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プーケット①

PM11:55出発の便、PM7:00家を出る。時間は余裕があるのが良い。

ロードスターで空港に向かう道は気持ちがよい、だけど荷物が乗らないから旅行の時はいつも軽トラだから残念だ、今の時期は日が沈んでからのドライブで良い風を感じれる、サンバートラックは炎天下ではクーラーが効かなくなる。夏の夜、空港橋の風にやっぱりサンバーは煽られる、飛行機に乗ることが自分にとっていつまでも最大の難関だけど、いつだってその先に楽園があると思えば不思議と乗り越えていける。

出発までの時間はラウンジを利用してる、プライオリティーのラウンジは日本だといまひとつだけど、あるとやっぱりよい、海外だとかなりありがたい。だらだらと時間をつぶす。

AM3:10ドンムアン空港(時差+2h)。45分早い到着、AM7:50の便まで待たなければならない、国内線のラウンジはAM5:00にならないと開かないので入国の手続きを済ませ「THE COFFEE」というカフェで朝食、眠たくて外の滑走路を見てた記憶しかない、それからラウンジへと移動してからもずっと寝てた。「The Coral Exective Lounge」だったと思うけどターミナル1と2両方にあるのだけどクーラーの温度が異常に低くてほんとに寒い「MIracle Lounge」のが良い。

寝続けていてその後の記憶は曖昧だ、プーケットに到着したのはAM10:00を過ぎていて予定より1時間くらい遅れていた。ドンムアンでの雨はやんでいて外にでるとようやく湿度を感じた、梅雨のころに戻ってきたようだ気温は30℃ないくらいだろうか日本はほんとうに暑い。

チェックインまで時間があるのでカーチャーターを手配しておいた、日本語は通じないけどとても気さくなおばちゃんのドライバーだった、女性のドライバーは初めてだけど異国でもおばちゃんというのはほっこりとした気分にさせてくれるもの、どこかの家にでも遊びにきたかのようなプーケットのはじまり。

とりあえずプーケットタウン、オールドタウンの観光地へと向かった。基本的に観光はしないので、はじまってすぐだけど最後の観光になるかもしれない。

アジア、アフリカもそうだけど、植民地の歴史を持っているから観光地の町というのは欧州的なもの、プーケットタウンは町屋のような造りの建物がカラフルな配色で並んでいる、中は細長く中庭があるような造りが多い。欧州風ではあってもアジア的な意匠によってかたち造られていて、居心地のよい店が多い。アイスクリームにティーの種類のある店に、ピンク色の外観に中はカスタードぽい色の白壁にブラウンの木材といういかにもというかんじで、異国の雰囲気があって良い。隣の席にタイ人だろうか、褐色の肌に鮮やかでビビットなワンピースのふたり、エキゾチックは人の要素が大事なのかもしれない。

すこし町を散策しドライバーに迎えに来てもらいTesco Lotusというスーパーマーケットへ寄り道をしホテルへと向かう。車内からみる景色は曇天に色がくすんでみえる、いつものようにゴムの木のプランテーションにココナッツの木々、ドリアンの露店なんかを通り過ぎていく。南国の犬たちはのびりとしているのかぐったりとしているのか、人に関心を示さない、そんな犬を僕はいつも見てしまう。

「The Slate」到着。エンジョイ!と言葉を残し満面の笑みのドライバー、ここでお別れ、今度はホテルの若い女性が案内をしてくれる、早口だ、子供のころ微笑みの国というキャッチコピーがあったけど、なんかの記事で読んだけど現代タイ人は忙しいから微笑まないみたいなのを書いてたけど、そういう世代かもしれない、タイ人の女性は眉間にしわをよせる表情をするから微笑みよりもその印象が残る。話の2割くらいしか理解できなかったけどチェックインを済ます、スタッフの対応が悪いように書いてしまったけどカジュアルな応対というかんじ、そういえばシンタマニもそうだったからベンスリーのホテルはそういう特徴みたいなのがあるのかもしれない。

レセプションロビーはベンスリーの過剰で装飾的なのが凝縮されてる、不思議と調和はあってラグジュアリーでカジュアルだ、カスタマイズされたエキゾチックとでもいうのかやっぱり楽しいという感じ。



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