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じっくりと少人数で…『Fire Spirits』2022年2月活動記録

倉敷Penny Laneのまゆみです。
今年から活動を始めたカードリーディングサークル『Fire Spirits』です。
月1回の活動なのですが、2月はまん延防止期間につき、密にならないよう少人数で3日間に分散して開催しました。

まずは2月の活動報告

オフラインで2日、オンラインで1日です。
グループ活動なので、まだ顔を合わせていないメンバーもいるので、早く顔合わせしたいなぁて思いつつも、前回は初回ということもあり、あまりじっくりお互いにそれぞれのリーディングを聞くことも出来なかったので、今月はこんな形も良いなと思ったのでした。

3日間で、私を除いて10名のメンバーにご参加いただきました。
嬉しい、10人のサークルになるとは!!
これからきっといろいろあるとは思いますが、熱心なメンバーが集まってくれるのが何よりです。それぞれ熱が入る時期とか方向性もあると思うので、一時だとしても楽しく取り組む時間を共有してもらえたらと思います。

先月の活動を終えて皆さんにアンケートをお願いしたのですが、意外と『カードの読み取り力をアップしたい』という意見をいただいたので、2月は、そこに直結するかどうかは分からないけれど、しっかり質問して、ポイントを押さえていくような練習を、シンプルな3枚で読んでいくことをテーマにやっていきました。

実際に一緒にやっている時は、みんな手ごたえを感じてくれているだろうか…と不安だったりしましたが、こうやって後から思い出してみると、みんな適切に、
『この質問なら真ん中のカードを読めばいいんですね』とか、
『私は最後のカードを読む方法でこの質問はやってみます』などなど、
上手に使い分けてくれていたように思います。

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ちなみにオンラインの日はこんな感じで。
とりあえず私の顔を大写しにしておりますが(笑)、この辺りは自由に切り替えられますよ。それぞれの画面を大きくしたりも出来ます。
なかなかこのWherebyというビデオ会議システム、私は使いやすいかなぁ~と思っています。

ファイヤースピリッツ(以下FS)では、私はクラブの部長という立ち位置でいようと思っていて、ちゃんとみんなと一緒に自分もリーディングに挑戦することを課しているんだけれど、どの回も私は不調だったなぁ…。活動の進行を気にして、ちゃんとお手本みせなきゃ~と思うと余計ダメでしたね。
私の心を反映してか、トップ画像のようなカードを引いてしまった時には(以後あんなのばっかり出た)、参りました(笑)。
まあ、いいか。
こんなんでもやれているんだって思ってもらうことにします(;^ω^)。

そして。なんと。
来月やってみたいテーマが早速決まってしまいました。
私がしゃべっている時間は今後極力減らしたいので、来月はもっとみんなでお互いに占い師っぽく(笑)リーディングしていくことをやってみたいです。
もちろん、初心者にはフォローしますので安心して楽しくやっていただけるようにしますね。


以下、3日の活動を通じて感じた事のまとめです。個人的な忘備録とも言えるし、みなさんの参考にでもなれば…と言った話ですね。

話術とか話の“引き出し”とか

みんなで相互リーディングをやるときに、それぞれに質問を出してもらいます。できるだけリアルな相談をしてもらった方が練習になるので、些細なことでも良いので何かお題を出してもらうのですが、
その中に、
『結果を話すときの話術というか、話すときの引き出しを増やすために何か本を読んだりとか、タロット以外の事をした方が良いのだろうか』
という質問が出ました。
占うお題として出た質問なので、みんなでカードから出たアドバイスで話をして、ちょうど終わりの時間だったこともありそれで終了したのですが、サークルでの議題としてこの質問が出たら、私個人としてはどんなことを言ってあげれるだろうか…と思いました。

まずはカード自体から何を類推できるかの引き出しはしっかり増やすべきなので、タロット以外ではなくタロット体験自体を増やしたり、常にカードの事を考えたりしている方が有効だと思います。
私は最初の頃そのために同じように模索して、いろんなタロット本を読み漁っていました。
そうすると、占い師さんによって正反対のことが書いてあって余計に分からなくなったりしたのですが、どうしてこの占い師さんはこのように書いているのか、そこに共通することは何だろうかという事を掘り下げていくと、共有部分を見つけることができました。

私は、タロットカードの考え方を始め、数秘術やオラクルカード(40近くもっている)のガイドブックに書かれている考え方を知ること自体で、他人の受け止め方がグッと広がったんですね。
例えばタロットは、常に『終わることが始まりにつながる』考え方で、終わることを決してネガティブにはとらえないですよね。
いろんな考え方の人がいて、誰も間違いではないし、ポジティブな考え方もいっぱいあることを知りました。
カードを知ること、占いを勉強すること自体が自分の器を広げていった実感はあります。

話はちょっとズレますが、今回の中で、オラクルカード系メンバーは『あまりカードに書かれているワードは読んでいない』と言ってました。
もちろん絵柄から直感的に受け取る方法でOK!!
使い方は自由です。
でも、ガイドブックには、それこそメッセージの引き出しを増やすような役にたつポジティブな考え方がいっぱい詰まっているので、せっかくなのでそれをざっくりでも頭に入れて引き出しの一つとして使わないっていうのは、もったいなくない?…と個人的には感じたりはします。

他には日ごろ、誰かの良い言葉・良い話を見聞きした時に、『それ○○のカードっぽい』なんて紐づけしておくのもアリかと。

カード占いの範囲内でいっぱい勉強して、自分自身もそれを楽しんで、みんなでハッピーになってもらえるよう真心を込めるっていうのがまずは良いのではないかと思います。
もちろんあらゆる経験で自分自身が豊かになるのはプラスには違いありません。ですが、それらがカードと結び付かなければ、役立ちませんので、まずは"カードとの紐づけ"を意識しながら、どんどんカードを使ってみる方が私はオススメです。

タロットで時期を読めるか?

