私の持つ石
以前、他の方が持っていたパワーストーンに触れたときの話を書いたが。今回は、自分の持つ石について。
きっかけは、旅行に行った時に、手に入れた小さな水晶。
呪術師というか祈祷師というか。生活に欠かせない存在なので、けっこう気軽に居たりする。ある呪術師の方から、「あなたに合うよ」ということで選んでもらった。
そう言われると、ほわ〜んと掌から伝わってくる感じがあるような?ないような?あるとしておこう。
その石は、もう無くしてしまったけど。
そこから、パワーストーンのアクセサリーに興味を持ち、リングやブレスレットを手に入れ始めた。
しかし、初めて自分で石を選んでブレスレットを作った時。最初はキラキラ、キラキラと輝いていて、それはそれは自分でも嬉しくなるくらいのキラキラした輝きだった。(高価という意味ではない)石の種類は忘れたが、ルチルだったかもしれない。
が、3日めの朝、出かける前に着けると、全く輝きがないことに気づいた。あれだけキラキラしたオーラは全く感じられず、まるで別物のようだ。
それでも、その時の私は石が変わることは知らなかったので、気のせいとした。(笑)
が、結局、どうにも着けることに我慢できず、泣く泣く外して引き出しにしまうことにした。
それから少しして、どうやら石も変わったり、無くなることもある、などを知った。
その後、クラック水晶が入ったブレスレットを購入した。これもクラックはキラキラ光ってきれいでとても気にいった。が、次の日、クラックの入り方が変わってキラキラは半減していた。そんな馬鹿な、と思って何度も見るのだが、小さくたくさん入ってキラキラ輝いていたクラックはなくなり中央に大き目のクラックが残るだけになっていた。信じられず、何度も何度も見たのだが。
輝きが半減した水晶を見ると、なんだが悲しくなった。しかも、1日しか着けていないのに、もう着けられない。なんてもったいない。
それ以降、自分のためにブレスレットを組むことは少なくなった。
何年かに1度、気分が変わって作るが、出来上がりは気に入っても、次の日にはしっくり来なくなってバラす、を繰り返している。
それと同時に、パワーストーンのブレスレットを着けると、自分の内面を見せて歩いているように感じてしまう。「私はこういう人間です」と言っているようなものだ。あまりにも無防備すぎるし、恥ずかしいことこの上ない。
そんな理由で、ブレスレットは選択肢には無くなった。リングはやっと1つ納得するものを手に入れた。他にも重要な時のみ着けている物があるが、実はサイズが全く合っていないのだ。(笑)
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