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漫談②「うんことちんこ」

あのー、定期的に想像するんですよ、うんことちんこが殴り合うさまを。
どっちが勝つかなーって。でも大体、決着はいつも一緒です。
やっぱうんこが最初は優勢なんですよ。うんこってやっぱり、菌を持ってる。それは色んなバイキンを。それって、ジョジョのスタンドに喩えるなら、パープルヘイズなんですよ。不可避であり、確実に蝕んでいくウイルス。
でもね、やっぱりちんこも黙っちゃいないんですよね。やっぱばい菌って薄暗くてジメジメしてるところを好むんで、必然的に尿道を入っていくんですね。まあ尿道の奥には内臓とかいっぱいありますんで、そこを蝕まれたら終わりですわ。
でもちんこって何が出ます?ナニが出るんですよ。
まずはおしっこで大方の雑菌をドバーッと外に出します。で、精子の粘り気で、尿道にへばりついたしつこい雑菌まで押し流しちゃう。この二段階清掃ね。精巣だけに。
だから、この圧倒的防御力は、ジョジョのスタンドに喩えるなら…20th century boy。どんな外敵も受け付けない。

でもね、これって膠着状態じゃないですか。僕って常に最強を求めてるんで、力が同じなんてことはないんですよ。どんなにパワーが同じでも、テクニックに差が出る。全てにおいて同じでも、最後には集中力や運が物を言う。

ここでひとつの仮説を建てるんです。もし、ばい菌がおしっこの流れに逆らうとしたら…?
そう、まるで産卵時の鮭のように。電流を流れる電子のように。これってすごく大変なことじゃないですか。

結局、いっつも大腸菌の力強さが勝ってしまうんですよね…ま、いつものことですが。

だから、僕はうんこじゃなくて、ちんこな人生を歩みたいんですよ。

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