そんな質問をいただきました。
カード占いは『どうすれば良いか?』という質問は得意だけど、時期を知る(特に長期)のは苦手な質問。
命占が一番得意かな、数秘術や星占いですね。
カードで占うのであれば、例えば、1か月後・2か月後・3か月後みたいに設定して3枚カードを出してみたり、カードのナンバーや絵柄の季節感にリンクさせてみたり…という占い方になってきます。

あとは、タロットカードと数秘術を組み合わせた、
『パーソナリティタロット・イヤータロット』
という占い方もあるので、機会があれば、これもいつかFSでやってみたいなと思います。

カップ6について良く考えたなぁ…

2月のFSではカップ6のカードが印象に残ってます。
私の中でも、良く分からない部類に入っているカードです。みんなもやっぱりそうなのかな。
で、この期間、FS以外に個人レッスンやSNSでも正位置・逆位置について思うことも多くて、それも絡めていろいろ考えたら、ちょっとだけこのカードが膨らんできたかも。

このカード、最近のタロット本ではあまり見かけませんが『郷愁』という解釈がついていることがあります。同窓会なんてキーワードもあったりしますよね。
でも、私たちの日常の悩みに対して、『郷愁』と言われてピンとくるケースってほとんどないと思うんですよ。

じゃあ、一体何なの?ってことなんですが、
このカードを見て私が思い出すのが、子供の頃、春になると田んぼでレンゲを手にいっぱい摘んで持ち帰ったり、シロツメクサで花の冠を作って友達同士でかぶせ合って遊んだのがすごく楽しかった記憶なんです。
レンゲもシロツメクサもかわいくて嬉しく思えた子供の頃。
今だったら、アブラムシついてるかもとか、花屋さんの花束の方が嬉しいに決まってるじゃんって思うだろうな。
そんなことをカップ6のカードから思い起こします。

カップ6のカードを読み取る時、核になるのは、
『昔を懐かしく思う行為』ではなく、
『他愛もないことで喜んだ子供の頃のピュアな感情自体』じゃないかと思うんです。
つまりは、カードの絵に描かれている光景そのもの。
そこから類推したものの中に『昔を懐かしむ』が入ってくるのでは。

更には逆位置だとその否定として『子供っぽい感傷は良くない』と読むことが出来るケースももちろんあると思いますが、やっぱりその判断は、質問だったり実際の状況だったり周りのカードだったりを優先してからかなと思うのです。カップのカードが逆位置だからとソードのカードみたいになってしまうと、カップのカードが出た意味がなくなってしまう…。

実際に今回2件カップ6が出たのですが、
『イベントを成功するために何をするべきか?』という質問に、
『昔を懐かしく思い出すこと』という結果が出ましたが、それだけでは『具体的にはどういうこと?いつのどの思い出をどう活かすの?』となってしまいます。

『看護師をしていた私の転職はどうすれば上手くいくか?』という質問には逆位置で出て、
『誰かのためにとは思わない方が良い』という解釈に。
でも、患者のために心血注ぐのが看護師の仕事だったりするので、自分の働き方を優先する意味だとしてもちょっと違和感が残ってしまう印象…。

難しいカードになってしまったけれど、正逆関係なくカードが映像化している『子供の頃のピュアな感情』から類推すれば、どちらの質問もスッキリするアドバイスになると思うんです。

タロットの場合は特に、自分なりのエピソードを紐づけたりしながら1枚ずつ自分なりに膨らませておいて、正逆を考える前に、まずは78枚の世界観をしっかり当てはめた方が良いかな。

イメージとしては、カードの持っている正位置のパワーが5だとすると、
逆位置は0や1ではなく、4ぐらいではないかと。
もしくは、too muchで6ぐらい。

そうなると、 先の看護師さんの転職の場合をピュア感4と読むと、『現実と理想のギャップは身に染みているだろうが、最初に看護師を目指したピュアな志を思い起こして転職のモチベーションにしよう』なんて読めるんじゃないでしょうか。

もちろん、いろんな考え方があるので、あくまで私の経験則でのおすすめになります。

で、5月にイベントをどうするのか

FSの年間の活動計画として、秋には絶対リーディングイベントをするのだけれど、それまでに春ぐらいにも何か出来たら面白いかなと思い、
『ゴールデンウイーク頃に何かイベントが出来ないか』
を題材に、みんなにカードで出してもらいました。

いろんな結果が出たけれど、一番納得した(大事だと思った)のは、
去年からいる母体となるメンバーもいるけれど、半分以上が今年からの新メンバーなので、1から始めたサークルだととらえて、焦らずじっくり秋まで育てても良いという結果。

…だよね。

まあ、何かするにしてもサークル活動ではなく、お店のイベントとしてやって、有志に参加してもらうのでもいいな。

カード、心強い!!
みんなありがとう!!

読んでいただいて、“楽しい”“役に立った”と感じていただけましたら、ぜひサポートをいただけると嬉しいです。 活動継続のモチベーションとして、頑張ります!!