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ルノ部活スタート…占的までの道筋『Fire Spirits』2022年7月活動記録

倉敷Penny Laneのまゆみです。
カードリーディングサークル『Fire Spirits』7月の活動記録です。

昨年から、全体的なムーブメントとしてルノルマンカードが来ているのを感じとっていたので、私も昨年末から取り組み始めました。
一通り占い方を習得し、みんなの前で披露するチャンスが増えてくると、ほとんどのメンバーが興味を示してくれたこともあり、しばらくみんなでルノルマンカード活動をしてみようと思いました。

ルノ活スタート

ルノルマンカードって、タロットカード・オラクルカードのように1枚の中に様々なドラマが語られているのではなく、1枚にごく身近なシンボルが一つだけ描かれていて、複数枚を組み合わせていくことでストーリーが広がっていくカード占い。自分の人生ゲームのマス目をどう進んで行くことになるかが一目瞭然!!

この占い方に取り組むことが、私はタロットにも影響しました。
ルノルマンって手紙とか犬とか身近な存在のカードが多いので、タロットみたいに大きな世界を身近な現実に置き換える必要が無い…。
だから、ルノルマンでもって、そもそも身近な現実を示すカードからそのまま答えを出すことに慣れてしまうと、今度はタロットの大きな世界観のままでは分かりづらく感じてくるようになり、自然と身近な現実の例えをリンクさせようとしてくる…といった感じです。

なので、今、タロットカード・オラクルカードで、質問に対してカードのイメージしか伝えることが出来ず、イマイチ分かりづらいリーディングで終わってしまいがちな人にとって(結構この傾向強めなので)、ルノルマンに取り組むことは新たな気づきがあるんじゃないかと思ったのです。

単純な興味でも別に良いし、倉敷でルノルマンやってる人ってまだまだ少ないから私たちで一歩先をやっちゃおう~なんて気持ちもあります。

という事で、みんなで第1回のルノルマン活動日。
やっぱりまだまだ教え方は未熟なので、みんなには実験台になってもらっている状態で申し訳なかったですが、でも、『おもしろい~!!』と言って帰ってくれたメンバーが多かったので、ひとまずは魅力が伝わって良かったかと。
次回からは、もうグランタブローに挑戦してもらおうと思っていて、きっとその方が視覚的にも直感的にも受け取りやすいので、もっと面白くなってもらえるんじゃないかと思っています。

トップ画像の、グランタブロー写真。
実は、『私はどのようにルノルマンカードを仕事につなげていけるか』を占ったもの。
私を示す淑女カードと、仕事を示す錨カードを結び付ける位置に、チャレンジを示す船のカードが出ました。
ですので、私は、多少無謀かもしれないけれど、みんなとルノルマンに取り組むという船出をすることに決めたのでした。

そしてセッション練習も

ルノルマンでまあまあ時間を費やしてしまって、私も含めマジックポイント枯渇気味だったとは思いますが(そこの精神力をみんなで鍛えたいとも思っています)、それぞれの今までやってきたカードでのセッション練習も1回ずつやっておくことに。
と言うのも、イベント等の出店が決まっているメンバーもいるし、このサークルでも占いサロン活動日を作ろうと思っているので、久しぶりに、しっかり誰かの質問を受けてしっかり答える形式も確認しておこうと。

やってみた結果で一言で言ってしまうと、
春に一度やった『占いサロンシュミレーション』の内容を改めて確認です。占い師マニュアルのごとくその手順を一つずつ確認しながら、反復練習に努めてもらいたいです。

それを顕著に感じたのが、やっぱり『しっかり話を聞いてどの部分についてカードを出すのかを明確かつシンプルに問いかけること』ですね。ここが微妙にズレたケースが多かった。

そのために、事前準備の『質問タイプについてのスプレッドの使い分け(メニュー作り)』になるのです。この部分を思い出しながら相談内容を聞くことがやっぱり大事。

月曜日グループでは参加者の3人それぞれにリーダー役とお客様役をやってもらいました。

『先住ネコちゃんと新入りネコちゃんの関係性を改善したい』ケースでは、それぞれのネコちゃんの感情を知ることで、どうすれば良いかを知ることが出来ました。

『仕事について対外的な活動を増やしていくにはどうすれば良いか』を知りたいケースは、自分が何をしたいのか、何が出来るのかを明確にする内省的なアプローチも悪くはないけれど、『対外活動を増やす』という目標があるので、シンプルにそのためのアドバイスをカードで出したり、達成できるかどうかの今後の展開を出してみることも出来たかも。

『仕事への意欲が低下しているのでモチベーションをあげたい』ケースについては、今後の展開を読むことが得意なスプレッドを使うよりは、意欲が低下した原因を見つけてあげるために内省的なスプレッドを使った方がスッキリするのではないか。

