Sexual Wellness｜健康寿命を延ばすというウェルネス課題

Sexual Wellness｜健康寿命を延ばすというウェルネス課題

【セクシャルウェルネスとは？】

セクシャルウェルネスとは、性の健康を意味し、セクシャリティに対して身体的、感情的、精神的、社会的にも健康な状態であることを理想とする概念です。

近年は、人生100年時代とも言われるほど平均寿命が男女ともに80歳を超えており、過去65年間で17～20年間ほど延びたことになります。厚生労働省では、2040年の平均寿命を男性で83.27歳、女性で89.63歳と推計、日本人の平均寿命は今後も延びていくこと予測しています。

ただ問題は、生命寿命と健康寿命には約10年ほどの差があり、生存数に対し自立度は低く介助を必要とすることが多いため、様々な観点から健康寿命を延ばすことが、今後人類の大きなウェルネス課題になるのではないかと思っています。

日頃よりカウンセリングをさせて頂く中で、お身体のお悩みから、ごく自然な流れで性生活のお悩みについて、個人様の問題からご夫婦様・パートナー様とのリレーションシップの問題まで、様々なご相談をお受けしてございました。
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それらは本来、命を繋ぐ為の営みの他、人生の幸福度にも影響を与えているという事実に加え、人間の様々なサイエンスが複雑に絡み合い、心の問題にも大きく関わるものであること。

特に女性は、思春期〜初潮を迎えた後、PMS等のお悩み、妊娠〜出産〜産後、更年期を迎えてからのお身体に出てくる不調も、女性特有のホルモンバランスの変化によって、健康状態と美容的な面でも、心と身体のQOLに大いに影響します。

男性側も、ホルモン分泌の影響によりLOH症候群といった更年期障害があり、全身の疲労感や倦怠感、不眠や肩こり、ED（性機能障害）、性欲低下、抑うつなど…。

お身体の変化にどう対応するかで、健康寿命も変わってきます。　

性は私たちの営みの根源にありながら、オープンにはしにくいものとして表面には出ないものとして伏せられていますが、セクシャルヘルスは生活全般を活性化させ、生きるエネルギーになることも事実です。
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ご自身のジェンダーやセクシャリティと向き合うことの大切さ、心と身体のセルフケア、パートナー様とのリレーションシップについて、より心豊かに健やかに生きるため、新たな価値観を見付けられるきっかけにもなれば幸いです。

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