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2020年、自分は精一杯だったか

おはようございます。
おそらく今年ラストnoteかなと思っています。
私の仕事納めは明日(30日)なのですが。

今年ももうすぐ終わりということで考えたことを綴りたいなと思います。

2020年はやっぱりコロナ

日本が世界がくら~い2020年でした。
コロナが大変なのはもちろんわかっていますが、何でもかんでも中止。

私自身もスペイン語講座を中止にしたんですけどね。

中止中止が増えていくなかで、いやいや、やり方はいくらでもあるんじゃない(?)とずっと考えていました。

そこから私は「中止」って言葉は使わないようにしたいなと思うようになりました。

クラウドファンディングに挑戦しました

4月、協力隊3年目になり、ゲストハウス開業に向けて動き出しました。
まずはいろいろリサーチしたり、クラウドファンディングは絶対にやろうと思っていたので、ページ作りをしたりしました。

※現在は終了しています

4月にいろんなクラウドファンディングのプラットフォームを見ていると、まぁ悲惨。
コロナで大変なお店(飲食店、宿泊、食品製造、旅行など)を助けてください的なものばかりだったんです。

そんな中、「これからゲストハウスを作りますので支援してください」は絶対に刺さらないなと思いました(笑)

そんなんでゲストハウスだけでなく、ペンギン先生の学び舎も無理やり入れてゲストハウスっていうのを薄めて(笑)って作戦でページを作っていきました。

クラウドファンディングの感想

一言で言うならば、「やってよかった」です。
お金うんぬん以上のものをいただきました。

古くからの知人友人、普段からお世話になっている町の方々や近隣の方々、クラウドファンディングを通して出会った方々、こんなご時世ですが、いろんな方との関わりができました。
実際に会えた方もいらっしゃいますし、そうでない方にはいつか必ず会いに行きたいと思っています。

あと、普段から地域の新聞記者さんにはとてもお世話になっていて、ことあるごとに記事にしていただいているからか、私は知らなくても知ってくださっている方が結構多いっぽく、クラウドファンディングきっかけで知り合った方の知り合いみたいな方が私のことを知っている(お会いしたことはない)ってなったりしているっぽいです。

そうやって繋がりが増えていくのは嬉しいです。

ゲストハウスオープンに向けて

作業をスタートさせました。

とりあえず天井に壁紙貼ってみたりしたところ

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トイレ室作り。
DIY超初心者。堪能な方々に助けていただき、教えていただきながらのスタートでした。

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押し入れだった部分に壁をつけて、壁を抜いての作業。

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トイレも入れてもらい、ドアもほぼ完成。

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ペンキぬりワークショップなんかも。

今も全然わからないことばかりですが、DIYでできることってたくさんあって、それを1から知るのはとても楽しかったです。
ワークショップ以外にも単発でお手伝いに来てくださった方もいらっしゃってとても助かりました。

最近思いましたが、のこぎり持ったのなんて中1の技術の時間以来ではないかな。
確か、下駄を作りました。
#完成しないまま持って帰りました

お金をなるべくかけずに・・・という想いもありますが、「できる部分はやってみたい」という方が強く、新しいことにチャレンジするのはとてもワクワクします。

泊めるって大変なこと

作業はまぁいいとして、法律部分がめちゃ大変だなぁと思いました。

まずは建築。
避難経路を小屋裏までの間仕切り壁にしないといけないとか、3部屋以上なら3部屋以下になるようにそれも間仕切り壁にしないといけないとか、別に大がかりな改修をしたいとは思っていないのに、しなければならない部分が多い。

消防もなかなか。
感知器がどうとか、避難器具、誘導灯とか、防炎のカーテンやカーペットとか。

人を泊めるって本当に大変なことなんだなぁと始めてから思いました(笑)
お金もかかる。

やるかやらないか、他の選択肢

大変なことはまぁわかったのですが、「じゃあやめます」という選択肢は元々私にはなく、「どうしたらできるか」しか頭にありませんでした。

「他の物件は?」って言われたこともありましたが、今下でカフェをやっていて「商店街を盛り上げたい」とがんばっている村上さんや、「使っていい」と言ってくださる家主さんや家主さんのお姉さんの想いがあるから、ここでやりたいっていうのがあります。

