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我が家のマシュマロテスト

みなさんはマシュマロテストという実験をご存知でしょうか?マシュマロテストというのは、スタンフォード大学の心理学者、ウォルター・ミシェルが行った心理学実験で、4歳児をひとりずつ部屋に入れて、マシュマロを一つ置いて、以下のように言います。

「マシュマロは食べてもいいが、実験者が戻ってくるまでに食べずに我慢できたらもう一つあげるよ」

そして実験者は立ち去ります。実験者がいなくなると、すぐに食べてしまう子もいれば、他の事で気を紛らわして、我慢した子もいました。

実は、この試験の結果はその後の子どもの将来と大きな相関関係があったのです。マシュマロを我慢して褒美をもらえた子どもは、そうでなかった子に比べて、全米共通の大学進学適性試験の成績が良く、また、給料の高い職業に付いていたのです。

つまり、その後の報酬のために我慢できる子は高年収になる!

と言えるのではないでしょうか?

さて、我が家ではこのマシュマロテストを頻繁に行っています。といってもマシュマロを置いて置き去りにするわけではありません。子どもがぐずったときなどに「あとでご褒美をあげるから今我慢しようね」と時間差を作ってからの報酬を与えるようにしています。

わが子は生粋のシール好きなので、「あとで新しいシールあげるよ」というと、どんなかんしゃくも一瞬んで収まります。高年収になるトレーニングをしつつ、子どもをなだめるのにも奏功し、まさに一石二鳥です。


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