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【シーシャ】ステムの機能性
種類豊富なステム、「あれ良い台だよね」とよく聞くが、【良い台】とは何を指すのかを
ステムの機能的に考えてみた
ステムの機能
ホース、吸い口を通してボトルの空気を吸い上げることにより、ボトル内の気圧が下がり煙がハガルからボトルに降り、水のフィルターを通して濾過された煙が循環して口に運ばれる
・排出弁、排出口、パージと呼ばれる部分
ざっくりロシア製のステムはパージがしやすい、軽い
そもそもロシアフレーバーがダークリーフなど重い物が多く、喫煙感が強いため
パージして軽くする前提で作られているものと考えられる
パージそのものはボトルに溜まった酸化した煙を取り除く機構
副次的にステム上部分、ハガルに対してボトル内から空気が多少逆流するため、ハガルに水で冷えた煙が当たる、及び溜まった熱が外に出て、ハガルが冷える
故にキック、タバコ感が強くなったら排出という認識がある方も多い
・ディフューザー
サイレンサー的要素、顕著な物はシーシャバックス
ステム下部に付いていて水に当たる部分
物によってサイズ、数様々な穴が空いており、水で濾過される際に入ってくる煙の荒さを左右する
ざっくり言うと穴が
小さく多ければ静かに
大きく少なければボコボコ
ディフューザーが付いていないものほど大多数がイメージするシーシャらしい音になる
水を通り濾過される際、入ってくる煙が細かければ細かいほど濾過機能が働き、所謂吸いやすい煙になると考えられる
筆者文系なので伝えづらいが
入ってくる煙を10としたら
濾 濾 濾
濾5濾濾5濾 濾10濾
濾 濾 濾
…と、煙の表面積に対してそれぞれ働きかけるので、小さければ小さい分濾過される(さっきも言った)
・ステムの太さ
ディフューザーがない物はステムの太さが関係し、太いものほど表面積が増えるため濾過される…と思う
水量に対しても同様なことが言え
多ければ多いほど煙が庫内に溜まるまでに水を通る時間が長いため、濾過機能が強く働く
水が多いと圧力がかかるため、吸引にかかる力自体は重くなる
・ステムの長さ
ロング台、ショート台(卓上台)などと呼ばれるシーシャのサイズ感
長ければ長いほど吸いが反映されるまでの時間が遅くなるため、作り手にとってはアプローチに変化を感じる方も少なくない
ステムを通る際にも煙がある程度冷やされる効果が期待されるため、理論上は長い方が吸いやすい(アイスホースを付けると吸いやすく感じる現象)が、
人体が感知できるレベルかと言われると…
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これらを加味して考えられる【良い台】とは
結局は自身の求めるシーシャを再現するためにマッチしているかどうかに尽きる
近年では優秀なディフューザーの付いた台も多いが、よりオールドなテイストを求めるのであればその限りではなく
ぶっちゃけ【高いから良い台ではない】と断言できる
というか高い台は大体工場に決められたロット数毎による値段の損益率と輸入費
金があしらわれており、そりゃそうだよねと言うものもチラホラ
とはいえ、ジャケ買い的にカッコ良さで決めても良いんじゃないかな
AK-47 とか、ミニガンとかさ…
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