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プーケット②The Slate

チェックインを済ますと荷物とは別の電動カートに乗せられて部屋へ向かう、カートに乗せられたけどホテルの敷地は歩いてでも充分いける広さ。今回泊まる部屋はD-Buk Suiteというタイプ、標準的な部屋というところ。たしか70㎡くらいだからけっこう広い、ベッドにソファー、バスタブに書斎、洗面所にシャワー、テラス×2。shintamani shackの部屋によく似ているかんじ、シックで落ち着きのある雰囲気。2階の真ん中あたりで部屋のテラスから中庭とベンスリーストライプの滝が見える。


「I」が部屋の棟。Pool Villaもある(19~24)

レストランは3つ、プールはファミリープールに大人用が2つ(infinityとpully bar)、プールバー、ショップ、ジム、テニスコート、クッキングスタジオ、ギャラリー、スパというかんじ

↓Black Ginger筏で渡って行くレストラン

↓プールバー天井に連なったうちわが動くギミックがかわいい

プーケットは元々スズの採掘が主な産業だった、鉱山を所有する一族のウィチット・ナラーンという人物はきまぐれか、将来を案じてかだけどショッピングモールや映画館なんかの商売をはじめた、『007黄金銃を持つ男』の撮影地にプーケットを招致したのもナラーンだった。1976年プーケットに初めてのホテルが造られた「pearl hotel」開業。

1980年スズの国際価格は暴落しプーケットの産業はリゾートへと転換していく、空港が整備されいくつかのホテルも造られるよになった頃、バリにいたエイドリアン・ゼッカはその時を待っていた、バリの雨季は11月~4月でプーケットは6月~10月が雨季、ゼッカは海の眺めが良い土地に別荘を建てた、後のAMANPURI、AMAN誕生の地ともいえる。プーケットはバリと対をなしている、宿命的な地であったのかもしれない。

2006年「Pearl hotel」はベンスリーによって改装が行われ鉱山をモチーフとしたホテル「Indigo Pearl」へと生まれ変わる、名前は変わってしまったけど現在もそのカタチは変わらない。

スリランカ→バリ→プーケットというのは文脈のようなことで、僕はそれを辿ってここに来た、考える旅人山口由美さんの著書くらいしかこういった情報はなかなか得ることはないけど、思考することで物語は膨らんでいく、投資におけるテクニカルとファンダを長期間遡って分析してポジションを決めるみたいなことをやってるのかもしれない。いつもだけど頭の中にいろいろな事柄を混載しているから人に理解されないのかもしれないけど、結局は楽園を探している、バワも三玲も自分が好きな理由は理想郷にたどり着いた人だからってことなのかもしれない。


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