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外国人顔
僕はよく外国人に間違われる。
韓国とか中国系によく間違えられる。
自分でも血統を疑うレベルでそっち系の顔だと思う。
そのためか観光地を歩くと異常な頻度で英語で話しかけられる。
中国人の店員には中国語で話しかけられるし、この前仕事をした中国の方にも「中国系?」みたいなことを言われたのでもう筋金入りにそういう顔だ。
以前ルクアで服を物色していたとき、店員にいつも通り外国人観光客に間違われ、
Try it on ? と英語で語りかけられたことがあった。咄嗟のことで英語での返事が思いつかず、また英語で話しかけられたことに動揺したのか日本語では ”いらん” しか返答が思いつかず「あうあうぁ〜!!」と謎の呻きを垂れ流して足早に立ち去ったこともある。
そして、先に書いた整体でも外国系と勘違いされかけた。
先の整体は交代制をとっており、前半は骨格の調整、後半はもみほぐしとコースに応じて担当が変わるシステムだった。この後半を担当してくれたのが若干20歳の新卒の青年で、僕にすごくフランクに話しかけてくれた。気分よく会話していると、ある程度施術が進んだタイミングで彼は僕に「ハーフですか?」と聞いてきた。
一瞬 ? となったが、あぁ中国人っぽいみたいなことか、と思い「違うよ〜」と返事したところ、なんか韓国人っぽいですよね、韓国語喋れないんスか?笑みたいな軽めのイジりを僕に投げかけてきた。
こいつ距離の詰め方凄いな、これが若さか、と老害みたいな感覚を覚えつつ、同時に接客に向いてるってこう言うことなんかもな、と学生時代に何個か働いていたコンビニバイトのいずれでも客か社員と喧嘩していた僕は素直に感心した。
ひとしきり感心した後に「韓国人ちゃうねん」と捻りのないツッコミを返し、若いってそれだけで凄く良いものだなと思った。
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