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爆笑オンエアバトルの思い出を懐古する


 小学校高学年〜中学時代にかけて大好きだった番組、爆笑オンエアバトル。調べたら放送期間が1999年〜2010年までだそうで。私が見てたのは中後期オンバトって感じですね。

 爆笑オンエアバトルとは。

通称オンバト。放送期間は1999年〜2010年。NHKの深夜帯に放送していたネタ番組。出場10組のうち、観客審査員による投票(→ネタの面白さを審査しオンエアOKと思ったらゴルフボールを流す。コンビごとにバケツに入った重さ(kb)を競うという独自の採点方法)により10組中5組がオンエアされるというシビアかつ唯一無二の番組。

 当時、実家の自室に古いブラウン管のテレビをおさがりで貰い(結局コイツは大学生の一人暮らしの部屋にも持って行くまでになる。地デジ化してからもしばらく使ってたド根性アイテム。処分に困った思い出…)それからは夜中、家族が寝静まった後に真夜中ガッツリこっそり見てました。結構な夜中でしたよね。日曜日の日付跨ぐぐらいの時間帯なので、音量下げてテレビの前に齧り付いて見てたなぁ。NHKの深夜帯で、確かチャングムの後でしたよね?宮廷女官チャングムの誓い。なんか宮廷料理めっちゃ作ってた記憶が残ってる。結構面白かったんですよ。ってことは初韓国ドラマはチャングムなんだな〜。懐かしいなあ……🤔

 話を戻します。

 当時の若手芸人たち、今ではもう売れっ子になっているコンビたちも多数出演していたネタ番組でした。私が今思い返せる限りでは、例えばタカアンドトシやNON STYLE、パンクブーブー、ますだおかだなど賞レースのチャンピオンも多数出演していたはず。


 あと、オンバト芸人ってイメージがあるのは、江戸むらさき、ホームチーム、号泣、キャン×キャン、三拍子、タイムマシーン3号…などなど。
 私は番組自体好きだったので特筆してと言うのはないのですが、当時劇場ではカリカやNSC5〜7期生あたりの若手ライブに通っていたのでその辺りが出ると嬉しかったのと、キングオブコメディ流れ星が特に記憶に残ってます。キンコメのラジオのネタめっちゃ面白かったな〜。今でもたまに言いたくなります。

 そして周りにガチお笑い好きが居なかったのでひとり黙々と家で見るばかり(我慢ならなくなった時は家族に弾丸トークしたり劇場に付き合わせるなどする迷惑なオタク)でしたが、中学になると部活の友人でオンバトを見ている奴がいるということが発覚。当時自分らぐらいの年齢で深夜のオンバト見てるなんて相当お笑い好きじゃん!って嬉しかったし、正直その子以外、周りに誰も見つからなかったです。
「昨日のオンバト見た?」って言える嬉しさ。
 オンバト放送の翌日、学校の休み時間に(違うクラスだったので)廊下に出て話しながら、面白かったネタを真似して掛け合ってみたり、好きなコンビの話したりすんのは相当楽しかったですね…。あいつもそう思ってんのかな。今も元気かな。

 他にも当時見ていたネタ番組はたくさんありましたが、劇場で頑張っている若手芸人が観客次第でオンエアを獲得できる感じがすごくライブ感があって大好きな番組でした。あの時代のまだまだ芸人さんのギラついた感じが残ってるのも良かった…

番組の最後にはオンエアされた芸人たちがカメラに向かって言うんですよね。

新しい笑いを作るのは、挑戦者の皆さんと客席の皆さん、そして……テレビの前のあなたたちです!!!🫵

 配信であらゆるお笑い番組を追えるようになって見逃すこともなく、空いた時間で見れてめちゃくちゃ便利で助かってますが、あの頃はあの頃でテレビの前で待ったり、野球中継でやたらと放送開始時間が伸びたり、見逃したら悔しすぎて八つ当たりしたり、翌日学校で友達と話したり……アナログな部分が残ってたからこそ、今も思い返すくらい記憶に刻まれてるんだろうなと思います。

 まあ今は「あれ面白かったよ!」「見逃し配信ある?絶対見るわ」とか出来るし、なんならURLぽんと貼っておすすめの動画送れる時代ですから、むしろ友達と共有しやすいかもしれないし、やってることや感じ方はきっと変わらないんだとも思うんですけどね。

 何はともあれ、オンバトを思い返すと懐古的な気持ちになるってお話でした。

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