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幼きリビドーの目覚めを莉波お姉ちゃんに捧げたかった

振り返れば人生もx年。様々なことがあった。

人生は長い道程を進んでいくようなものだ。酸いもあれば甘いもある。成功もあれば挫折もあり、後悔もあれば達成感もある。

時には打ちひしがれてしまうことも、すぐに立ち上がることが困難になってしまうこともあった。

それでも私は、これまでの人生に後悔はないと断言することができた。

失敗も挫折も、成功も完遂も。全てをひっくるめて私は「私」の人生を好ましく思っていたからである。

だが先日、そこに綻びが生まれてしまった。

私の胸に空いた一つの虫食い穴。

ちりちりと焼け付くような無視できぬ後悔。

日ごとに蝕んでいくその感情の名は


幼きリビドーの目覚めを莉波お姉ちゃんに捧げたかった


人生も早X年(2回目)

メンヘラに追い掛け回されたり
執着されていたメンヘラ同士が交際を始めて地獄を見たり
新卒で入った会社がドのつくブラックだったり
住んでいた賃貸が大家さん都合で売却されたり
色々なことがあった。

反省すべき点もあれば、後悔する点もある。だがそれらは全て些事である。

「莉波お姉ちゃんに初めてのリビドーを捧げたかった」

より正確に言うのであれば

「莉波お姉ちゃんより年下の男として生まれ遊んでもらうも
ふと莉波お姉ちゃんのさりげない優しさや無邪気さの中に異性に対する情欲を感じてしまい
それが積もり積もった結果夜自室で初めてのリビドーの発散をし
直後後悔しその後一緒に遊んでいた公園にも何となく行きづらくなり
そのまま疎遠となるも
大学生になって『年下のお姉ちゃん』として再会し
止まっていた歯車は動き出し
幼き日の後悔は淡い情欲へと変化を遂げつつ
彼女の夢を叶えるプロデューサーとして必死にそれを押し殺し共に行動するも
少しの欲が出てお姉ちゃんになってくださいと言ってしまい
日々進化していく『年下のお姉ちゃん』に真綿で首を絞められるような気持になりながら
時折触れる布越しの体温の温かさや吐息に徐々に精神を狂わされていたかった」

正確な言語化をするとこれになる。

ごめん。

我ながら逮捕された方がいいのかもしれないです。


妹であり姉である「莉波お姉ちゃん」の凶悪なギミック

「年下」であり「妹ポジション(過去)」であり「お姉ちゃん」
これはとんでもないウルトラケルベロスである。
莉波お姉ちゃんは高校三年生。これは大学生であるP(プロデューサー)にとっては「年下」にあたる。

過去に所属していたユニットでも「妹ポジション」として活動していた(結果はあまり振るわなかったようだ)経験があるからか、舞台上で無理にお姉さんとして振舞おうとすると必死に背伸びをする妹のようにも見えてしまう。

しかしそれでいて彼女には年下のPの世話をする「お姉ちゃん」だった経験があり、また後輩に対しての面倒見もいい。

酸素濃度が高そう

つまりPが提示する「俺だけのお姉ちゃん」とは
 ・年下特有のあどけなさ
 ・ステージ上で見せていた「妹ポジション」を意識した愛らしさ
・元来の年上、お姉ちゃん的面倒見の良さと包容力

これら全てを併せ持ったスーパーハイパーウルトラ妹兼お姉ちゃんアイドルなのではないだろうか。
最初は幼き頃のPの「お姉ちゃん」として過ごすパーソナルな過去を参考にし、ゆくゆくはそれを展開する事でみんなの「お姉ちゃん」になっていく…素晴らしい。

(舞台上の自分と本来の自分をすり合わせ、一つにするこの方針は有村先輩への方針とも近いものがあるように感じなくもないんですが
まだちゃんとプロデュース出来ていないので有識者の方にお任せします)


またメタ的な視点だが、この仕様により我々は半永久的に「莉波お姉ちゃん」を享受することができる。
『気付けば推していたお姉ちゃん枠のキャラよりも年上になっていた…』

長くオタクを続ければこのアクシデントには当然直面する。
受け入れる者。傷付く者。年上の視点になったことで相手の新しい魅力に気付く者。

この時、人類が取る選択は様々である。

しかし「莉波お姉ちゃん」はどうだろうか。
貴方が高校二年生で莉波お姉ちゃんと出会ったとする。
この時、貴方にとって莉波お姉ちゃんは年上であり本当に「お姉ちゃん」である。

