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かわいいけど個性派デッキ?『マジカルフェアリーオラクルカード』

倉敷Penny Laneのまゆみです。
久々のオラクルカードデッキ考察です。
今や古いデッキとなってしまい、既に入手困難かもしれませんが、ちょっと面白い特徴があって、最近の新作デッキでもこのようなタイプのものがチラホラありそうな気がするので、書いてみました。

この『マジカルフェアリーオラクルカード』
ドリーン・ヴァーチューのシリーズでもかわいらしい絵柄が人気で、お持ちの方が多いのではないでしょうか。
しかし、どうですか?
みんなさん、がっつり使いこなされています?
あまり使っている人にお目にかからないのですよね。

私の場合は、メインとしては使わないのですが、他のデッキと合わせて、少し遊び心あるメッセージにしたい時なんかに時々使いたくなるデッキです。

絵もかわいいし、メッセージ性がしっかり描かれているのでカード1枚1枚は読みやすいと思うんです。
でも、『どう読めばいいの?』と思ってしまうようなカードが出てしまう事、ありませんか?

何故か…。

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このデッキのカードを分析してみると、
写真上段の『個性を表現しましょう』『欲しいものを求めましょう』のような具体的な文章で示される行動指針のカードと、
写真下段『娘』『夏』『結婚』といった特定の人物や時期を示すワードのカード、
二つのタイプのメッセージカードが混在しているデッキなのです。
最大の特徴ですね。

ですので、例えば3枚で過去・現在・未来と出したとして、両方のタイプのカードが出たら、特に初心者の方はどのようにつなげて読めば良いか、ちょっと迷っちゃうかなぁと思います。

ほとんどのデッキは、行動指針系のカードとキーワード系のカード、どちらかのメッセージタイプに統一されています。
それぞれのタイプのメッセージを読み取るアプローチって、無意識のレベルでちょっとずつ変わって来ると思うんですね。

なので、どのカードも無意識のまま切り替えることなく、同じアプローチで読もうとすると、どちらかのタイプ(おそらくワード系のカード)をどう受け取って良いか分かりづらくなるのではないでしょうか。

タロットカードのコートカードのように、“このカードは人物像として読む”…のようにスイッチを切り替えると、グっと使いやすくなってくると思います。
オラクルカードが読みづらいと思うときって、このようなアプローチ方法がちょっと違うカードが混在している場合なんじゃないかな。振り返れば、私はそうだったように思います。

この場合だったら、ガイドブックの情報以外にも、
『夏』という時期のカードから、“しっかり活動する”という行動指針をイメージしても良いし、
『娘』という人物のカードから、“ピュア”“かわいらしさ”“まだまだ成長段階”といったワードと結びつけても良いですね。

見た目のかわいらしさ、キャッチーさとは裏腹に、ちょっとコツがいるデッキかもしれません。

でも、カードのメッセージ自体は素敵で前向きで具体的なものばかりなので、上手く使えるようになればなかなか心強いデッキなのではないかと思います。

このデッキ以外にも、こういった特定の人物像や時期(チャクラカードなんかもあったりますよね)を示すカードが混在する場合は、その人物像や、その時期の特徴を想像して当てはめながら、ちょっとアプローチ方法を切り替えてみたら良いのではないでしょうか。

私の場合は、それを意識しただけで、グーンとカードが近くなりましたよ。

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