素晴らしいと思いました。
榧野(かやの)さんはMaker Faire Tokyo 2024への出展も決意されたようで、ペンプロッタ島がますます規模拡大することを夢見てしまいます。