月日が経つ。貴方は大学生になる。
莉波お姉ちゃんは年下の存在となる。

だが、「莉波お姉ちゃん」は元々自分より年下の「お姉ちゃん」なのである。

ゆえに「莉波お姉ちゃん」はいつまでも「莉波お姉ちゃん」なのだ。

まさに天才の発明。神の御業。お姉ちゃんのコロンブスの卵。

お姉ちゃんの無限エネルギー。変わることのない永久機関。

ありがとう莉波お姉ちゃん。本当にありがとう。

大丈夫。私はもう社会人だよ。


「莉波お姉ちゃん」と異性でありたいという感情

あなたはYoutubeで初星学園に行き、莉波お姉ちゃんの持ち曲を再生する。

「clumsy trick」直訳すると「不器用なイタズラ」だろうか。
莉波お姉ちゃんの愛らしさと女性らしい妖艶セクシーさに翻弄される一曲である

魅力的なMVとコメントを交互に眺めていると、ある一つのコメントに目が止まる

「女の子として莉波お姉ちゃんと出会いたい…!」

「女Pも実装してほしい!!」

わかる。
何故なら莉波お姉ちゃんは男女問わず「理想のお姉ちゃん」だからである。

異性としてちょっとドキドキしながら甘やかされたい。
同姓として好きなコスメやスイーツの話がしたい。

その衝動に甲乙は存在しない。どちらも魅力的な甘い夢である。

それはそれとして前述した通り私は「莉波お姉ちゃんより年下の男として生まれ」て莉波お姉ちゃんと関わりあいたい派閥なのである。

本人も知らぬ間に莉波お姉ちゃんに人生の青葉をめちゃくちゃに踏み荒らされたいのである。
小さい時に頼もしく見上げていた莉波お姉ちゃんを見下ろすようになって体の細さにドキっとしたいのである。
自分に駆け寄ってきてくれた時につい微かに胸元を見てしまった後に必死に目線を戻したいのである。
タイツを引っ張って膝裏のしわを伸ばす所を見られ少し恥ずかしそうにするお姉ちゃんを見ながら「そっかタイツってしわになるんだ」と知見を得たいのである。
莉波お姉ちゃんのよく使う制汗剤の香りをよくわからないまま「莉波お姉ちゃんの香り」として認識したいのである。
2人で出かけた帰りにレッスン疲れからもたれかかるようにして寝てしまった莉波お姉ちゃんの近さとぬくもりと匂いと思ったより下に来る頭の位置におかしくなりたいのである。
昔と今で異なる歩幅に時間の流れで生まれた体格差を感じたいのである。
ヘアケアの話を聞いて首をかしげたいのである。
分からないことだらけの異性の体を持った莉波お姉ちゃんに心身を乱され続けたいのである。
同時に莉波お姉ちゃんからも分からないことだらけの異性の体を持った存在として見られたいのである。

ペース配分不要なんです(早口)

幼い頃に莉波お姉ちゃんに格好いい所を見せようとしてアイスを一気食いしてお腹痛くなっちゃうよって笑われたいし
川遊びをした後服を絞っている莉波お姉ちゃんをふと見上げたらおへその穴と目が合ってドキドキしたいしそこから成長して保険体育の授業の時にふと莉波お姉ちゃんとのことを思い出したいし
翌日罪悪感と共に目を覚ましたいし同い年のクラスの女子がきゃあぎゃあと騒がしくしてるのを見て年上の莉波お姉ちゃんの品のある笑みを思い出したいのである
あと欲を言うと夕日に照らされた体育館裏で同年代の女の子に告白されるも脳裏は浮かんできた莉波お姉ちゃんとの思い出で一杯でどう断ろうか足元のコンクリのひびを足先でなぞりながら考えたいのである(イベント発生必要ステータス:好印象+50 ビジュアル1500以上)


でもこれ男として関わりあいたいっていうか夢小説みたいになってないですか?

俺は……

「何」だ…………?




訂正させてください。
決してポニーテールならなんでもいい訳ではないんです。
莉波お姉ちゃんのポニーテールが見たいんです。
もちろん普段のヘアスタイルも十二分に美しいんですけど本気でレッスンに挑む時とかにお姉ちゃん頑張るなって言ってキュッとポニーテールにしてくれるのとかが好きなんです。
でもお部屋でラフに結んでるのもいいよね。
ラフだから多分ポニーみたいな高さじゃなくて
首より下の所で緩く結んでるんじゃないかな
リラックスしてお姉ちゃんも妹もおやすみしてる莉波お姉ちゃんのことを考えると幸せになれそうだね




お前前回のnoteを読み直して同じこと言えんの?

私事になるのですが、先日アイドルマスターシャイニーカラーズに登場する月岡恋鐘ちゃんへの怪文書を投稿した。

要約すると恋鐘ちゃんと明るい家庭を築いているビジョンが「視えた」化け物の話なのだが
お前はこれ書いてなお莉波お姉ちゃん莉波お姉ちゃん言っとるんか?という話である。


結論から言うと
恋鐘ちゃんから生まれる衝動は「家庭への夢」であり
莉波お姉ちゃんから生まれる衝動は「あの日置き去りにした青春への夢」なのである。

未来への願望。過去への憧憬。

それらは似ているものでもあり、決定的に異なるものでもある。

つまり私が2人のアイドルからそれぞれ夢を魅せてもらっていると言っても過言ではないのではないだろうか。






え?アイドルを性的な目で見ている方の話?

それは…






殺してください……………







許してくれ

(追記:本職は福丸小糸と藤田ことねの担当プロデューサーです 本当なんです 信じてください)

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