知りたいことに対してスプレッドが合わないと、
占的がズレてしまい、知りたいことを知ることが難しくなります。
逆を言えば、知りたいことがちゃんとわかるポジションが含まれているスプレッドを選ぶべきということですね。質問から占的までの道筋をシンプルに組み立て直すのです。
例えば相手の気持ちが知りたいのに、スプレッド内にそのポジションが無いものを使うと、心情を読み取るのはかなり遠回りになります。

過去の位置に現れたカードは過去形、
未来の位置に現れたカードは未来形、
相手の気持ちの位置に現れたカードは当たり前ですが相手の心境だから自分のことではない、
『今すべきこと』と出したのなら、文字通り、そのカードが示すことから始めれば良いでしょう!!。

質問・スプレッドのポジション・カードのメッセージ
当たり前ですが、どこかのバランスが崩れるとおかしくなってしまいます。カードに比重がかかりすぎたり、質問を忘れてしまったり、ポジションを無視してしまったり…。

全てがかみ合うと、自ずとカードから語り掛けて来てくれるはずです。
知りたいことがあるからそれが分かるポジションが含まれているスプレッドを使う、そのために、それぞれのスプレッドはどんな質問に得意なのかはしっかり把握しておく、その準備をしっかり本番に結び付けていきましょう。
(このかみ合わせが単純明快なのが実はルノルマンカード・グランタブローだったりします。)

ですので、まずはしっかり相談を聞いて占的のタイプを的確に判断すること。
ここが知れたらスッキリするよねっていう部分を絞って見つけることですね。難しいかもしれませんが一番重要。
ここでこそ共感力や、寄り添う気持ちを使いましょう。この時点では、大事なお友達の相談を聞いているような感覚があっても良いと思います。
答えは私見ではなくカードから出さないといけませんが、質問を聞く段階では素直に『何故そのような悩んでいるのか』友人感覚で興味を持った方が、質問の本質をキャッチできると思います。

そして、そのタイプの質問にはこのスプレッドが最適というものを予め用意しておけば、それを使って占いを始めれば良いだけなので、
やっぱり、
カード占いは正しく質問をすることが出来れば半分以上占いが終わったようなものになるのです。
この部分は、占い技術ではなく、個人の人間力とか共感力の部分なので、自分次第で、初心者でも誰でもいつでもすぐにプラスに変えていけます。
どうしても目の前のカードに意識が入り込み過ぎてしまうのでね。
カードから何かを言わなければならないというプレッシャーで状況が見えづらくなること、私もあります。
そんな時、先月にも書いた『誰かをハッピーにしてあげるための占い』という気持ちを今一度思い出せばOK!! 
目的と手段が逆にならないように、自分だけではなく、一緒に読み解いていく気持ちでね。

追記・質問が上手く出来ればカード1枚でも深堀可能

結局ね、質問がうまく理解出来ていないと、何をカードで出すべきか定まっていなかったり、どのカードが重要になるか分かっていなかったりするので、カードの表面的な部分の話だけをしてしまい、
『じゃあ、私は結局どうすればよいのですか?』
と、お客様から言われてしまうパターンになるのです。占い師デビューした人の最初の壁だと思います。

こうなると、何枚追加でカードを出しても同じです。
ゴール地点がぼやけていたら近くまで行っても、周辺をぐるぐるしてしまうだけです。カードを読んでいる自分が『この人は結局どうすれば良いのか』を答えるゴールが見えていないので、どんなカードが出てもぼんやりとしか受け取れなくなっての悪循環で終わらない…。

『じゃあ、私は結局どうすればよいのですか?』
そこにきっちり応えるべく、カードが示す広義の解釈から、その人へ示すピンポイントのメッセージ、拾い上げていきましょう!!

個別セッションの醍醐味は占いのオーダーメイドなのだから、『こんなカード出ました』っていう話だけで終わって欲しくないと私は思っています。
中には、『自分はカードのイメージ(広義の解釈)を伝えるだけです、あとは受け取ったご本人で判断してください』なんてスタンスの人もいるかもしれません。
でもそれだけなら、わざわざ自分のところにセッションに来てもらう理由が無くないですか?
セッション料金でカードか書籍を買って、自分でやる方が良いはずです。
そんな簡単なものじゃないから、私たちはこうやって勉強しながら取り組むし、相談者はそのスキルを求めてやってくるのですよね。
『あなたのこの質問では具体的にはこういう事です』って示してもらいたくてね。

不特定多数の人に向けたテレビの星占いみたいなものじゃなくて(これはこれで別の高いスキルが必要なこと)、みんなにはまずは、拙くても『その人のためだけに自分だからこそ言えるメッセージ』を目指してもらいたいです。


読んでいただいて、“楽しい”“役に立った”と感じていただけましたら、ぜひサポートをいただけると嬉しいです。 活動継続のモチベーションとして、頑張ります!!