確かに100㎡以下の物件やったらもっと楽やったのに・・・って思ったこともありますが、建物って想いが詰まっているし、やっぱりここがいいんだなと思うのです。

チャレンジを見せる

こちらのnoteやFBグループ「ペンギン家のペンギン家族」でも状況をお伝えしていますが、うまくいくこともうまくいかないこともお見せするのが大事かなぁと思っています。
#ペンギン家族の方々に結構心配されているかもしれません
#声を掛けていただいたりメッセージをくださったりしています
#がいたって元気にしております

コロナの話に戻ります

コロナ禍の中であれも中止、これも中止。
自粛、ステイホームなどなどいろいろありましたが「コロナのせいでひどい1年だった」「元の生活に早く戻ってほしい」ではないと思うんです。

コロナは確かにあるけれど、その中で自分がいかに楽しむかは自分で決められると思います。
「元の生活に戻ってほしい」って他力本願なことを考えるよりも自分に何ができるかを考えた方がいいと思う。
自分の力が及ばない誰か(何か)を変えるのは無理だし、その労力がもったいないので。

「中止」って言葉をよく目にしましたが、それは本気でぶつかっての選択なのかなって思うことが多々あります。

「中止」って言葉、ガッカリしませんか?私はします。

感染症対策をして行うって選択肢はなかったのか?
オンラインとか分散してとか代替案はなかったのか?
ここまで検討しました、やりました(全部見せる)が、どうしても無理でした・・・なら仕方ないよねって思えるんですが。

そこまでやらないんだったら元々やらなくてもいいものなのかなぁと思ったり。

私は大人らしい大人ではないのかもしれませんが、子どもたちはもっとガッカリしてるんじゃないのかなって。
世の中はもっとワクワクであふれていてほしい。
自分には世の中を動かすまでのパワーはないので、せめて自分の周りにワクワクをいっぱい置いておきたい、それが私の想いです。

教え子との約束の10年目

私が小学校教員を退職したのが2011年3月です。
東日本大震災の直後なので、忘れられません。

最後の教え子は4年生、10歳の誕生日を迎える年でした。
問題?話題?になっている「二分の一成人式」で子どもたちにやりたいことはあるかと聞いたら「タイムカプセル」と。

そのとき私はすでに退職、出国を決めていて、タイムカプセルを埋めたところでどこにいるかわからないし・・・と思い、20歳の自分への手紙を預かることにしました。
ずっと実家で保管してもらっていました。

その約束の10年が来年、2021年です。

退職したときからこの約束は忘れることができなかったし、手紙を送るときに教え子たちに私は今ここでこう生きてます!って胸張って言えるように生きていたいなと思っていました。
どうなんでしょ?自分ではよくわからないのですが、辞めてからの10年、手を抜いたつもりもないし、今の自分をそのまま伝えるしかないのかなって感じでしょうか。

今年もハッピーな1年でした

長々と書きました(3000文字を超えました)が、毎年ながら、今年もとてもハッピーな1年でした。
新たな出会いもいっぱいありましたし、いろんな方に支えていただきました。
感謝しかありません。
本当にたくさんありがとうございました!!

さて2021年。
どんな1年になるか・・・ではなく、どんな1年にするかですね。

ゲストハウスKembuchiペンギン家は4月25日(世界ペンギンデー)のオープンを目指していましたが、改修工事の工期の関係もあり、だいぶ延びそうな感じになっております。

まぁそれもどうしようもなさそうなので、なるように、全力で向き合えるところは全力でやっていきますので、2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
#剣淵町
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改修費が足りてません! サポート費用はもちろん、全額ペンギン家につぎ込みます!! どうぞよろしくお願いします。